未熟なカメラマン さてものひとりごと

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愛犬の困ったクセ

2014-01-12 00:14:24 | ペット

うとうとするムック

我が家の大切な家族の一員である、プードルのムック(愛称:ムっちゃん、雄10歳)ですが変わったクセがあります。それとも、この犬種の特徴なのでしょうか。
プードル属は、体格的に大きいものから、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイ、ティーカップ(非公式・分類上はトイ)とあるそうです。その体高と体重は以下のとおりです。

スタンダード(体高45~60㎝、体重15~19㎏ 中型犬)
ミディアム(体高 35~45㎝、体重8~15㎏ 中型犬)
ミニチュア(体高 28~35㎝、体重5~8㎏ 小型犬)
トイ(体高 26~28㎝、体重3㎏前後 小型犬)

どのサイズのプードルも全般的にフレンドリーで感受性が強く能力も高くて、飼い主に従順です。ただ、体が小さくなるにつれて扱いが難しくなると言われています。スタンダード・プードルは優雅で気品がありますが、ミニチュアやトイはスタンダードに比べて甘えん坊で神経質です。

さて愛犬のムックですが、体重が7㎏なので、立派な?ミニチュア・プードルということになります。ただミニチュア・プードルは、多芸犬として育てられたとされ、日本では数が少ないようです。何か体型の基準というものはないのでしょうか。ムック、ただ単にトイ・プードルが、食べ過ぎで巨大化しただけかもしれません。そのプードルらしからぬ体型のため、「犬種は何ですか?」と尋ねられることもよくあります。「プードルです!」と答えると、「えー?プードルってこんなんだっけ?」というような調子です。

クルマで、自宅に帰るとそのエンジン音を覚えているのでしょう。カーテンの陰からガラス越しにじっと見ています。カーテンで外が見えない時は、施錠の電子音「ピ!」という音を聞いて確信するのでしょう。玄関に回り、吠えまくります。私が玄関の戸を空けて中に入ると、その場でくるくる回り喜びを表します。こういうところは、ほんとにかわいいとですね。

居間で服を着替えているとじっとこちらを見て何かをうったえています。ポケットのハンカチをくれといっているのです。実はハンカチが大好きな犬なのです。ハンカチを与えると、口先で咥えて何度も投げます。その投げたハンカチに吠えたり、どこかに隠したりもします。このとき、しっぽを盛んに振るので、相当に楽しいのだと思います。そのうちソファに移って仰向けになりハンカチを背中の間に挟んでこすりつけるようなしぐさをします。この動作が済むと、今度は私のそばにハンカチを持ってきて置き、自分は向きを変え向こうを向いてじっと待っています。これは、ハンカチのキャッチボールの催促なのです。落ちる場所を向いて態勢をとっているのです。しかたないのでハンカチを結んであっちに投げたりこっちに投げたりして相手になりますが、横になっているとき、体の上に乗って顔の前にハンカチを置くのには閉口します。この行為が10分ほど続くと、座ってハンカチを噛み始めます。こうしてハンカチ遊びは終わるのですが、ハンカチの隅がぼろぼろになってしまいます。あー、今までお気に入りのハンカチが何枚無残な姿になったことか。

しかし、これだけでは終わりません。次は、私の足首をごりごりとひっかき、靴下を脱げとの催促です。寒いので脱ぎたくないのですが、痛いので根負けです。ここからハンカチと同じように、靴下のキャッチボールが始まります。
しかし、一番困るのは散歩のときです。上着を着て、夜行タスキをかけ始めると、なんだかそわそわし始めます。「ムっちゃん、散歩行こうか」と声を掛けると、気分は徐々に高揚し、体にリードをかけるころには、それがピークに達して吠えまくり、手を噛もうとして凶暴になります。最後の「カチ!」という音を聞くと、今度はリードを飛び上がって噛もうとします。

かわいいと思うのは、私がソファに座ると、かならずジャンプしてやってきて体をつけるように横に座ってリラックスしていることです。椅子に座ってパソコンを操作していると、いつの間にか、足元に横たわっています。あやうく踏みそうになったことが何度もあります。夜、寝ていると私の布団の中に潜り込んで寝ていることもあります。気付かずに体を動かしたときムックの顔や頭に当たるときが一番の最悪です。あやうく噛まれそうになったことが何度もありますし、実際、一度だけ傷が深くて通院したこともあります。

月、最低でも一回以上のトリミングは必要ですが、毛がまったく抜けない犬種なので助かりますし、番犬としても重宝しています。単語も「ハウス」「散歩」「来た」「ムック」はわかっており、「ハウス」といえば、ケージの中に入りますし、「散歩」に行こうかと云えばうれしくなりますし、「来た」といえば、怪しいものが来たと思い外に向かって吠えまくります。「ムック」と声を掛ければ、何をしていてもこちらに顔を向けます。

