未熟なカメラマン さてものひとりごと

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尾道散歩 いつもとは違う道を歩いてみた! 風景が溶け込む坂の町 広島県尾道市

2024-02-15 17:16:11 | 古い町並み
訪問日:R6(2024)1月29日(月)

久しぶりに穏やかな青空が広がる暖かい気持ちのよい朝。どこかに出かけたいと思いましたが、行き先がなかなか決まりません。
思案した挙句、久しぶりに尾道を訪ねることにしました。



駐車場からロープウェイ乗り場に向かう レトロ感たっぷりの建物が軒を連ねる


纏(まとい)を模した消火栓マンホール  尾組と道組ですね


尾道名物はっさく 年間を通して温暖な気候に恵まれている尾道市は、古くから柑橘類の栽培が盛んで国産レモン発祥の地でも有名です。その中でも尾道市を代表する柑橘の一つに、尾道市因島(いんのしま)発祥の「八朔(はっさく)」があります。はっさくは皮が厚く、剥きにくいのが特徴です。しかし独特のほろ苦さと適度な甘み、そしてサクッとした食感がほかの柑橘にはない食べ応えで多くの人から愛されています。特にこの因島発祥のはっさくを大福の中に閉じ込めたのが『はっさく大福』。2月の『はっさく大福』が一番オススメだそうです!

千光寺山ロープウェイ


千光寺山ロープウェイ切符売り場 左の鳥居は、艮(うしとら)神社


山頂駅に鎮座するネコの恋会門(こいえもん)と、さくら


山頂駅から見る尾道市街 左はゴンドラ(搬器・車両 三代目)小さいですが、約25名乗れるそうです。

千光寺公園展望台 PEAK(ピーク)

千光寺山ロープウェイ近くの駐車場に車を停め、いつものように千光寺を目指します。平日とあって、商店街は閑散としていました。ロープウェイは15分間隔での運行でした。ガイドさんの完璧なアナウンス、うっとり聞いているとあっという間の3分でした。
頂上駅から、千光寺公園展望台「PEAK」を目指します。
展望台からの眺望はまさに絶景、見晴らしの良さは、申し分はありません。一番絵になるのが尾道水道に架かる尾道大橋付近でしょうか。近年新しくなった市庁舎も随分近くて大きく感じます。一番端に立ってみると、まるで空を飛んでいる気分になります。



広い展望台 全長は63mもあります


尾道水道 渡船が向島とを行きかいます


まさに絶景 


こちらは反対側


しまなみ海道・尾道大橋は絵になりますね


展望台の一番端。大丈夫なんでしょうか。以前訪ねた能登半島珠洲市の空中展望台「スカイバード」を思い出します。地震で被害はなかったのでしょうか。


下から見るとご覧の通り。一本の柱で支えています。


どこか、空母のようにも見えます。

対岸の向島(むかいしま)間を行き交う渡船が、作りだす波のあとが白く曲線を描いているようで旅情を誘います。
絶景を堪能したあと、「文学の小道」を下って千光寺に向かいます。背後には大きな岩がごろごろ。頭上を通過するロープウエイの小さなゴンドラが、とてもかわいく感じます。
千光寺からさらに下ったところにあるのが見晴らしの良い公園ですが、一匹の猫ちゃんにエサをやる地元の方と思える人の姿が見えました。



文学のこみちを下って千光寺へ


千光寺 小さな地蔵のような人形がたくさん 御祈願用でしょうか


千光寺から見る尾道大橋 


浄土寺山奥の院展望台 望遠でとらえました

いつもとは違う坂道をあるいてみた

このまま下ると、天寧寺の三重塔と尾道大橋との一番のショットが撮れるのですが、今日は違う道を通ってみようと、右に折れて小さな路地を進みました。人影はまったくありません。立派な石垣の上に早くも蝋梅が満開の花を咲かせ、民家の前のわずかなスペースにはお気に入りの花壇が見えます。そこには、自然のままの尾道の日常がありました。

塀の上で、日向ぼっこをする猫ちゃん三匹にそれぞれ違う場所で出会いました。声を掛けると、大儀そうに顔を向けてくれます。坂道から見える尾道水道もどこか抒情的です。
空き家と思われる住宅もあちこちに見られ、高齢者にとってこのような坂道での生活は大変だろうなと思いながら、下ると、山陽線の踏切に出て坂道散歩は終了となります。



