未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

島根のおじさま

2010-09-27 21:27:21 | 動物

ペンギン館のお姉さまは大人気

19日の日曜日、久しぶりに遠出をし、島根県浜田市を訪ねました。メインの目的地はもちろん「しまね海洋館アクアス」です。高速料金は片道たったの1,000円ですが、井原からだと有に3時間はかかりますね。8時過ぎに家を出て福山東ICから浜田東ICに着いたのが11時過ぎでした。
アクアスは想像以上に立派な建物でした。規模的にはもちろん海遊館や白浜アドベンチャーワールドには遠く及びませんが、公共の水族館としては結構大きなものでしょう。
こちらの一番の目玉は、何といってもシロイルカですね!あの、ソフトバンクのCMの「島根のおじさま」で有名になりました。でも現在、赤ちゃんイルカが誕生したため、残念ながらパフォーマンス「幸せのバブルリング」は中止されています。この情報は事前に確認していましたが、仕方ないですね。
館内の撮影はできますが、フラッシュは厳禁です。でもこのシロイルカのコーナーは一切、撮影禁止になっていました。ちょうど部屋に入ると三匹のシロイルカが見え、ゆったりと泳いでいました。そのうちの一匹がボールを加えたり離したりして遊んでいました。なかなか愛嬌があります。こちらのHPによりますと5匹の白イルカがいるようで、この度の赤ちゃん誕生で計6匹になったわけですね。赤ちゃんイルカといっても結構大きく、色は不思議なことにグレーでした。徐々に脱皮して白くなるとか。イルカも脱皮するんですね。
調べたところによりますと、シロイルカは北極圏にいて天敵は北極グマだそうです。息継ぎに氷の隙間に口を出したところを狙われるそうです。動作が緩慢なので狙われやすいんですね。
日本には、計5つの水族館で飼育されており、バブルリングが芸としてできるのはアクアスだけとか。

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素晴らしいテレビドラマ「火の魚」

2010-09-21 21:21:37 | TVドラマ

撮影が行われた柴屋住宅・書斎はこの2階

昨日、ボクシング中継を見たあとで、チャンネルを回したところ、NHK総合テレビでドラマ「火の魚」をやっており、ついつい最後まで見てしまいました。実はこの番組を見るのはこれで3度目です。最初はNHK放送局のエリア版、次にBS、そして総合テレビ。
美しい広島県大崎下島の御手洗(重要伝統的建造物郡保存地区指定)を舞台に、原田芳雄演じる老作家=村田省三と、尾野真千子演じる東京の出版社の女性編集者=折見とち子との心のふれあいを描いています。 
たった1時間弱の短いドラマで配役も島のエキストラを除けばほんの数名、何故にこんなに感銘を受けるのでしょう。
 言ってしまえば、かつて東京で売れっ子作家だった村田と原稿を島まで取りに来る折見との言葉のやりとりが中心ですが、折見の村田をやり込めるようなシンの強さと心の弱さのギャップが主題となっているような気がします。
折見の完璧とも言える美しい日本語、止むを得ず金魚を殺して魚拓を撮るシーンで流す大粒の涙、そして島の子供たちに見せる影絵の美しさとやさしい語り口。「一番怖いものは何だ!」という問いかけに「死です!」と答える折見。その後、ガンと知り、東京の病院に、再発し入院している折見を見舞いに訪れる場面。村田と視線があっていったん姿を消して、きちっとジャケットを着て現れるところなど、何度見ても、心に残る素晴らしい作品です。
実際に文化庁芸術祭大賞など、数々の賞を受賞しているようですね。
また、配役も素晴らしい。脚本家は実際に配役を意識して書いたようですが、尾野真千子さんは素晴らしい役者さんですね。この作品ですっかりファンになりました。

間の島に橋が掛かり、大崎下島まで車で直接行けるようになったので、昨年、初めて御手洗を訪ねました。ドラマはその前に制作されたのですが、ドラマを見て実際見たタバコ屋さんの懐かしい看板や撮影の行われた古い家屋や町並み、その場所が手に取るようにわかりました。
橋が架かって観光客も随分増えたようですが、できればそっとしておいて欲しい、と思った御手洗です。