10歳ともなると白内障にかかり少し目が白く濁っていますが、ソファに飛び移るときのジャンプ力にはいつも感心します。あと何年、こうして一緒にいられるのでしょう。

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愛犬の試練・エリザベスカラー

2012-08-27 21:25:06 | ペット


 愛犬のムック(ミニチュアプードル)が、トリミングでいつもお世話になっているペット美容室のいくみさんから、「あごの下にブツ(吹き出物)ができて、だんだん大きくなっているようなので、一度動物病院で診てもらったらどうですか」と助言をいただいていました。お盆も過ぎ少し落ち着いたので、浅口市金光町にある掛かり付けのH病院で診てもらうことにしました。「悪いものではないようですが、大きくなるまえにとっておかれた方がいいと思いますよ」ということだったのでお願いすることにしました。このブツ、一か所だけでなくあちこちに計、5個もありました。手術は全身麻酔で一晩泊まるようになるといわれました。

そして、手術日の8月25日、10時ごろに行くと、満車状態の多くのお客さんでした。
 最近のニュースで、酷暑のため、犬も熱中症にかっかっていると、きいていたのでそういうことかもしれません。待合では、シーズー、フレンチブルドッグ、柴犬、ゴールデンレトリバーなどいろんな種類のワンちゃんや猫ちゃんでいっぱいです。初対面でも、経験ある先輩?から、体験談をいろいろ聞かせてもらい大いに参考になります。
大病というと、一昨年疥癬(かいせん)にかかったことがありましたが、入院は初めての経験です。子どもたちよりもかわいいと思っているムックのことですから心配でなりません。手術のことはそれほど心配をしていませんが、術後、狭いケージの中でおとなしくしているだろうか、水は不自由なく飲めるだろうかといろいろ考えてしまいます。

お昼の4時頃、病院から「手術は無事に終わりました」と電話が入り、まずは一安心です。翌日の10時に迎えに行くと、首にメガホンのようなものを着けて出てきました。どこかフランシスコザビエルのようにも見えますが、正式には、エリザベスカラーというのだそうです。犬が傷口をひっかかないようにするためのものですが、できれば一週間、少なくとも3日間は我慢してほしいとのことでした。我慢するのは、もちろん飼い主の方です。
犬の方は、見た目よりも負担になっていないとのことでしたが、家に連れて帰ると、動くたびにカラーを「コーン」とぶつけてしまいます。餌を食べるのも、水を飲むのも、おしっこをするのも大変なようです。とにかく3日間が過ぎたら、すぐにでもはずしてやりたいと思っています。考えでみれば、早や8歳、人間でいえばもう50歳近くになります。
片方の目も白内障でだいぶ濁ってきた感じですが、以前亡くなった愛犬ミルのことを思い出し、少しでも長生きさせてやりたいと思っているところです。

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犬からうつる病気もあるんですね。今だから話せること。

2010-12-29 22:06:12 | ペット

知り合いからいただいたおもしろいダイコン

愛犬のムックが疥癬(かいせん)にかかり、動物病院の先生から「人間にもうつることがありますよ。痒いようなら一度病院で診てもらったらいかがですか!」との助言をいただきました。実は私たち夫婦もそのころから体中のあちこちが痒くてたまらなくなっていました。特に私の場合は、じんましん体質に疥癬でしたから相当ひどいものでした。そこで、それでそれぞれ違う皮膚科で診てもらうことにしました。私は評判の良い隣町=福山市神辺町のU皮膚科へ行きました。さすがに評判のよい病院だけあって、待合には座りきれないほどの人でいっぱいでした。結局、1時間ほど待たされて診察室へ。この先生、ひとあたりが良くて人気がある理由がわかるような気がします。「飼い犬が疥癬にかかって、病気がうつってしまいました。」「そうですか、どれどれと」皮膚の一部をカリカリとして取り顕微鏡で観察。「生きているダニそのものは見つけられませんでしたが、死んだ足の一部のようなものがありました。間違いなく疥癬でしょう!」との診断でした。
やっぱり!参ったなと思っていたら「大丈夫、2週間で直りますよ!」と、どこかで聞いたようなうれしいお言葉。
「この薬のやりかたが変っていましてね」と、乳液を一週間ごとに2回、首から下の全身に塗って、6時間後に洗い流すというものです。それから飲み薬と塗り薬も出します。一つは、朝と晩の2回、食事の後で、もう一つは寝る前に一錠、と三種類の薬を出しますとのこと。「それでは、車で待っていてください。」え?「待合ではなく駐車場?」これには少々ショックでした。他の患者さんにうつってはと、万が一の隔離ということでしょうか!看護婦さんが、車のNOと車種、色を聞きます。しばらく車で待機していると、事務の方がわざわざおつりと診察券を持ってきてくれました。
結果、この治療で、ほぼ2週間後には完治。とんだ目にあいました。