尾道ゲストハウス 茶園「みはらし亭」は築100年以上の建物


尾道らしい坂道の向こうには尾道水道


お地蔵さんがたくさん


地面を水平に保つため立派な石垣が目立ちます


ロウバイが満開でした


人通りのない坂道 一匹の猫ちゃんがゆっくり歩いています


こんな人通りの少ないところにお店がありました。茶立玄「山手」日本茶のお店のようです


塀の上に猫ちゃんがいました


山陽線に出ました。線路付近に民家が並んでいます。うるさくないのでしょうか。


福山方面行きの電車が通過します

商店街を歩いてみました


大和湯 元銭湯ですが、現在は中華料理店のようです

尾道商業会議所記念館


レトロな建物です。観光案内所兼休憩所となっています


2階の議場 1923(大正12)年10月に尾道商業会議所創設30周年の記念事業として建設されたもので、商業会議所として建築された鉄筋の建築物としては、現存する日本最古のものだそうです


いろんな資料が展示されています


尾道駅まで歩きました

このあと、折角なので、尾道ラーメンの人気店「一番館」で食事をして帰ることにしました。ラーメンと餃子のセットを注文。味は申し分なし。特に餃子は最高でした。あとは、いつものルーチンで、尾道浪漫珈琲でおいしいコーヒーをいただきながら一休みしたあと、お隣の土産物店で買い物をして尾道をあとにしました。
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愛らしい“もふもふ”のコブハクチョウのひな 岡山県・倉敷美観地区倉敷川起点付近

2023-06-11 04:48:58 | 古い町並み
訪問日:令和5年5月21日(日)

井上家住宅で時間を過ごしたあと、コブハクチョウの親子を見に、倉敷川の起点付近までやってきました。いました、いましたコブハクチョウの親子。餌場で一心不乱に食事中でした。ただ、通りからは、川辺の真下に位置し、視角が狭くて覗き込むにも一苦労です。
何とか見える一番端に陣取り、何枚か撮影しましたが、親子で泳ぐ姿を見たいと、いったん出直すことにしました。そこで訪ねたのが、橋近くの大原本邸です。



本町通りから倉敷川畔の美観地区へ


新緑のシダレヤナギが美しい


人気店のスイーツのお店の前は若者たちで溢れています


ツタに覆われたカフェ・エルグレコ


今橋から下流方面(南東)を見る


大原美術館前、ご覧のような人だかり


コブハクチョウの親子 


ほんとにかわいい もふもふのヒナ 見えにくいの出なおすことにしました 

国重要文化財 大原家住宅

(語らい座 大原本邸)
こちらも、初めての訪問でした。玄関先に、代々の当主の言葉が降り注ぎます。初代は、江戸時代享保のころで、現在が9代目だそうです。
建物は、国の重要文化財に指定されていて古いのですが、先ほど訪ねた井上家住宅よりは新しいようです。土間を抜けると、正面に横並びに土蔵群があります。
内部は、大原家代々の当主の、偉業が紹介されています。また、コーヒーがいただける図書室のような蔵もありました。
一番の見所は、広い庭園です。高い塀や建物で仕切られた中に、このような空間があるとは驚きです。
歴代の当主も、このお庭を眺め、癒されると同時に、新しい発想を得たのかもしれなせん。



ふりそそぐ言葉 「やるべし、やるべし」「子孫というものは、祖先を訂正するためにある」「それがほんとに正しいのかどうか」
大原家当主の5代から8代までの語った言葉。


土間 高い煙突、高い窓の開閉用の綱、神棚


上げ下げ式の階段 スペースの有効利用ができる


障子に映し出される手紙 7代孫三郎夫妻から長男總一郎に宛てた厳しくも愛情ある文面


左、正面など未公開の建物もあります


蔵が4棟並んでいます


大きな井戸とつるべ 扇風機に昭和レトロを感じました


石畳を通り離れ座敷に向かいます


麦僊の日本が掛かっていました


建物の中にこのようなスペースがあるとは意外でした


新緑のカエデに癒されます


秋の紅葉の頃、もう一度訪ねてみたいと思いました


グリーンはほんとに目に優しい感じがします


枝先をアップで撮影してみました


「思索の、間」お茶や、レコード鑑賞と歴代の当主がくつろいだ部屋です

(コブハクチョウのヒナ)

大原本邸を見学したあと、再びコブハクチョウを訪ねました。食事も終わってリラックスタイム。親子で辺り周辺を移動しています。あちこちから「かわいい!」との声があがります。ほんとに、いつかでも眺めていたい気分でした。

それにしても、日曜日、おまけに天気がよい条件が重なり、多くの若い人の姿が目立ちました。絵になるのは川舟、しだれ柳と相まって初夏の倉敷川、とても風情を感じました。













無事に大きく育ってくれたらいいですね。

(倉敷川の水源はどこ?)