未熟なカメラマン 古い町並み 御手洗
NHK広島放送局 ドラマ「火の魚」
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愛犬の困った楽しみ(ミニチュアプードル=ムックの場合)

2010-09-15 23:06:32 | ペット


会社から車で帰ると、その音を聞き分けているのか、すでに居間の網戸の奥からじっとこちらを見ています。せっかくなので「ムっちゃん、只今!」と車の窓を開けて声をかけると、ワンワンと2度ほど吼えて玄関先に走っていきます。

玄関の戸を開けると、入口のところで待機、靴をぬいで上がるときには、ぐるぐる回転しながら喜びを表現しています。そして部屋に入っての、ムックの一番の楽しみは、ポケットに入っている使用済みのハンカチをもらうこと。ポケットのところに口を持ってきてせがみます。差し出すとさっと咥えて、ソファの上で体を仰向けにしてハンカチを背中に擦りつけています。そして、次に靴下を脱いでいると、よこせといわんばかりに口をもってきて奪うようにとっていきます。そして、ハンカチと靴下を投げてくれと家人の足元に持ってきます。そして自分は、投げられる進行方向の先で、向こうを向いて待機しています。(この姿が実にかわいいのです)投げては持ってくる、この繰り返しが延々と続くわけですが、たまにゴム製のボールがこれに加わります。ハンカチはそのうちに噛みだします。すると当然ながらぼろぼろになるわけで、それは悲惨なものです。最近もったいないので少々破れていても使用する分には差し支えない、タオル地のものに変えています。欲求不満が溜まっているのでしょうかね?

 それから最近気になることがひとつ、食物アレルギーでしょうか!体が痒いらしく、よく足で掻いています。掻きすぎて血がでているところもあります。動物病院に連れて行けばいいのですが、なかなかその時間もありません。行きつけの病院は隣町の病院ですが、この先生がきついのなんのって!それ以前に通っていた、市内のある病院は、アレルギーというとまずいろんな検査をする、結果、多額の料金を請求されるというので行きたくない。でもそろそろ限界、近いうちに行かなくては!

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お邪魔でした??

2010-09-13 20:03:59 | 古い町並み

友隣荘は、大原孫三郎が病弱の妻のために建てた別邸

 先週の金曜日、倉敷へ出張の際、時間の合間をみて美観地区を訪ねました。時刻は夕方の五時半過ぎ、日は大きく西に傾いて、西日がややきつく感じられる頃でした。倉敷アイビースクエアから小路を抜けて美観地区を倉敷川沿いにそぞろ歩きます。この時刻ともなると、人通りは少なめで、どちらかというと生活道路の感じがします。大原美術館前の石橋に差し掛かったころ、橋の向こう側(美術館側)になにやら総勢20人ぐらいの集団がありました。手前には撮影用のラフ版を持っている人もいて、何か撮影でも始まるのかな?と有名人らしき人を遠目に探しましたが、そのような人は見当たりません。何だろう?と思いながらも橋の上から倉敷川沿いの景色を写真におさめていました。

 そして橋を渡りきり、その集団の中に入ると、入れ違いの感じで「さ、始めましょうか!」
と声が掛かり、首からクラシックカメラをぶら下げた中年の男性が橋の中ほどでこちらを向いてポーズをとります。誰?あの人、とすぐにはわかりませんでしたが、よく見ると、アリスの谷村新司さんではありませんか!あ、なるほど、撮影をするため、通行人が渡りきるのを待っていたのか!とそれに気づかず、橋の上で写真を撮っていた私。申し訳なかったなと思いながら、ポーズをとる谷村さんを見つめていました。

せっかくなので私も、軽い気持ちでカメラを向けると、スタッフの方から手で制止されました。残念、でもこれはしかたないですね。版権にさわります。谷村さん、視線の向きをいろいろ変えたり、橋に手を掛けたり、笑顔をみせたりと、20カットほど撮ると、「はい!結構です。」とのカメラマンさんの一声でスタッフなど全員が即座に引き上げていきました。ほんの10分ほどのできごとでした。ファンの皆さんでしょうか!拍手してその労をねぎらいます。それにしても何というタイミング、私のような田舎者には、コンサートでも行かないかぎりこのようなビッグなスターにはなかなかお目にかかれませんからね。

