未熟なカメラマン さてものひとりごと

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NHKドラマ「グレースの履歴」でロケ地となった、広島県尾道市因島を訪ねて

2023-09-19 20:06:44 | TVドラマ
訪問日:令和5年8月29日(月)

因島と聞くと、すぐに思い浮かぶのは村上水軍かもしれませんが、近年では人気の時代小説の影響もあってか、村上海賊という言葉もよく耳にします。しかし、今回私が訪ねるのは、テレビドラマ「グレースの履歴」のロケ地となった、重井西港の突堤です。グーグルマップで検索すると、なんと“NHKテレビドラマ「グレースの履歴」のプロポーズ突堤”として、観光スポットになっているではありませんか。(残念ながら9月中旬には消えてしまっていましたが)

実は、この素晴らしいドラマを見てから、私は源孝志さんの原作本(河出書房)を購入し、既に3回も読み返しました。人間愛と夫婦愛に溢れた作品です。そして、ドラマでも脚本と監督を同じ源孝志さんが手がけているため、まさに思い通りの作品に仕上がったのではないでしょうか。

亡くなった妻・美奈子(尾野真千子さん)が愛車・グレースのカーナビに残した履歴を追い、不貞を疑う夫・希久夫(滝藤賢一さん)の物語が展開します。神奈川県藤沢市、長野県松本市、滋賀県近江八幡市、高島市、広島県尾道市、愛媛県松山市と各地を訪れます。それぞれの地で出会う素晴らしい人々によって、亡き妻の夫に対する想いが明らかにされていきます。これらの場所は観光地として有名ですが、あえて代表的なスポットを外して撮影の背景としているところに好感を持ちました。

エンディングでは、高島市のメタセコイアの並木が登場し、私にはとても懐かしい景色でした。私がその場所を訪れたのは10年以上前のことです。

ドラマの鍵となる要素は、モナコ公妃グレース・ケリーとホンダのスポーツカーS800(通称エスハチ)です。
愛車の名前である「グレース」は、もちろんグレース・ケリーに由来しています。しかし、実際にグレース・ケリーがこのS800に乗っていた(物語上)という事実を美奈子は知る由もありません。その事実を知ったなら、彼女は歓喜したことでしょう。

私が、一番感動したシーンは、幼少期、希久夫の父母の離婚により離れ離れになった兄弟(父親側・希久夫、母親側・由起夫)。今では、認知症を患う母が、次男・由起夫の長男を希久夫とよび、その甥が初めて会った希久夫に、「僕、希久夫でもかまへんよ。ばあちゃんがそれで幸せなんやったら、おじさんのかわりでもかまへん」というシーンでした。
キャスト陣も素晴らしかったです。S800の開発者の一人である仁科征二郎役を演じた宇崎竜童さん、そして孫の晴香役を演じた山崎紘菜さん、どちらもかっこよかったですね。

再放送があるのかどうかわかりませんが、ぜひ原作本をお読みになってください。きっと感動しますよ!


以下、先日の因島と、私が過去に訪ねた物語の舞台となった各地をご紹介します。

広島県尾道市因島重井町 希久夫が美奈子にプロポーズした突堤

希久夫(滝藤賢一)は、最後の目的地・愛媛・松山市に向かう途中、美奈子(尾野真千子)にプロポーズした思い出の地である因島を訪ねる。そこで、希久夫は美奈子が大事にしていた写真の釣り人の真相を知る。


重井西港を巡る海岸線を進むと、前方に長い防波堤が見えてくる


突堤の先で、希久夫は釣り糸を垂れる。魚が釣れたらポロポーズをしようと思っていたが、、、


現在では、観光用としてのみ除虫菊が栽培されている (撮影日=2023.8.21)

除虫菊の花と港は実に絵になる

毎年5月初め、白い花を咲かせる (撮影日=2010.05.03)


マーガレットに似た白い花弁から漂う清々しい香り 正式名称はシロバナムシヨケギク (撮影日=2010.05.03)


美しい日本の原風景がそこにある(撮影日=2010.05.03)

滋賀県近江八幡市 

次の目的地である滋賀・近江八幡市に向かう。到着すると、目の前に30年前に生き別れたままの弟・由紀夫(柄本佑)が現れる。驚く希久夫に、由紀夫は2カ月前に美奈子が訪ねてきた日のことを語り始める。


