大仏殿を見学した後、二月堂に向かいました。さすがにこの辺りまで来ると観光客はずっと少なく落ち着いて散策できます。お昼を過ぎたころだったので、先に昼食をと途中にあったお店に入りました。ここでも大半の客が外国人でした。西洋人がうどんを食べているのが印象的でした。私は“ざるそば”を注文しましたが、値段も良心的で味もまずまずでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/49/a0191335f7501c906770924595e56ce3.jpg)
お馴染みの二月堂です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/61/6a1d751d339b9335a6af5642a8d3ab41.jpg)
眺めも抜群です。向こう側の大きな建物が大仏殿。
少し休憩のあと散策開始です。坂道を登ったところで、お水取りで有名な二月堂が見えてきました。せっかくなのであの舞台から眺めてみたいと思いました。それほど登った感覚はないのに、舞台からの眺めはなかなかのものでした。しばらく景観を楽しんで降りたところに無料の休憩所がありました。
畳敷きなどもあって日本式の休憩所スタイルでしたが、ここでも多くの外国人観光客の姿がありました。思い思いに座り静かに休憩をとっていました。団体客と違ってマナーもいいようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/21/6b57e6015336932270eedf4031cf1b78.jpg)
二月堂裏参道、静かで落ち着いた佇まいです。
このあと、二月堂の裏参道を通り、正倉院方面に向かいました。この裏参道は私の大好きな場所です。瓦の淵が覗く独特の土塀が続き、とても癒される気分になります。道の両側に細い用水路があるのですが、以前ここでサワガニを見つけたことがありました。奈良を代表する写真家「入江泰吉」がよくこの裏参道と空の景色を撮っていますが、特に印象的なのが、夕焼けに染まる空と裏参道です。
このあと正倉院周辺を歩きましたが、もうこのあたりになると観光客は誰もいません。すると目の前の道路を鹿の群れが横切りました。生まれたての小鹿が母鹿のあとをしっかり付いて歩いています。あまりにもかわいいので思わずカメラを向けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/d5/9b715e095e19b776ee66a75874c0568a.jpg)
奈良公園といえば鹿ですが、特に小鹿はかわいいですね。
このあと、世界遺産・元興寺のある、“ならまち”を訪ねてみることにしました。
思えば、今日は随分歩いたものですが、最後のひと踏ん張りです。猿沢の池から、数百メートルで元興寺に到着です。お目当ては石塔群と夏の花キキョウとの組み合わせで被写体としては有名です。初秋にはハギも咲くようですが、私はまだ見たことがありません。キキョウを撮ったあとは、本殿(国宝)に上がってご祈願し、少し休憩をして帰ることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b2/b142821a9f48ac2e0fa9ecdfc2bd5abe.jpg)
世界遺産・元興寺の石仏群
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0a/259220740ee91432d1b4f049045d8937.jpg)
この季節、キキョウがいい被写体となっています。
ならまちには、それほど大きな建物は残っていませんが、数多くの古い町屋を随所に見ることができます。車一台がやっとという道幅に、統一感のある町並みが形成され落ち着いた佇まいを見せています。最後に町のはずれにあった、喫茶店で休憩を摂りました。店内にはフランス人と思われる母と幼い子の一組がいました。アイスコーヒーを飲みながら通りを行き交う人々を何気なく眺めるのも面白いものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c6/c747cf12a3b5b12340fdb5e460cbad0f.jpg)
ならまちの町並み
ふと時計を見るともう午後4時近くになっていました。このあと大阪まで帰り、時間があれば、あべのハルカスを訪ねたいと思っていたので、急いで近鉄奈良駅に向かいました。
(あべのハルカスにつづく)
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お馴染みの二月堂です。
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眺めも抜群です。向こう側の大きな建物が大仏殿。
少し休憩のあと散策開始です。坂道を登ったところで、お水取りで有名な二月堂が見えてきました。せっかくなのであの舞台から眺めてみたいと思いました。それほど登った感覚はないのに、舞台からの眺めはなかなかのものでした。しばらく景観を楽しんで降りたところに無料の休憩所がありました。
畳敷きなどもあって日本式の休憩所スタイルでしたが、ここでも多くの外国人観光客の姿がありました。思い思いに座り静かに休憩をとっていました。団体客と違ってマナーもいいようです。
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二月堂裏参道、静かで落ち着いた佇まいです。
このあと、二月堂の裏参道を通り、正倉院方面に向かいました。この裏参道は私の大好きな場所です。瓦の淵が覗く独特の土塀が続き、とても癒される気分になります。道の両側に細い用水路があるのですが、以前ここでサワガニを見つけたことがありました。奈良を代表する写真家「入江泰吉」がよくこの裏参道と空の景色を撮っていますが、特に印象的なのが、夕焼けに染まる空と裏参道です。
このあと正倉院周辺を歩きましたが、もうこのあたりになると観光客は誰もいません。すると目の前の道路を鹿の群れが横切りました。生まれたての小鹿が母鹿のあとをしっかり付いて歩いています。あまりにもかわいいので思わずカメラを向けました。
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奈良公園といえば鹿ですが、特に小鹿はかわいいですね。
このあと、世界遺産・元興寺のある、“ならまち”を訪ねてみることにしました。
思えば、今日は随分歩いたものですが、最後のひと踏ん張りです。猿沢の池から、数百メートルで元興寺に到着です。お目当ては石塔群と夏の花キキョウとの組み合わせで被写体としては有名です。初秋にはハギも咲くようですが、私はまだ見たことがありません。キキョウを撮ったあとは、本殿(国宝)に上がってご祈願し、少し休憩をして帰ることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/b2/b142821a9f48ac2e0fa9ecdfc2bd5abe.jpg)
世界遺産・元興寺の石仏群
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この季節、キキョウがいい被写体となっています。
ならまちには、それほど大きな建物は残っていませんが、数多くの古い町屋を随所に見ることができます。車一台がやっとという道幅に、統一感のある町並みが形成され落ち着いた佇まいを見せています。最後に町のはずれにあった、喫茶店で休憩を摂りました。店内にはフランス人と思われる母と幼い子の一組がいました。アイスコーヒーを飲みながら通りを行き交う人々を何気なく眺めるのも面白いものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c6/c747cf12a3b5b12340fdb5e460cbad0f.jpg)
ならまちの町並み
ふと時計を見るともう午後4時近くになっていました。このあと大阪まで帰り、時間があれば、あべのハルカスを訪ねたいと思っていたので、急いで近鉄奈良駅に向かいました。
(あべのハルカスにつづく)