 確かに有隣荘を背景にするこの位置からだと、朝は逆光、昼は強烈な日差し。この時間がベストだったのでしょうね。

 あとで、上司にこの話をすると、「それはJR西日本のポスター撮りか何かじゃないかな。HPを見ると今日の写真が載っているかもね!」とのことでした。JR西日本といえば、それこそ谷村新司さんの「いい日旅立ち」のメロディ、郷愁をさそうほんとにいい曲ですね。歌は鬼束ちひろさんが最高です。

そういえば、そのパロディで、ソフトバンクの白い犬のお父さんが町を訪ねるというのがありましたね。このBGMに鞆などおなじみの景色などが映し出されて、あれも最高でしたね。続編を期待していましたが、結局出ませんでしたね。それにしても今日はついていました。

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真夏の鯉が窪湿原

2010-09-03 23:19:57 | 自然

池の周辺に湿原が広がっています。

途中で、鯉が窪湿原の案内版を見つけ、ナビを無視して進むとやはり細い道。でもなんとか無事に到着することができました。道路沿いの駐車場に5台くらいの車が停まっていました。こちらに来るのはたしかこれで3回目、しかしこのような暑い夏に来た記憶はありません。
 受付で自然保護協力金200円を払うと、係りの方に立体の全体地図で見所など簡単に説明をしていただきました。池の周辺の湿原をひととおり見て歩くと所要時間は約1時間だそうです。確認のため「マムシはいませんよね!」と聞くと「ヘビはいると思いますが、マムシは夜でないと出てきません!」との返事。少し安心してまず、管理棟前の、湿地を進みました。
 鯉が窪湿原は西の尾瀬沼とも言われており、池の周辺に湿原が広がっています。



サギソウ

飛び石を歩くと、いきなり、「サワギキョウ」「オグラセンノウ」「ビッチュウフウロ」「サギソウ」が目に飛び込んできました。こちらへ来た最大の目的が「サギソウ」の撮影でしたので、それはなんなくクリアしたことになります。そういえば、吹屋の町並みでも、通りの鉢に植えられた「サギソウ」を目にすることができました。サギソウは山野草としてお店などで販売されており、乾燥させないように管理すれば栽培も簡単なようですが、自然に咲いているものは大変貴重で絶滅危惧種にも指定されているようです。結局、湿原の中を歩けるのはこの部分だけで。あとはロープなどでしっかりガードされています。人の足で踏まれた植物は、回復までにかなりの日数を要するのだそうです。


サワギキョウにとまるハチ

 鯉が窪池の土手では、鯉のえさを50円で販売しており、腹をすかしているだろうと一つ買って池の傍によると一気に鯉が集まってきます。食べっぷりもすごいですね。人影があるとどこまでも付いていきます。池の周りはすべて遊歩道になっていて、その距離実に2.4キロ。最初は池に面した山裾、木立の中を進みます。太陽はさえぎられ心地よい気分です。おとっと、目の前でヘビに遭遇、さっと逃げていきました。マムシではないものの、注意が必要です。木立の中では、鮮明な色をしたキノコが目に付きます。よくわかりませんが、毒キノコでしょう!そして少し開けた湿地帯では、花にたくさんの昆虫が群れていました。
 湿原の中では、ビッチュウフウロの群生、黒アゲハもアザミの花に停まっていましたが、湿原の中の花や昆虫を撮影しようと思うと、レンズも最低、300ミリから500ミリは必要ですね。ということで200ミリしか持たない私の撮影は、遊歩道近くのものが中心となります。園内には、数組のカップルやファミリーがいました。池の対岸など、遠くから声が聞こえてきます。池にはジュンザイがたくさん葉を広げていました。こういう場所にいるとなんだかほっとしますね。癒されます。
 時刻は、13時半ごろ、そろそろ帰ることにしました。今日のコース、吹屋~鯉が窪、は、古い町並みと湿原の山野草に出会う旅、ということでなかなかのおすすめコースだと思いますよ。家に着くのは、3時頃、国道182号線を通って帰るのもいいけど、遠回りになるので、来た道をゆっくり帰ることにしました。

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