未熟なカメラマン さてものひとりごと

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君田町のヒマワリ畑 広島県三次市君田町 平成27年7月20日(月)

2015-07-26 22:21:13 | 撮影

君田町最大のヒマワリ畑 藤兼地区

世羅町・やまびこ農園の花ハスを見たあと、君田町のヒマワリ畑に向かいました。ありがたいことに空は真っ青なブルーでまさに夏空、ヒマワリとの組み合わせは期待できそうです。

この君田町のヒマワリ、もともと休耕田を利用し町の活性化にと始められたもので、町内の各地に植えられました。規模は毎年拡大し、現在では合わせて100万本、中国地方を代表するヒマワリ畑になりました。中でも一番広いのが、藤兼地区です。
ナビをセットし、あたりをきょろきょろしながら車を走らせていると、左の眼下に一面の黄色い畑が見えました。

迷うことなく、駐車場に到着です。時刻はちょうど8時ごろでした。駐車場にひとつの田んぼが割り当てられ、架設のトイレも2基設置されていました。
駐車場には約10台の車がとまっており、見物人はざっと見回したところ20人ほどでしょうか。農道のむこうに植木剪定用の高い脚立がひとつぽつんとあり、今何かと話題のドローンを飛ばす人もいます。
ヒマワリは整然と植えられ、名前のとおり一様に西を向いているから不思議です。

駐車場入り口付近に樽のようなものが置かれ、ハサミと新聞紙が一緒に置いてありました。
樽は、種子採取のための協力金収集箱で、ハサミはヒマワリの剪定用です。そうなんです。
こちらの畑では、無料でヒマワリを持って帰れるのです。何と気前のよいことでしょう。
ということで、農道に近いところのヒマワリは多くが刈り取られていました。



美しいヒマワリ 青空に映えます。


広い広いヒマワリ畑です。

さて、撮影ですが被写体としては、最高の条件です。あぜ道を歩いたり、青空をバックにアップで撮影したりといろいろ試みました。ひとつ残念なのは、生育の関係で大小はあるものの、すべて同じ品種のようで、バリエーションに欠けるというところでしょうか。

そうこうしている内にも次々と見物客がやってきます。私も30分ほど滞在のうち30枚ほど撮影し、せっかくなので5本ほどいただいて君田町をあとにしました。先の花ハスが今ひとつだったので、少し救われた気がしました。

藤兼地区のヒマワリの観賞期間は、7月26日までで、7月27日から鋤き込み、そば畑に変身するそうなので、ご注意を。石原会場や西入君会場,沖の原会場は引き続き,ヒマワリが散るまでそのままにしてあるので,最後まで楽しめるようです。



ヒマワリは自由に摘んで持って帰ることができます。
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世羅高原の花ハス やまびこ農園(広島県世羅町) 平成27年7月20日(月)

2015-07-24 00:26:21 | 撮影
今年も世羅町にあるやまびこ農園を訪ねることにしました。自宅を早朝5時過ぎに出発。ちょうど1時間後の6時過ぎに現地に到着することができました。昨年訪ねたのは、7月27日だったのでちょうど1週間早いことになります。

先客がすでにあると思っていましたが、どういうことでしょう。ほかに誰一人の姿もありません。いつもなら駐車場所に苦労するところですが、皮肉にもその心配はまったくありませんでした。
はやる気持ちを抑えて、三脚を立て、長靴に履き替えてハス畑に向かいます。畑の周りは電気柵が張り巡らされています。

するとどうでしょう。ひと目見た瞬間、今年は勢いが無く状態がよくないのがわかります。花の茎の首の部分が折れたり、中途半端に開花して傷んでいるのもたくさんありました。
やはり全体的に早いというのもありますが、このような状態の花ハスを見るのは初めてで、正直がっかりしました。
それでも、私が大好きな「ミセススローカム」の、まるで岡山名産の白桃のような丸いつぼみはいくつかみることができました。あとは白いハスの花をところどころに見る程度です。ピンク系の大型の品種はほとんど目にすることはありませんでした。



