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評判の良い病院にはそれなりの理由がある。

2010-12-07 20:22:07 | ペット


愛犬のムック(ミニチュアプードル)が10月ごろから、足首をなめたり掻きむしったり、とても痒がるようになりました、あまりにも体中も掻きむしるので掻いたところの毛が抜けて悲惨な状態になってきました。この犬種は本来、毛が抜けずとても管理が楽なのですが、このときばかりはコロコロが離せませんでした。さすがになんとかしなければと、行きつけの動物病院に連れて行ったところ、食物アレルギーでしょうと、餌の状況を聞かれ、きまったドッグフード以外には絶対与えないようにと注意を受けて、かゆみ止めの飲み薬と、スプレー式の消毒液をもらいました。しかし病状はいっこうに回復する気配もなく、毛は抜け放題、以前のかわいい姿はどこにもありません。そのうちに独特の体臭も出るようになり、皮膚も赤くなって熱をもっている感じです。この先、どうなるんだろうととても不安な毎日を過ごしていました。それでも、足の爪は伸びます。行きつけのペット美容室に予約の電話を入れ、このような状態でもお願いできるか相談したとき「それはもしかしたら疥癬(かいせん)じゃないですか?」「親切な病院があるので、一度診てもらったらどうでしょう!」と金光のとある病院を紹介してもらいました。
会社をいつもより早めに出て、病院に向かいます。診療時間は午後7時まででしたが、滑り込みセーフで何とか間に合いました。先客が終わるのを待って診てもらうと、間違いなく疥癬との診断でした。血液検査をし、カメラで動画まで見せてもらいました。なんとそこには動いているダニがおり、ぞっとしました。今、飲んでいるステロイド剤は逆効果なので、徐々に止めて(一度に止めるとよくないそうです)とか新しい薬のやり方など詳しい説明をきいていると、時刻はもう8時を過ぎていました。
「完治には2ヶ月半ほどかかりますが大丈夫。直りますよ!」と言われ、そのときこの女性獣医師が正直、女神のように思えました。過去、動物病院にはいろいろ行きましたが、このような病院もあるんだなとほっとし、そして不安もいっぺんに解消。遠かったけど来て良かったとつくづく思いました。
わたしも最近、かゆいというと疥癬は人にもうつるので、注意が必要とのこと。皮膚科で一度見てもらった方がいいといわれました。(つづく)

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愛犬の困った楽しみ(ミニチュアプードル=ムックの場合)

2010-09-15 23:06:32 | ペット


会社から車で帰ると、その音を聞き分けているのか、すでに居間の網戸の奥からじっとこちらを見ています。せっかくなので「ムっちゃん、只今!」と車の窓を開けて声をかけると、ワンワンと2度ほど吼えて玄関先に走っていきます。

玄関の戸を開けると、入口のところで待機、靴をぬいで上がるときには、ぐるぐる回転しながら喜びを表現しています。そして部屋に入っての、ムックの一番の楽しみは、ポケットに入っている使用済みのハンカチをもらうこと。ポケットのところに口を持ってきてせがみます。差し出すとさっと咥えて、ソファの上で体を仰向けにしてハンカチを背中に擦りつけています。そして、次に靴下を脱いでいると、よこせといわんばかりに口をもってきて奪うようにとっていきます。そして、ハンカチと靴下を投げてくれと家人の足元に持ってきます。そして自分は、投げられる進行方向の先で、向こうを向いて待機しています。(この姿が実にかわいいのです)投げては持ってくる、この繰り返しが延々と続くわけですが、たまにゴム製のボールがこれに加わります。ハンカチはそのうちに噛みだします。すると当然ながらぼろぼろになるわけで、それは悲惨なものです。最近もったいないので少々破れていても使用する分には差し支えない、タオル地のものに変えています。欲求不満が溜まっているのでしょうかね?

 それから最近気になることがひとつ、食物アレルギーでしょうか!体が痒いらしく、よく足で掻いています。掻きすぎて血がでているところもあります。動物病院に連れて行けばいいのですが、なかなかその時間もありません。行きつけの病院は隣町の病院ですが、この先生がきついのなんのって!それ以前に通っていた、市内のある病院は、アレルギーというとまずいろんな検査をする、結果、多額の料金を請求されるというので行きたくない。でもそろそろ限界、近いうちに行かなくては!

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