3月19日、岡山県内でも一番の梅の名所、津山市神代の梅の里公園を訪ねました。笠岡ICからナビをセットすると、岡山ICを降りて53号線を北上と出ました。このコースが結局早いのかな?と思いつつ車を走らせると、53号線での制限速度は60キロ、井原では考えられない設定です。さすがに車の流れは快調。でも公園に着く前に、少し腹ごしらえすることにしました。
行くのはもちろん、うどんの名店「すぎ茶屋」。11時頃だというのに駐車場はほぼ満車の状態です。私は決してうどん通ではありませんが、うどん好きの私からすると、このあたりではずばりNO.1のおいしさだと思います。麺が「ぽわーん」として柔らかいながらも適度な弾力とこし。値段も手ごろだし、注文して出てくるのがなんといっても早い。おうどん屋さんには、このスピードが大切です。早く出して早く帰っていただき、次のお客様をお迎えする。いわゆる回転率がお店の売り上げをアップするわけです。今はやりのセルフサービスでもありません。厨房には、5.6人の方が入っていました。
さて、腹ごしらえをして、道は429号線に入り、しばらくすると、「梅まつり」の幟が目に入ってきます。今回、開花情報は、得られなかったので、見ごろかどうかはさっぱりわかりません。遠くにおなじみのピンク色の山が見えてきました。期待に胸がわくわくします。駐車場に着くと、ほぼ満車でしたが、でも、ところどころに空きスペースが。梅は、もう終わっているのか、それともまだ早いのか、よくわかりません。どうも色がうすく感じられます。近くまで来ると、わかりました。まだほとんどがつぼみの状態。見ごろはまだ先のようでした。今年は寒かったので開花が遅れているのでしょう。ひとつ残念だったのが、せっかく咲いた梅の花が霜のせいで傷んでいたことです。でも南斜面のメイン通路は五分咲きの状態で、他に比べて幾分開花も早いようです。このあたりで何とかカメラにおさめることができました。
この梅の里公園、約5ヘクタールの園内(小高い山)に鹿児島紅梅・八重寒梅・寒紅しだれ梅・鶯宿・南高・甲州小梅など、紅白あわせて14品種(2000本以上、一説には3800本)の梅の木が植えられています。梅の木が満開になると梅の花の香でいっぱいになります。
岡山県の梅の名所である、後楽園、半田山植物園、神崎梅園が100本から500本ですから、こちらのスケールがいかに大きいかがわかります。苗木がいっぱい育てられていましたので、今後、もっと増えるのでしょうか。楽しみです。
園内はもちろん、無料です。お昼どきでしたので、あちこちのベンチや梅の木の下でお弁当を広げる人が目につきました。中にはお昼寝をするひともいました。子犬連れのひともここでは、よく見る光景です。
毎年、見ごろの頃は、梅の種飛ばし大会やカラオケステージなどのイベントも開催され、多くの人で賑わいますが、今年はもう少し先のようです。