このやまびこ農園の花ハスですが、生産者のハス畑なのでいろんな種類のハスを見ることができる、とても有難い存在なのです。山奥の中にあるので場所を聞かなければなかなか一人で来ることはできない、知る人ぞ知る秘密の場所なのです。

1時間ほどして、やっと1人のカメラマンがやってきました。私の方を見て開口一番。
「おはようございます。今年はだめですね」と。
「昨年より1週間早くきましたが、状態はよくないですね」と私。
「これなら1週間後にきても、おそらくだめでしょう」とカメラマン。
「生産者の方から聞いたのですが、対策は講じているけど、毎年だんだん花が小さくなっているらしいです。」とカメラマン。

一番いい状態で撮影できれば最高なのですが、なかなか満足のいく好条件に出くわすことが少なく、そんな中で奇跡的に感動するような美しい場面に出会えるというのが、これが撮影の醍醐味でしょうか。
そうこうしているうちに、西から山間の里にも暑い陽が差し始めたので、当日は断念し止む無く引き上げることにしました。
駐車場で入れ違いに一組の夫婦がやってきました。

花ハスはあきらめたものの、このまま帰るのももったいないので、先日テレビで放映していた三次市君田町のヒマワリ畑を見て帰ることにしました。
(君田町のひまわり畑に続く)
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岡山県の名瀑 不動滝(真庭郡新庄村) 平成27年7月19日(日)

2015-07-22 23:51:43 | 自然

落差38mの迫力ある滝です。

前回の「道の駅メルヘンの里新庄お食事処夢ひめ」に続く)
がいせん桜を見たあと、蒜山に向かって出発しました。途中見かけたのが不動滝への道標です。この不動滝、全国にその名前を持つ滝がいくつもありますが、実は岡山県内にも他にありました。
最近のテレビのニュースで紹介していたのが、山乗渓谷の不動滝です。こちらはNHKの大河ドラマ「武蔵MUSASHI」で主人公・宮本武蔵役の市川海老蔵(当時・新之助)がこの滝に打たれるシーンが有名ですが、私は勘違いをしていて、新庄村の不動滝がその滝だと思っていたのです。

さて、この不動滝、それほど遠くないようなので、見て帰ることにしました。方角は毛無山方面と同じでした。案内板にしたがって傾斜のある山道を進むと、カーブする道路上に突然、不動滝の道標が目に留まりました。しかしお堂のような建物はありましたが、駐車場が見つかりません。仕方なく進むと、やがて道は平坦となり、その向こうに毛無山の登山口が見えてきました。結局、そこまでいって折り返すことにしました。イノシシが出没するのでしょう。電気柵が道の両側に張り巡らしてありました。

登山口から戻り再び駐車スペースを探しますが、無さそうなのでお堂前の空きスペースに車を入れました。耳を澄ますとなにやら「ザー」と、とてつもなく大きな音が道路まで響いてくるではありませんか。お堂前から滝の方に目をやると、木々の間から滝の流れが少しだけ見えます。これは想像以上だと、ランニングシューズに履き替え、丸太で土止めされた遊歩道を慎重に降りていきますが、その丸太が雨に濡れすべりそうでとても怖く感じました。5分ほど下ると滝つぼの前に出ました。




すさまじい轟音が響き、自然のミストが漂っています。ものすごい迫力です。台風あとのためでしょうか、この日は水量が特別多かったのかもしれません。岩の上から位置を変えながら撮影をしました。手持ち撮影でしたが、スローシャッターにも挑戦しました。こうして10枚ほど撮りすぐに引き返しました。不動滝の案内板によると、100m下流にも女滝(めんだき)という滝があり、一方こちらの滝は男滝(おんだき)とも呼ばれ、またお不動さんの前にあるので不動滝とも呼ばれているそうです。想像以上の迫力に圧倒されましたが、滝周辺には、お弁当を広げるようなスペースがないのが残念でした。

岡山県の滝というと、まず日本の滝100選に選定されている「神庭の滝」、岩に伝って流れる様が美しい津山市の「布滝(のんだき」、裏見の滝として有名な鏡野町の「岩井滝」などが知られていますが、「布滝」「岩井滝」「不動滝」はいずれも鳥取県との県境に位置していており山のまた山の中にあります。不動滝は道路からすぐのところにあり気軽に行けるのがいいですね。またほかの不動滝と区別するため、新庄不動滝とも呼ばれているようです。
こうして新庄村をあとにし、目的地の蒜山高原に向かいました。



