訪問日:令和6(2024)年5月27日・28日
昨年はいろいろ事情があって、大好きな温泉地を訪ねることはできませんでした。それも何とか一段落し、そろそろどこかにと思っていた矢先、定宿にしている湯村温泉の老舗旅館から「春の味覚会席」の案内が届きました。紹介する写真に惹かれ、これだとすぐに予約してしまいました。もちろん、ベストレート保証の旅館の公式サイトからの申し込みです。
しかし、予約日が近づくにつれ何と両日は、線状降水帯発生とテレビでは盛んに注意を呼び掛けていました。キャンセルしようかと迷いましたが、どうしても食べたいという思いが強く強引にも決行することにしました。
午前中、福山で人間ドッグの健診があり、午後からの出発でした。天気が良くないことがわかっていましたが、幸いにもまだ雨は降っていませんでした。当初、NHK「小さな旅」で紹介されていた余部橋梁真下にある「道の駅あまるべ」でお買い物を楽しむ予定にしていましたが、何と途中で道路が通行止めになっており、迂回路を進まざるを得なくなってしまいました。こうなるとナビは機能しません。とうとう道に迷いわけもわからず山道に入ってしまいました。眼下には風光明媚な岩肌や小島がつづく絶好の景観が続きますが、眺める余裕もありません。
時間も過ぎ、途中で余部を断念、ナビをセットし直し、直接9号線沿いの旅館を訪ねることにしました。
到着後すぐに撮影した温泉街。まだ雨は降っていません。
ほぼ予定時刻に到着。平日とあってか駐車場はいつになく空いていました。受付を済ませ、いつものように庭園が見えるロビーで、抹茶とお菓子をいただいて小休憩をしたのち、6階の部屋に案内されました。今回は、外国人とみられる実習生?が案内係で、指導係の着物姿の女性スタッフが付き添っていました。人件費節約のために方針転換に踏み切ったということでしょうか。部屋に通された後、先にお風呂と思いましたが、雨が降る前に荒湯付近を散策しておこうとすぐに出かけました。
(荒湯付近を散策)
今にも雨が降りそうな気配です。
川の両岸に温泉町らしい風情があります。
慈覚大師像でしょうか
湯気に煙る荒湯 湯温は98度の熱泉 通路(地面)も相当に暑い
湯壺の向こうは温泉玉子作り専用の井戸
係りの人でしょうか、定期的に温度を測っていました。
出来上がるのを待っている人たち
慈覚大師像
手形の散歩道 夕刻なので照明が入っています
向こうに足湯が見えます
川の上流
夢千代像 台座は被爆地広島から送られたもの
小さな吉永小百合さんの手形
少し歩くとご覧のような路地
歩道に設置されたプレート「夢千代の里」
ランドマーク 夢 夜には照明が入ります
杜氏館
印象的な赤い橋 ついに雨が降ってきました
楽しみな夕食
もちろん一番のお目当ては、荒湯での温泉玉子作り。湯温98度と国内でも屈指の熱泉が湧き上がっています。茹で上がるまでに、周辺を散策。足湯や、有名人の手形、夢千代像から温泉街を眺めるのもよし、いつものことです。
宿に戻って1回目のお風呂の後は、お楽しみの夕食です。個室に通されました。料理長・井上明彦氏が但馬の新鮮食材にこだわって作り上げた料理の数々。実に見事というしかありません。若い女性スタッフの方が、専任で対応していただきあっという間の1時間半でした。
伊万里焼でしょうか。廊下突き当りの調度品
夕食、個室の窓
見た目も美しい 料理の一部をご紹介
浜坂地えび食べ比べ
五種炙り寿司食べ比べ
のどぐろ木の芽焼きとサザエのつぼ焼き
酔いも回って、すぐに部屋に戻り2時間ほど仮眠をとった後、本日2回目の入湯、最高でした。なにせ広い湯舟には客は数人のみの貸切状態、打たせ湯、あわ風呂と愉しみ、最後に雨音を聞きながらの露天風呂、幸せを感じながらゆっくり時を過ごしました。
