未熟なカメラマン さてものひとりごと

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「ミーアキャット団子」といっても食べ物ではありません。 広島市安佐動物公園 平成28年1月17日(日)

2016-01-19 23:13:01 | 動物

体を寄せ合って寒さに耐えるミーアキャット まるで団子です。

所要で広島に出かけました。自宅を出発したのがお昼前ごろでしたが、動物園にはサービスエリアで休憩したこともあって2時ごろ到着しました。
天気は曇天、天気予報では、曇りのち雨となっていたので、入園者も少なめでした。

フラミンゴから始まって、サルの群れ、キリンやゾウ、クロサイ、シマウマ、トラ、ライオン、水牛など、おなじみの動物たちが迎えてくれます。広くてきれいな園内、安い入園料も市立ならではです。
そんな動物たちの中で、一番かわいいと思ったのが、ミーアキャットです。暖房用の白熱灯の下で、お互い体を寄せ合い寒さをしのいでいました。

よく、サルが「おしくらまんじゅう」のように体を寄せ合いお互いの体温で体を温める様をサル団子といいますが、こちらのミーアキャットも同じように体を寄せ合ってひとつの球状になっていたので、これはまさに「ミーアキャット団子」だと思いました。ネットで調べると全国の動物園であたりまえのように、この表現が使われているのには驚きました。

団子状の中にあっても、警戒心が働くのか、顔が一様にこちらを向いているのがおもしろいと思いました。
ほぼ一周するころ、雨が降ってきたので急いで公園をあとにしました。動物園を出たあとで、黒い手袋の片方を落としたことに気づきましたが、あとのまつりです。

このあと、せっかくなので広島の本場のお好み焼きを食べて帰ろうと思いました。ネットで検索し、入ったのが「みっちゃん」というお店でした。ここは贅沢にデラックス(1,100円)を注文しました。味も量も申し分なく、堪能できました。有名店なのでしょうか、奥の白い壁に、有名人のサインがいっぱい書かれていました。

尾道の「村上」で食べた尾道風お好み焼きや、日生の「もりした」で食べたカキオコとは違い、それぞれに特徴があるのがおもしろいと思いました。
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感動をありがとう 高校女子駅伝2015(平成27)常磐高校の巻

2016-01-14 22:38:19 | 駅伝

井原市成人式 本文とは関係ありません。

あけましておめでとうございます。今更という気もしますが、落ち着いたところで全国高校女子駅伝2015の結果を分析してみたいと思います。
今回は惜しくも準優勝となった群馬県代表の常磐高校を取り上げてみたいと思います。
(例によって敬称略、過去の駅伝記事はカテゴリーから「駅伝」を選択ください。)

まず、大会の結果を区間ごとに検証してみましょう。
(区、氏名、学年、区間順位、区間タイム、トップとの差)
タイム 1時間7分46秒 総合2位
1区 岡本 春美(3)05位 19:35 0:15
2区 樺沢和佳奈(2)02位 12:55 0:06
3区 小指 有末(3)10位 09:57 0:12
4区 新井 茉奈(3)02位 09:22 0:13
5区 米谷 結希(3)02位 15:57 0:09

次に、昨年の記録を見てみましょう。
タイム 1時間8分11秒 総合3位 学年は当時
1区 岡本 春美(2)01位 19:12 0:00
2区 小林 由佳(3)16位 13:40 0:36
3区 樺沢和佳奈(1)02位 09:38 0:40
4区 篠崎 玲奈(1)03位 09:29 0:29
5区 大島 里穂(3)06位 16:12 0:45
(*データは、ともにNHKロードレースオンラインより)

昨年と比較し、その実力は格段に上回っていました。2区、4区、5区の3区間で昨年の記録を更新しています。最終区で世羅高校の向井優香にかわされたもののその差はわずか9秒。悲願の初優勝こそ逃しましたが、学校史上初の全国2位、過去にないレベルの高さとその実力は十分に証明されました。

(1区)岡本春美
やはり、岡本春美は完全に復調していませんでした。昨年の全国大会以後、ケガが続きやっと7月ごろから練習開始。県大会から公式戦のレースに復帰しましたが、まだ万全ではなかったようです。それでも後半まで何とかトップグループに加わります。そして急激な登りのラスト1km、豊川高校の猿見田裕香、西脇工業高校の田中希実、世羅高校の小吉川志乃舞についていけず7位あたりを走っていましたが、最後の最後で2人抜き5位に浮上します。この成績は彼女自身の現在の状態からすると、精一杯のところだったのでしょう。それにしても3年間の活躍は素晴らしいものでした。お疲れ様と声をかけてあげたい気持ちです。

(2区)樺沢和佳奈
レースが動くといわれている2区。樺沢和佳奈は、実力どおりの走りをしました。すぐに2校を抜いて3位に浮上します。そして西脇工業と世羅高校がトップ争いをする中、どんどん近づき、その差を15秒から9秒縮め6秒差とします。テレビ画面でもその姿は徐々に大きくなり、髪をたなびかせて走る様は実に軽快でした。またコーナーワークも見事だったと思います。昨年の同区と比較すると、実に30秒も早いタイムでした。仙台育英のヘレンエカレナの驚異的な記録は別として、立命館宇治高校の安藤富貴子や、大阪薫英女学院の高松智美ムセンビを押さえての区間2位はさすがというほかありません。1.2区で流れを作るというのが高校女子駅伝のセオリーですが、高木監督はこの状況をどのように見ていたのでしょうか。