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野菜バイキングのお店 道の駅メルヘンの里新庄(岡山県)平成27年19日(日)

2015-07-21 21:02:24 | 食事

道の駅・メルヘンの里新庄

天気は今ひとつでしたが、久しぶりに出かけることにしました。行き先は、テレビの情報番組で見た、新庄村の道の駅の食事処です。野菜バイキングがとてもおいしそうに見えてぜひ食べてみたいと思ったのです。

新庄村へは、岡山自動車道・賀陽ICから中国道へ、米子自動車・湯原ICを経由し2時間ほどで到着。何といっても鳥取県との県境に位置しているので、県南の井原からは時間もかかるわけです。
時刻は11時ごろでしたが、道の駅駐車場はすでにいっぱいでした。それほど広くない店内ははや満席状態です。自動販売機で食券を購入し、何とか駐車場側のカウンター席を確保しました。野菜バンキングの料金はおとな1千円です。
反対側の窓際には、地元の食材で作られたメニューがずらり20種類以上並んでいます。
大きなお皿に、できるだけいろんな種類のものを取り、ご飯と味噌汁でまずいただくことにしました。



新鮮な食材で調理されたメニューは最高です。

ご飯の何とおいしいこと。ナスの煮付けや、豆腐とトマトのカルパッチョ、豚ロースの冷しゃぶもなかなかの味です。完食したあと、もう少しだけいけそうだったので、好きなカレーを少しだけ追加でいただきました。このお店、野菜ソムリエ協会が認定した全国初の道の駅の認定レストランで「道の駅メルヘンの里新庄 お食事処夢ひめ」といい、6~11月の土日限定での開催で、時間は11時から14時までとなっています。
情報によりますと、店主はジュニア野菜ソムリエの篠原奈緒さんという方だそうです。

一番の売りは、何といっても、地元農家が朝に収穫した旬の新鮮な野菜をふんだんに使用した地産地消の野菜のメニューです。
となりのカウンター席に座っていたご夫婦がすごい。ご主人は何度も追加をしていました。
野菜の天ぷらは、あっという間に無くなっていました。
次から次へとお客さんがやってきます。これだけおいしいとリピーターが多いのもうなづけます。近くなら毎週でも来たいところです。

食事を堪能した頃、外はあいにくの小雨となりました。このあとの予定は特に決めていませんでしたが、せっかくここまできたので、がいせん桜の通りを見たあと、蒜山にまわり、ジャージー牛に癒されて帰ることにしました。(不動滝につづく)



11時過ぎの食事処内の様子。窓際のメニューに並ぶ人々
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2015(平成27年) 高校駅伝有名校の今を分析する。 インターハイ予選の結果から 

2015-07-09 22:29:24 | 駅伝

過去の大会(2011)から 筑紫女学園の木村友香や興譲館の菅華都紀の姿が見える

各都道府県大会のインターハイ予選、1500m、3000mの記録と合わせ、6月9日までの各大会の判明分からその実力を分析してみたいと思います。
(過去の駅伝記事は、カテゴリーから‘駅伝’をご覧ください。例によって敬称略です。ご了承ください)

3000m.の結果から ベスト50位(前年同時期との比較)
1位 9.13.22 樺沢和佳奈(常磐2)
2位 9.15.20 M.マーガレット(青森山田2)← 9.13.79
3位 9.15.36 向井優香(世羅2)← 9.43.79
4位 9.17.92 小吉川志乃舞(世羅3) ← 9.17.76
5位 9.18.32 島田美穂(山梨学大付3)
9位 9.21.68 安藤富貴子(立命館宇治3)← 9.22.05
10位 9.21.89 高松望ムセンビ(薫英女学院3)← 9.13.23
13位 9.24.63 三浦祐美香(山梨学大付3)
14位 9.24.76 米谷結希(常磐3) ← 9.34.19
21位 9.26.95 小西真亜子(立命館宇治3)← 9.25.02
27位 9.29.36 嵯峨山佳菜未(薫英女学院2)
28位 9.29.73 大森巴菜(興譲館3)
33位 9.30.96 新井茉奈(常磐3)← 9.38.16
36位 9.31.98 谷口 愛(神村学園2)
45位 9.33.68 大西結菜(西脇工2)
48位 9.34.04 松下茉由(神村学園2)
49位 9.34.10 溝江愛花(青森山田3)
50位 9.34.32 荒武志織(神村学園2)