ラウンジ 人工滝がライトアップ
素晴らしい焼き物が並ぶ
翌朝、目を覚ますと予報通り雨は降り続き止む気配もありません。実はこちらに来たら早朝の散歩を楽しみにしていたのですが、残念ながら今日はあきらめるしかありません。
男女入替の3回目のお風呂を楽しんだあと、そのまま屋上の展望桧風呂で4回目の入湯。
そして朝食ですが、こんなに食べられるのかと思うほどの品数です。しかし温泉では不思議と食べることができるんですね。朝食のあとお土産を購入。部屋に戻って荷物の整理をし、チェックアウトの手続きを完了。スタッフの方に見送られながら旅館をあとにしました。
朝食、品数が多いですね
出発前のロビー
雨の温泉街
この頃、雨足はさらに強くなっていました。自宅に着くまでの3時間半、雨は止むことはありませんでした。高速道路走行中でもワイパーはフル回転、視界も悪くとても緊張しましたが、何とか無事に帰着。天気が良ければ、伊根や、出石も訪ねることができたのですが今回は温泉のみということになりました。
上質の宿とは?
同じ温泉宿を何度も訪ねるより、他の知らない未体験の温泉地の宿を訪ねた方がおもしろいのでは!と、言われるかもしれません。
それでは、上質の宿の条件とは何でしょう。自分なりに考えてみました。
① 癒されるお風呂 (湯はもちろん、脱衣場も含め常にきれいに維持管理されている)
② 美味な食事 (一番の楽しみ、量よりも質、見た目も美しい)
③ 清潔な館内 (隅々まで掃除が行き届き、あらゆるところに気が配られている)
④ 真心のこもった接客サービス
当たり前の条件ですが、これらが保証されるからこそ、何度も同じ温泉宿に安心して出かけられるのではないでしょうか。
ついに21万キロオーバー もう10万キロはいけそうです
昨年はいろいろ事情があって、大好きな温泉地を訪ねることはできませんでした。それも何とか一段落し、そろそろどこかにと思っていた矢先、定宿にしている湯村温泉の老舗旅館から「春の味覚会席」の案内が届きました。紹介する写真に惹かれ、これだとすぐに予約してしまいました。もちろん、ベストレート保証の旅館の公式サイトからの申し込みです。
しかし、予約日が近づくにつれ何と両日は、線状降水帯発生とテレビでは盛んに注意を呼び掛けていました。キャンセルしようかと迷いましたが、どうしても食べたいという思いが強く強引にも決行することにしました。
午前中、福山で人間ドッグの健診があり、午後からの出発でした。天気が良くないことがわかっていましたが、幸いにもまだ雨は降っていませんでした。当初、NHK「小さな旅」で紹介されていた余部橋梁真下にある「道の駅あまるべ」でお買い物を楽しむ予定にしていましたが、何と途中で道路が通行止めになっており、迂回路を進まざるを得なくなってしまいました。こうなるとナビは機能しません。とうとう道に迷いわけもわからず山道に入ってしまいました。眼下には風光明媚な岩肌や小島がつづく絶好の景観が続きますが、眺める余裕もありません。
時間も過ぎ、途中で余部を断念、ナビをセットし直し、直接9号線沿いの旅館を訪ねることにしました。
到着後すぐに撮影した温泉街。まだ雨は降っていません。
ほぼ予定時刻に到着。平日とあってか駐車場はいつになく空いていました。受付を済ませ、いつものように庭園が見えるロビーで、抹茶とお菓子をいただいて小休憩をしたのち、6階の部屋に案内されました。今回は、外国人とみられる実習生?が案内係で、指導係の着物姿の女性スタッフが付き添っていました。人件費節約のために方針転換に踏み切ったということでしょうか。部屋に通された後、先にお風呂と思いましたが、雨が降る前に荒湯付近を散策しておこうとすぐに出かけました。