倉敷美観地区といえば、倉敷川畔の柳並木や川舟の景色を思い浮かべるのではないでしょうか。倉敷川は、大原美術館前あたりから始まっているので、「堀」だと思われる観光客も多いようです。始まりのあたりを良く見ると、底から水が湧き出していますが、地下から湧き出している訳ではなく、高梁川からの用水が倉敷みらい公園などを経て分岐し地下を通ってきたものなのです。(クラシキ文華)


落ち着いた佇まいを見せる倉敷川


エキゾチックな洋風建築は、倉敷館(観光案内所)1917(大正6)年に倉敷町役場として建てられた


川舟の発着場


中橋と倉敷館 絵になる景色です


ゆっくり川舟が移動します 


「素隠居すいんきょ」総鎮守阿智神社の例大祭の御神幸の雌雄の獅子に付き添う老人の面をかぶった若者たちをいいます。決して怪しい人たちではありません。自由に街中を闊歩(かっぽ)して、他人の頭を素隠居が持つ渋うちわで、無病息災を願いポンポンと叩いてまわっているのです。


本町通りまで帰ってきました 自転車に乗ったかわいい女の子 日常の生活も見えます


吉井旅館は築280年の老舗旅館 


徐々に人の姿が少なくなってきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は、第56回福山ばら祭2023 ローズパレードを予定しています。



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倉敷の古い町並みを歩く。本町通りと井上家住宅 岡山県倉敷市本町

2023-06-06 20:38:17 | 古い町並み
訪問日:令和5年5月21日(日)

地元山陽新聞に、倉敷美観地区の倉敷川に数年ぶりにコブハクチョウのひなが生まれたとの記事が掲載されていました。これは見に行かなくてはと出かけることにしました。
1時間ほどで現地に到着、近接の駐車場は料金が高いので、少し離れたパーキングに駐車して、通りまで歩きました。何よりも天気がよく岡山県一の観光地、多くの観光客の姿がありました。


(阿智神社)

駐車場から路地を進み、本町通りに出ると、どのお店にも提灯(御神燈)が下がっていました。
この日は、阿智神社の春祭りだそうです。それなら阿知神社へ行ってみようと、長い石段を上がると、本殿では、結婚式が行われていました。
幸せを少しだけもらって、美観地区方面に歩くと、井上家住宅がありました。いつもいつになったら修復が終わるのだろうと思っていましたが、やっと最近終了したのです。
これは見学してみなくてはと、‘ひな’に会う前に少し訪ねてみることにしました。


コインパーキングから路地を抜けて本町通りに出ます


倉敷川畔の北にある本町通りは、町家が立ち並んでおり、江戸時代の面影を多く残す町並みとなっています。


とても美しい町並み 緩やかにカーブしている 御神燈は阿智神社の春祭り


本町通りには、造り酒屋や、畳屋など郷愁ある店が今も残っています


平翠軒は、店主のこだわりで全国から集めた逸品が並ぶ


阿智神社の手水舎 お花がいっぱい生けられていました。ほんとに華やかです。


随神門の向こう側では、神前結婚式が執り行われていました。阿智神社は倉敷の総鎮守、


手水舎から少し西方面に移動すると、倉敷の町並が見渡せる場所があります。阿智神社のある鶴形山は、標高30数mですが、古代この山の南の裾は瀬戸内海の一部で波がひたひたと打ち寄せていました。


神社は海上交通の守護神として信仰され、旧拝殿の天井には羅針盤の絵が描かれています


ワンちゃんの散歩。日課でしょうか、急な坂道でも慣れた走りです


(井上家住宅

本町通りの井上家、建てられたのは1721年の江戸時代の中期で、暴れん坊将軍の吉宗の時代です。倉敷で国指定重要文化財に指定されている、井上家、大橋家、大原家の中でも一番古いのだそうです。
ガイドの方にいろいろ説明していただきました。その方に、「ぶっちゃけた話」と裏話や秘話を連発してお話し頂いたので、とても楽しく時間を過ごすことができました。
公開されているのは、母屋一階のみで、後ろに控えている三階建ての土蔵など別棟は現在も使用されており、非公開となっていました。網代天井や、目につかないところに敷設されている耐震設備には感心しました。
町並みが現在のように残されているのは、火事に対する備えに町を挙げて取り組んだことの結果だそうです。
とても天気の良い一日。玄関先の向こうに多くの人の姿があり、癒しの空間から日常に戻る感じを覚えました。



