未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

夕焼け雲

2008-08-29 00:19:52 | 自然


 先日、お盆過ぎの頃ですが、ほんとに久しぶりに家族全員+αが揃ったので、お庭で焼肉パーティをしました。だんだん陽が沈んで暗くなること、西の空が赤く色づいてきました。画像はなにも加工しているわけではありませんが、ほんとに赤くてきれいな夕焼け雲でした。昔からきれいな夕焼けの次の日はかならず晴れになると、きいていましたが実際次の日は晴れでした。(といってもこの頃毎日毎日がずっと晴れでしたが。)
 この夕焼けのメカニズム、夕方になると、太陽の光が地球表面の空気の層に対して斜めに入射するようになるので、昼に比べて空気の中を進む距離が長くなります。すると途中で、波長の短い青系の光は散乱され尽くして無くなってしまい、波長の長い赤系の光だけが残ります。ですから太陽の光は赤っぽくなり、周辺の空も赤くなるというわけです。
 全体的な光の強さもこの空気の層で減衰しますから、昼間は眩しくて直視できない太陽も、夕陽として直接見ることができます。太陽が地平線へ沈んでゆくにつれて太陽光の入射角度はさらに浅くなります。空気中を進む距離はさらに長くなるので、空気分子による散乱はますます進み、太陽からの光は、より赤い色へと変化する、ことのようです。 (参考:ウィキペディア)
 この夕焼け雲、このようにきれいに見えるのはほんの数分です。あわててカメラを取りに家に入りました。
 西岸良平の「三丁目の夕日」ではありませんが、小さい頃、遊び疲れて帰る頃見た夕焼け、なんだか懐かしいような感傷的な気分になるから不思議ですね。
 

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見物はゆっくりのんびりと

2008-08-27 21:44:49 | 撮影


 またまた先日の笠岡の干拓地で開催された「大空と大地のひまわりカーニバル2008」でのお話です。やっぱり高速で動くものを撮るのは至難のワザですね。200ミリ程度の望遠ではなかなかうまく撮れません。かといってあまり被写体に近づくと動きが速や過ぎて追い切れませんし、ブレもでます。なかにはお化けのような大きなレンズを装着したプロらしき人も見かけますが、いったいいくらお金をつぎ込んでいるのだろうと、つい浅はかな考えをしてしまいます。
 この画像は、滑走路前のいわば絶好の観覧席なのですが、ロープ際で必至に被写体を追っているカメラマンと比べ、おそらく早くから来ている人達だと思いますが、少し引いたところから、のんびり椅子に腰かけて眺めている人達。なんだか場慣れしている感じです。飛行機は滑走以外は、ほとんどが高い所を飛んでいるのでそんなに最前線にしがみつく必要もないといったところでしょうか!
たまには、カメラを置いて催しをゆっくり楽しむのもいいかもしれませんね。枯草の匂いがする広~い会場。若いファミリーや若いカップルが多くて少し若返ったような気分になるから不思議です。

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ヒマワリ

2008-08-26 22:28:28 | 植物


 先日の日曜日、笠岡湾の干拓地で開催された、「大空と大地のひまわりカーニバル2008」を見に行ってきました。画像はその時の100万本のヒマワリですが、曇り空だったのが少々残念でした。ヒマワリの黄色と、空の青のコントラストは素敵ですよね。
 このヒマワリですが、先日、車中できいたNHKラジオの夏休みの子供番組のことです。小学生から次のような質問がありました。「ヒマワリの花はいつも太陽の方を向いていますが、夜はどちらを向いていますか?」というようなことだったと思います。なかなかするどい質問だと思いましたが、担当の先生の解答は次のような興味深いものでした。
 「大きくなったヒマワリの花が向いている方向は、実は常に東なんです。なのでいつも太陽の方向を向いているというのは間違いなんです。」「でもつぼみや葉っぱは、ずっと太陽の方向を向いています。ですから日没のときは西を向いていますね。」「それでは、夜中はずっと西のままなんでしょうか!」「実は夜のうちに東に向き直っているんですね。」といった回答でした。この夜のうちに向き直る、ということが不思議でなりませんでした。すごいですね。

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町おこし、大成功

2008-08-14 22:57:49 | まつり


 今年も岡山県高梁市川上町のマンガ絵ぶたまつりを見に行ってきました。もとはと云えば川上町とマンガとはなんの縁もゆかりもありませんでしたが、竹下内閣のときのふるさと創生基金で、マンガに着目し「ふれあい漫画館」を郷土資料館の一室にオープンしたのがその始まりでした。
以来、いろいろな企画でその構想はますます拡大し、あの漫画家の富永一朗氏を講師に迎え協力を得ながら、ついには、平成6年に吉備川上ふれあい漫画美術館が落成しました。
 このマンガ絵ぶたは、あの「青森ねぶた」を模しておりその高さは4メートもあります。今年は9基が参加しまつりを大いに盛り上げました。その製作には2か月を要しその苦労も大変なものだと思いますが、見物客は地元の人を含め、12,000人と年々増え続け、この高齢化と過疎に悩む山あいの田舎町を活気づけています。

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切実な願い・・かも!

2008-08-11 22:01:33 | まつり


 日曜日に星の郷、美星町の「天の川まつり」に行ってきました。この祭りの呼びものは何といっても、地上に並べられた灯ろうです。
 ひとりひとりの願いが書かれたこの灯ろう、徐々に暗くなってくると、その明かりはだんだん明るさを増し、幻想的で幽玄な世界を創り上げます。
 地上に並べられたこの灯ろう、まるで川に浮かんで流れているように見えます。
 
 上の画像はテントの下で行われていた「絵柄灯ろうコンテスト」。なかなか味のある絵柄ですね。美人になりたいとありますが、実際はなかなかの美人ではと思ったりもします。
 美星町天の川まつり
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