1500m.の結果から ベスト50位
1位 4.19.90 高松望ムセンビ(薫英女学院3)← 4.18.01
2位 4.20.61 樺沢和佳奈(常磐2年)← 4.24.91
5位 4.22.98 M.マーガレット(青森山田2)← 4.27.61
6位 4.23.07 島田美穂(山梨学大付3)
7位 4.23.36 田中希実(西脇工1)
11位 4.25.05 米谷結希(常磐3)← 4.27.17
12位 4.25.32 猿見田裕香(豊川2)← 4.29.46
18位 4.26.72 小吉川志乃舞(世羅3)← 4.26.59
19位 4.26.96 向井優香(世羅2)
27位 4.28.27 松井優実(豊川1)
38位 4.29.64 小西真亜子(立命館宇治3)← 4.27.90
39位 4.29.65 前田梨乃(薫英女学院3)
40位 4.29.78 嵯峨山佳菜未(薫英女学院)
43位 4.30.48 谷口 愛(神村学園2)

(常磐高校)
前年との比較で感じることですが、まず常磐高校の充実ぶりです。特に2年生樺沢和佳奈の活躍には目を見張るものがあります。インターハイ群馬県大会では、3000m、1500m.ともに大会新記録で1位となっています。しかも1500m.は自己新記録です。3000m.については、まだ2回しか走っていませんがこの快挙。現在、故障のため大会への出場を見合わせている岡本春美が昨年同時期、9.28.25でしたので、いかに素晴らしい記録かということがよくわかります。
岡本晴美が復帰し、好調な米谷結希と新井茉奈、そして小指有未が調子を上げてくれば、今年の常磐高校、またしても優勝に近いところにある、そんな感じがします。

(豊川高校)
次に豊川高校についてです。昨年は絶対的王者・鷲見梓沙や堀優花、山田日菜野など大先輩を擁し、予選会では大会新記録で好タイムを連発していた豊川高校、その存在感は圧倒的でさえありましたが、今年は予選会でも他校に先陣をゆるし、残念ながら記録も今ひとつでした。しかし昨年1区で出遅れた猿見田裕香が健在、そして瀧紋奈、中森紗南、森藤凪もおり、1年生の松井優実にも期待が持てそうです。深山監督がどのように仕上げてくるのか、今後が楽しみです。

(薫英女学院高校)
昨年、初優勝を遂げた薫英女学院高校、加賀山姉妹の活躍はまだ記憶に新しいところです。この加賀山姉妹と森京香が卒業しましたが、高松望ムセンビ、前田梨乃が健在で、しかも本大会で抜群の力を発揮した嵯峨山佳菜未もいます。今のところ、まだ本来の走りができていませんが、今後徐々に記録を伸ばしてくることは間違いないでしょう。そしてこの3人の次に期待されるのが1年生高松智美ムセンビです。府大会では、高松望ムセンビ、嵯峨山佳菜未についで3位でした。これに続くのが竹内ひかりあたりでしょうか。今年もメンバーが揃っている薫英女学院です。

(世羅高校)
世羅高校の、小吉川志乃舞、向井優香にも注目です。昨年の師走の都大路では、最終区の中間あたりまで、チームは5位で大健闘、最後の1キロで力尽きた感じでしたが10位は立派でした。特に向井優香は、3000m.で先輩・小吉川志乃舞を上回る勢い。まだまだ伸び盛りの2年生、昨年の同時期と比較し、実に30秒近くも上回っています。どこまで記録を伸ばすのか注目したいと思います。(つづく)   



女性隊員の乗った白バイが華を添える
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