(荒湯付近を散策)
今にも雨が降りそうな気配です。
川の両岸に温泉町らしい風情があります。
慈覚大師像でしょうか
湯気に煙る荒湯 湯温は98度の熱泉 通路(地面)も相当に暑い
湯壺の向こうは温泉玉子作り専用の井戸
係りの人でしょうか、定期的に温度を測っていました。
出来上がるのを待っている人たち
慈覚大師像
手形の散歩道 夕刻なので照明が入っています
向こうに足湯が見えます
川の上流
夢千代像 台座は被爆地広島から送られたもの
小さな吉永小百合さんの手形
少し歩くとご覧のような路地
歩道に設置されたプレート「夢千代の里」
ランドマーク 夢 夜には照明が入ります
杜氏館
印象的な赤い橋 ついに雨が降ってきました
楽しみな夕食
もちろん一番のお目当ては、荒湯での温泉玉子作り。湯温98度と国内でも屈指の熱泉が湧き上がっています。茹で上がるまでに、周辺を散策。足湯や、有名人の手形、夢千代像から温泉街を眺めるのもよし、いつものことです。
宿に戻って1回目のお風呂の後は、お楽しみの夕食です。個室に通されました。料理長・井上明彦氏が但馬の新鮮食材にこだわって作り上げた料理の数々。実に見事というしかありません。若い女性スタッフの方が、専任で対応していただきあっという間の1時間半でした。
伊万里焼でしょうか。廊下突き当りの調度品
夕食、個室の窓
見た目も美しい 料理の一部をご紹介
浜坂地えび食べ比べ
五種炙り寿司食べ比べ
のどぐろ木の芽焼きとサザエのつぼ焼き
酔いも回って、すぐに部屋に戻り2時間ほど仮眠をとった後、本日2回目の入湯、最高でした。なにせ広い湯舟には客は数人のみの貸切状態、打たせ湯、あわ風呂と愉しみ、最後に雨音を聞きながらの露天風呂、幸せを感じながらゆっくり時を過ごしました。
ラウンジ 人工滝がライトアップ
素晴らしい焼き物が並ぶ
翌朝、目を覚ますと予報通り雨は降り続き止む気配もありません。実はこちらに来たら早朝の散歩を楽しみにしていたのですが、残念ながら今日はあきらめるしかありません。
男女入替の3回目のお風呂を楽しんだあと、そのまま屋上の展望桧風呂で4回目の入湯。
そして朝食ですが、こんなに食べられるのかと思うほどの品数です。しかし温泉では不思議と食べることができるんですね。朝食のあとお土産を購入。部屋に戻って荷物の整理をし、チェックアウトの手続きを完了。スタッフの方に見送られながら旅館をあとにしました。
朝食、品数が多いですね
出発前のロビー
雨の温泉街
この頃、雨足はさらに強くなっていました。自宅に着くまでの3時間半、雨は止むことはありませんでした。高速道路走行中でもワイパーはフル回転、視界も悪くとても緊張しましたが、何とか無事に帰着。天気が良ければ、伊根や、出石も訪ねることができたのですが今回は温泉のみということになりました。
上質の宿とは?
同じ温泉宿を何度も訪ねるより、他の知らない未体験の温泉地の宿を訪ねた方がおもしろいのでは!と、言われるかもしれません。
それでは、上質の宿の条件とは何でしょう。自分なりに考えてみました。
① 癒されるお風呂 (湯はもちろん、脱衣場も含め常にきれいに維持管理されている)
② 美味な食事 (一番の楽しみ、量よりも質、見た目も美しい)
③ 清潔な館内 (隅々まで掃除が行き届き、あらゆるところに気が配られている)
④ 真心のこもった接客サービス
当たり前の条件ですが、これらが保証されるからこそ、何度も同じ温泉宿に安心して出かけられるのではないでしょうか。
ついに21万キロオーバー もう10万キロはいけそうです
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