修復が終了し、一般公開が始まりました。井上家住宅は、倉敷川畔の重要伝統的建造物群保存地区の中でも代表的な大型の町屋の一つで、古くから倉敷の中心通りである本町通り(往還)に面して建っています。二階の倉敷窓には防火用土塗りの扉がある。倉敷の町に現存する唯一のものです。


土間から居間、台所を見る。井上家は、江戸期に天領だった倉敷村を率いた有力者「古禄(ころく)十三家」の一つ。幕末まで庄屋を支える役人「年寄」を務めた。敷地内には、1721(享保6)年築とされる木造2階の主屋(延べ約570平方メートル)や井戸蔵、土塀などがある。


店の間、次の間、座敷の向こうに見える坪庭


居間から台所を見る。傷みが想定以上だったため、工期は当初予定の5年から10年に延び、総事業費は約9億3千万円で、85%は国の補助金を充てた。あとは、岡山県、倉敷市、井上家の負担となる。


店の間の蔀戸(しとみど)、摺揚戸(すりあげど)上下に分かれた板戸で、上の戸は上部が釣られており、はね上げて開ける形式の建具。


座敷から見る坪庭


こちらは茶室


収納のできる箱階段も


どこもきれいです


この水甕は天正11年(1583)の銘が刻んである


網代天井 白い部分が新しく入れ替えられた部分


耐震構造 鉄骨の柱が見える


お土公さま(おどくうさま)儀式用のかまどに祀られています


土間の天井


天井の開口部からは、屋根を支える登り梁や棟札の付いた大黒柱を見ることができます。


見学を終え、通りに戻る


井上家住宅横の路地 かつて米俵を運ぶ車のわだちができないように石畳が敷いてある

次回は、いよいよモフモフのひなの登場です。
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吹屋ふるさと村 町は柄杓でにぎわっていました? 岡山県高梁市成羽町吹屋

2023-04-04 21:10:31 | 古い町並み
訪問日:令和5(2023)年3月12日(日)

天気はよくありませんでしたが、スープカレーを食べたいと思い久しぶりに吹屋を訪ねました。自宅からの所要時間はちょうど1時間ほど。ふるさと村に到着すると、下町の駐車場には、たくさんの車が停まっていました。かつてない光景にびっくりしました。横目で見ながら進み、駐車したのは、いつもの千枚駐車場です。


かつて見たことがないほどの人の多さにびっくり 緩やかな傾斜とカーブがとても魅力的


つくし前付近


下町の町並み


ほとほとウオークに参加するには、長尾酒造前の空き地に設けられたチケット販売所で5枚綴りのチケットを購入しなければなりません。

町の通りでは多くの人が柄杓を持って歩いているではありませんか。何かの景品かと思いましたが、そうではなく、この日は「ほとほとちょいもぐウォーク」という年に一度のイベントが行われていたのです。
このイベントは、吉備地方に伝わる風習で、子どもが旧正月に「ほとほと」と唱えて家々を訪問し、柄杓で救った小豆粥や祝儀をもらったことにちなんだもので、1000円でチケットを購入すると5店分の食べ歩きが楽しめるというものです。
柄杓はその目印で、最後には返却しないといけません。


<参加店:メニュー一覧>
1.Cafe 燈…みたらし団子
2.喫茶 楓…リンゴのケーキ
3.長尾酒店…甘酒
4.麻田百貨店…豚汁
5.スープカレーの店つくし…スープカレー
6.吹屋食堂…天ぷらうどん
7.佐藤紅商店…玉こんにゃく
8.吹屋の金子や…釜戸炊き おでん風煮物
9.きいろい台所…カレー
10.吹屋EVトライクス…フライドポテト
11.Cafe 松栄館…炊き込みご飯


観光地でよく目にする撮影用のパネル。運転手の顔のところに穴が開いています。以前にはなく最近新設されたもののようです。

スープカレーの店つくし

さて、本日一番の目的地「スープカレーの店つくし」もこのイベントに加入しており、お店と「ほとほと」と対応に忙しそうでした。この日は、人気メニューの骨付きチキンにしましたが、味は申し分ありません。しっかりされた女性店員さんが忙しそうに店切り盛りしていました。


つくしの外観


しばらく待って店内へ 暖簾が掛かっていますが中は丸見え。中から通りを眺めるのも楽しいものです。


人気テレビ番組「人生の楽園」にも登場。ご主人の趣味はバンド演奏。


人気メニュー骨付きチキンカレー まず添えられたレモンをご飯にかけます。さわやかな香りと酸味がスープカレーとよく合うんだそうです。


食事のあとは、吹屋小学校まで歩いてみることにしました。峠から見るベンガラの町並み


小学校が見えてきました


県の重要文化財 吹屋小学校。きれいによみがえりました。左の青い構造物は、『Pokémon GO』の高さ約4mの「リアルポケストップ。2023年1月20日(金)~7月19日(水)までの間、が設置されます。


