未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

蒜山大根(ひるぜんだいこん)

2009-10-27 00:26:40 | 観光名所



 土曜日、久しぶりに県北を訪ねました。米子自動車道蒜山ICから真っ先に向かったのが、道の駅「風の家」でした。別にトイレ休憩でもなんでもありません。実は、蒜山大根を求めるためでした。ここには、とれたて新鮮野菜市といって、朝、周辺の農家の方が持ち込む新鮮な野菜が並びます。春は山菜、夏はトマトやキャベツ等の高原の冷涼な気候を生かした高原野菜、秋はきのこや山の幸。
 でもこの時季の一番の野菜は、蒜山大根でしょう!この蒜山大根は品種が蒜山大根ではなく、産地の名を冠したブランドとなっています。すなわち、蒜山で栽培される大根の総称ですね。いつも来た時には売り切れ状態でしたが、時刻がまだ早かったこともあって十分ゲットできました。こちらには一日に2000本の大根が並ぶそうです。1本100円均一、わかりやすくていいですね。1本1本生産者の名前の入ったシールが貼られています。とぶように売れる大根を、見ているだけで気持ちがいいですね。とこがあっておみやげにも最適だと思います。
 大根はもともと冬野菜ですが、この蒜山では冷涼な気候の中で夏でも栽培されています。がなんといってもおいしくなるのが11月に入ってからのものだそうです。11月以降の雪や霜が降る季節になると、さらに“寒締め効果”なるものが発揮され栄養価の高い大根になるのだそうです。
 
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田中苑の楷の木

2009-10-21 00:15:56 | 風景


 最近、地区の秋祭りや、お茶会などの行事が重なり、なかなか出掛けられませんでした。
 さて、その福山でのお茶会の帰り、井原市民会館の前辺りでふと田中苑の楷の木(かいのき)を見かけました。ご覧のように早くも一部が色づき始めていました。この楷の木が紅葉するとそれこそ鮮やかな紅に染まりとても美しいのです。
 今では、見ごろの頃(11月の初め)には県内外から多くの人が訪れます。田中美術館とセットでご覧になるといいのではないでしょうか!できれば、もう少し足を延ばしていただいて、高屋町の華鴒美術館なども合わせてご覧になると、充実した一日となるでしょう!

 田中苑の楷の木のご紹介
 
楷の木は中国原産の木で、黄蓮樹ともいいます。うるし科の落葉高木で、葉は対生複葉、高さは20m以上に達するものもあります。雌雄異株で花がつくまで数十年を要するといわれています。中国では孔子の生誕の地、曲阜の孔林に多数の巨木があります。日本では、牧野富太郎博士が「孔子木」と命名しました。孔子との関係で「学問の木」ともいわれています。大正4年(1915年)、農商務省林業試験場の初代場長であった白沢保美博士が中国・曲阜の孔子墓所から「楷の木」の種を採取し、当時の農商務省林業試験場で育苗しました。その後、日本国内の孔子や儒学にゆかりのある学校(湯島聖堂3本(雄)、足利学校1本、閑谷学校2本(雌)、多久聖廟1本(雄)など)に配られました。田中苑にある3本の楷の木は、昭和50年前後、馬越恭平翁の孫にあたる人が中国から苗を持ち帰り寄付されたものです。特に市民会館側に植えられた1本は成長も著しく、その紅葉の美しさは現在、閑谷学校の楷の木と並び称せられるほどになっています。

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元気君は元気でした。

2009-10-14 22:39:37 | 公園


 12日の月曜日の午後、久しぶりに元気君の顔を見たいと、おかやまファーマーズ・マーケット・ノースヴィレッジ(勝央町)に出かけました。到着したのは2時頃でしたが、駐車場はすでに満杯。園内は小さいこどもを連れたファミリーでいっぱいでした。入園料はタダ、もちろん駐車料もタダ、アスレチックもあるし、芝生の広場もある、動物とのふれあいコーナーもあったり、いろんな催しも企画されている。こどもたちには天国のようなところです。当日は、乳しぼり体験が行われていました。
 ところで、この「元気君」ですが、生後6カ月の1998年10月18日未明に襲った台風10号で津山市の吉井川がはんらんした際、近くの牧場から濁流に流され、約90キロ離れた瀬戸内海の黄島(瀬戸内市)に漂着。50数時間ぶりに救出されて助かった奇跡の牛のことです。。
 昨年10歳を迎え「元気君祭り」が行われました。人間なら70歳前後の高齢です。通常なら2歳前後で肉牛として出荷されますが、奇跡の牛として注目されたおかげで命拾いしました。牧場がノースヴィレッジに寄贈し、公募した名前が「元気君」。今やマスコット的存在となり、絵本や歌もできているほどです。
 体重は約1トン、歩くのもやっという感じで相当、足に負担がかかっているようにも見えましたが、とりあえず元気で安心しました。次に会う時まで無事にいてほしいと願うばかりです。

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町並みに潤いをもたらす一輪挿しの生け花

2009-10-12 21:26:02 | 観光名所


 先月、初めて広島県呉市豊町御手洗を訪ねましたが、町並みを歩いていてとても印象的だったのが、家々の格子窓に飾ってあったこの生け花です。花が好きな私はとても好感を持ちました。縦70センチ、横45センチほどのすだれに竹筒をかけ、一輪挿しの花が生けてあります。最初は、各戸の家の人たちが飾っているのかと思っていましたが、この彼岸花、ハッサク、ラッパ草、マーガレット、フリージア、ジャスミン……など、季節の生け花で町を飾っているのは、「重伝建を考える会」の女性会員でつくる「さくら部」の人たちです。地区内で花を栽培し、15人ほどで約60棟に花を挿して回るそうです。 同じ組み合わせのものはひとつとしてなく、それぞれが大変美しいものでした。この江戸時代の風待ちの港町に、ひとつの潤いを持たせ、訪れる人のこころを和ませています。かつて府中の町並みでも同じようなものを見ましたが、そちらは残念ながら生花ではありませんでした。維持することは大変だと思いますが、これからも、続けていってほしいと思いました。
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過密スケジュール

2009-10-06 21:52:27 | 職業

 街道てくてく旅・山陽道で、生放送中の原田さん

 昨日の地元紙=山陽新聞を見ていたら、シンクロナイズドスイミングの元オリンピック選手・原田早穂さんが、シンクロ教室で小さな子どもたちに、シンクロを教えている記事が載っていました。原田さんと云えば、現在、NHKのBSの人気番組「街道てくてく旅・山陽道」で大宰府から平城京の秋編、尾道から平城京までのてくてく旅の真最中で、月曜日から金曜日まで毎日、この番組に関わっているはず。その日の道のりを歩くことはもちろん、スケッチを仕上げたり、写真の整理や、ブログを書くこと。そして、翌日、歩くであろう旅先のことや、当日の編集、翌朝の生放送のことなどで、1週間もすれば、相当、疲労が溜まっていると思うのです。てっきり、週末には息抜きに東京にでも帰っているのかなと思っていたら、何と、ロケの合間を利用してこのようなこともされていたのですね。何とタフなのでしょう!少し、そのエネルギーを分けていただきたい気分です。
 原田さんといえば、その人柄が素晴らしいとか(リポートをした地元アナウンサーから聞いた話です)。毎日の放送を見ていて、ますますファンになりました。

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