(3区)小指 有末
ペース配分が難しいといわれる3区です。選手層の厚い常磐高校、前日までの調子を見て最終オーダーが決定されたのでしょうが、3区、小指有末はなかなか想定できませんでした。坂尻有花や、県大会で活躍した飯野亜美もいましたが、高木雅一監督は、あえて3年生の小指有末を起用しました。小指有末は3年生ながら初の全国大会。緊張もあったでしょうが、記録区間10位はまずまずの成績でした。しかし最後に薫英女学院の高松望美ムセンビに抜かれ順位は4位に落ち、トップとの差はさらに6秒広がって12秒となりました。

(4区)新井 茉奈
しかし、またしても層の厚い常磐高校です。4区は3年生の新井茉奈です。1km付近で世羅高校を抜いて3位に浮上、そして中間点で2位になります。薫英女学院高校とのデッドヒートは見事なものでした。記録も1位西脇工業高校の後藤夢に1秒差と迫る9:22、堂々の2位でした。この新井茉奈3年生になって調子をあげてきたようです。負けん気の強さが画面から伝わってきました。そしてこの区間できっちり役目を果たしました。期待以上の走りではなかったでしょうか。しかし中継所でトップとの差は13秒に広がりました。いかに西脇工業高校が早かったかがわかります。あとは、5区の米谷結希に託すのみです。

(5区)米谷 結希
最後の夢は、3年生米谷結希にゆだねられました。この時点で優勝した世羅高校とのタイム差は22秒ありました。中間点で西脇工業高校大西結菜の調子が大きく崩れ始めます。そして常磐高校がついにトップに躍り出ます。しかし世羅高校とのタイム差はさらに13秒に縮まっていました。高木監督も気が気ではなかったでしょう。テレビ画面に映し出される両者。長身でふっくらした米谷結希に比べ、対照的な細身の世羅高校、向井優香です。
残り1kmでついに交わされ最終的に9秒の差をつけられてしまいました。向井優香のあの走りでは、仕方ないと誰しも思ったことでしょう。
しかし、区間2位の走りはさすがというほかありません。彼女は千葉県の出身ですが、群馬県に大いに貢献しました。

こうして、大会は終わりましたが、もし、岡本春美が、昨年1区・区間賞での同タイムの19:12で走っていたら、4区終了時点で世羅高校との差は、58秒であり、当然あの逆転劇はありませんでした。
また世羅高校の小吉川志乃舞と同タイムの19:20で走っていても、6秒差で常磐高校に軍配があがりました。しかしそうなると向井優香がさらにピッチをあげて踏ん張ったかもしれません。
しかし、これからも続くであろう彼女たちの競技人生を思うと、決して無理をさせず、肉体的にも精神的にも万全の状態で、不安なく試合に望めさせることが、一番大事だと思います。

3年生主体で望んだ今大会、目標の優勝まであと1歩届きませんでしたが、昨年に続く表彰台は見事というほかありません。優勝候補と目され、プレッシャーも相当なものだったと思いますが、その実力を証明しました。テレビで観戦していてもトップグループで終始画面に映し出される選手たち。群馬県民、駅伝ファンに大いに感動を与えてくれました。層の厚い常磐高校、連続の表彰台がどこまで続くか、これからも注目していきたいと思います。

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平成28年元旦 今年も初日の出を見に行ってきました。井原市経ヶ丸

2016-01-05 23:47:50 | 今日の出来事

和太鼓の演奏を聴きながら初日の出を迎える

今年も、井原市内一の初日の出スポット「経ヶ丸(きょうがまる)」に行ってきました。
事前に日の出時刻を確認していなかったため、適用に6時半ごろ自宅を出発。真っ暗闇の中、経ヶ丸には、6時45分ごろに到着しました。
道路わきの空きスペースに駐車しましたが、それほどの混雑ではありませんでした。車を降り、坂道を歩いてまもなく頂上です。何年前には、登山口付近で甘酒の接待があったこともありましたが、最近はありません。

頂上に着いて小耳に挟んだのが、「日の出時刻は7時15分」ということでした。待つ間の30分が何と待ち遠しいことか。
それほどの冷え込みではありませんでしたが、つい足踏みをしてしまいます。すると西の空の一角がオレンジ色に輝き始めました。山々は朝霧で霞み、とても幻想的です。
ふと頭上を見上げると、月が白くくっきりと見えました。

まもなく日の出というころ、元市議さんの音頭で万歳三唱です。例年どなたかがこのように音頭をとりますが、事前に打ち合わせがあるのでしょう。
そして、井原鏡獅子太鼓の勇壮な和太鼓の演奏が始まり、濃いオレンジ色の太陽が徐々に顔を見せます。何と神々しいことでしょう。今年の初日の出は、雲がほとんどなく、安心してみることができました。そっと手を合わせる人、カメラやスマホで撮影する人、記念写真を撮る人など様子はさまざまです。地元の井原放送のカメラも撮影に来ていました。これも毎年のことです。

それも観賞に浸っている時間はせいぜい5分ほど。その後いっせいに頂上を下る列ができます。
その頃、ほら貝を吹く人がいました。おそらく市内保育園のSさんだと思います。
車に向かう道路で、後ろから私の名前を呼ぶ人の声、
会社の同僚、Kさんでした。昨年も会ったので毎年来ているのでしょう。
そして、次に声を掛けていただいたのが、会社でお世話になっている中国銀行のテラーをされているYさん。
そして、もう1人声を掛けていただいたのが、会社地元のUさんです。いつも麓から歩いて登るようですが、「新聞を読んでいてつい遅くなり、日の出には間に合わなかった」とか。

こうした皆さんと年始のあいさつを交わし、帰途に着く。とても清々しい気分になります。
今年もいい年でありますように、と願うばかりです。



井原鏡獅子太鼓のみなさん
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