かつてのプール 周りはきれいに整備されています。


吹屋小学校から帰る峠で白梅をみつけました。


通りに戻ってきました。仮設の休憩所が設置されています。


これはしとみ戸 吹屋地区ではこの建物だけ。格子戸は上下に開くしくみです・


下には牛馬をつなぐ丸い金具がついていました


あいかわらず多い人通り


長尾酒蔵の格子戸に掛かっていた醤油びん


人気のお店は完売のようです。


重要文化財 旧片山家住宅


木臼もありました


T字路の正面にあるべんがら屋 傘がよく売れていました。まとめて3本買う人もいてびっくり


三菱も寄進したという山神社


カフェ燈(あかり)店名のロゴがシンプルで素敵でした。

吹屋を出た後の帰り道、せっかくなので、夫婦岩を訪ねることにしました。いつもの細い道を、対向車が来ないことを祈りながら進むと何とか到着です。
道の途中で、ロッククライミングをする数名の人を見かけました。


夫婦岩


素晴らしい眺望 


説明板によると周辺は石灰岩の台地 まさに奇岩


もう少し近づいて観る


頂上の松 よく見ると幹は下の方から伸びている


横から見たところ


下から見上げる


少し横から見たところ
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岡山県新見市の観光スポットを訪ねる 御殿町の古い町並み

2022-09-29 23:17:08 | 古い町並み
訪問日:2022(令和4)年8月29日(月)

御殿町(ごてんまち)

済渡寺から次に向かったのが、御殿町(ごてんまち)です。新見市は何度も訪ねていますが、土下座まつりで知られる御殿町の町並みを訪ねるのは初めてでした。車を御殿町センターに停め、観光パンフレットを片手に歩いていると、古い町家風の立派な建物の前で若くてきれいな女性の方と目が合い、挨拶をすると、どうぞ中へと案内していただきました。
観光協会の方かと思いましたが、その下部組織の方のようで、私以外は、全員がお年寄りですとのことでした。
ゆったりした空間、明治時代後期に建てられたものですが、近年に新見市に貸与されたそうです。とてもしっかりしたつくりで、井戸や中庭もありとてもきれいに管理されていました。
次に気になっていた三味線横丁ですが、わざわざ案内していただきました。
なんでしたらガイドさんをお呼びしましょうか?と声を掛けていただきましたが、時間もなかったので丁重に辞退し、田山花袋の石碑があるという城山公園まで歩いてみることにしました。小高い丘のうえから、新見市内が一望でき、最高のロケーションでした。


絹掛の滝

国道180号線沿いにあったので寄ってみました。白い絹布を岩肌に掛けたように優雅で美しいところから、滝の名が付けられたようです。高い岩肌を流れ落ちる様は確かに優雅ですが、この日は特に水量が少なかったようで、細くて一筋の糸のように見えました。


岡山県立自然公園 絹掛の滝(きぬがけのたき)


石製のコイがいました


滝つぼ


不動明王 この先に岩をくり抜いた祠がありました


正面中央に赤い不動明王


立派なトイレ

御殿町(ごてんまち)


車を停めさせていただいた御殿町センター。外観は商家の蔵をイメージしたとのことです。


作曲家の中川博之さんはこの町の出身だそうです。「ラブユー東京」の石碑


高梁川 新見の大動脈として昔は高瀬舟も往来していました。


カツマルギャラリー 大正から昭和の建物、中にモダンなギャラリースペースがあります。


寿福松原(松原通り)


津国屋 めずらしい瓦が見えます


まちかどの様子


修景された建物 向こうは高梁川です


最も雰囲気のあるところ

太池邸


明治末期の建物で新見初の百貨店として呉服をはじめ色々な商品を扱っていました。現在は新見市が借り受け、交流拠点施設として利用しています。


玄関を入ったところ


中庭もある豪華な設え


庭の燈籠


奥に蔵も見えます


現役の井戸もありました

三味線横丁


入り口に「全国路地百選」の看板がありました


三味線の音が聞こえてきそうです


反対側から

町並みをブラブラ歩く


小さな教会がありました


素敵な町並みです


城山公園に向かいました


独特の景観です


大きな提灯です


黒住教の教会所

城山公園


芝生がとても清々しい


子どもの鬼の像でしょうか


新見の市街が見えます


山あいの町


田山花袋の布団碑

町筋に戻る


通りに赤い花が咲いていました


人影の少ない通りです

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