新町通りは、巨額の富を築いた近江商人達の本宅が軒を連ねる通り (撮影日=2013.11.09)


八幡山麓に鎮座する日牟禮八幡宮は、成務天皇元年131年に創建された滋賀県を代表する古社の一つ


琵琶湖へと続く水路、八幡堀沿いには、白壁の蔵や美しい意匠が施された町屋建物が軒を連ねており、その景観の美しさから国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。鬼平犯科帳など時代劇のロケ地として知られています。

滋賀県高島市

希久夫(滝藤賢一)は、母・千江(丘みつ子)が認知症を患っていると聞き、勇気を出して会う決心をする。琵琶湖のほとりで穏やかに暮らす母と30年ぶりに対面した希久夫の目には、大粒の涙があふれる。


エンディングにも使用されているメタセコイアの並木。農業公園マキノピックランドを縦貫する県道小荒路牧野沢線には、延長約2.4kmにわたりメタセコイアが約500本植えられ、マキノ高原へのアプローチ道として高原らしい景観を形成しています。(撮影日:2014.07.19)


びわこ箱館山 ゆり園 ゴンドラで630mの山頂へ。(撮影日:2014.07.19)

愛媛県松山市

愛媛・松山を訪れた希久夫(滝藤賢一)は、宿泊先が見つからず、元恋人・草織(広末涼子)の家に泊まることに。亡き妻の思い出話を語るうち、希久夫は美奈子(尾野真千子)に会っていない、と言う草織のうそに気が付く。やがて全ての真相にたどり着いた希久夫は、妻の深い愛情と切ない望みを知り、涙を流す。



道後温泉本館 (撮影日:2021.03.14)


松山城は松山のシンボル


松山城の創設者 加藤嘉明像 沙織のお店はちょうどこの付近

最後までご覧いただきありがとうございました!

余談ながら

日曜劇場「VIVANT」堺雅人さん演じる主人公・乃木憂助のふるさとです。
ロケに使われたのが島根県奥出雲町にある国指定重要文化財「櫻井家住宅」



当時の訪問記は、こちらをご覧ください。
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最近うれしかったこと 「真田丸と備中松山城」 平成28年3月14日(月)

2016-03-17 00:21:23 | TVドラマ
日曜日には、欠かさず楽しみに見ているNHKの大河ドラマ「真田丸」ですが、以前から気になっていることがありました。
オープニングに登場する城のことです。現存する真田の城は存在しないとのことでしたが、映像にあるあの城、あれは、どうみてもお隣の町、高梁市の「備中松山城」に違いないと思っていました。しかし放映される45分の間に、一切その名前はでてきません。似たような城が他にもあるのだろうかと、毎回、見るたびになにかもやもやしたすっきりしないものがありました。

そこで、ネットで調べてみることにしました。「真田丸 備中松山城」で検索すると、NHKの制作部門と、高梁市のホームページ、地元の山陽新聞の記事にヒットしました。
それによりますと、NHKの制作スタッフがどこか、イメージに合う山城はないか、全国を歩いていた際、ひと目見てここに決めたそうです。江戸時代から現存する天守は、全国に12城ありますが、山城は備中松山城だけです。



しばし息を切らしながら山道を歩くと


やっと、お城に到着


まさに山城


右の天守が登場します。

近年のお城ブームで、城を訪れる人も随分増えたそうですが、雲海で有名な備中松山城も例外ではありません。ではどうして、その名前が出てこないのかということですが、そのままではなく、CGで合成しているので実際のものとは違っているからだそうです。例えば、土塀は、白のしっくいですが、テレビでは加工して茶色の土塀に変えていますし、他にも狭間に三角のものを加えたり、石段に水を流したりと、確かに手を加えていますが、ベースの部分は紛れも無く備中松山城に違いありません。

もうひとつの話題は、民放の深夜番組で、江戸時代、写真に写ったイケメンの侍を取り上げていました。その2番目に、井原市の池田長発(いけだながおき)が登場し、びっくりしました。おまけに井原市の全景が映ったり、井原市立図書館まで出て、私もよく知っている学芸員の首藤さんまで登場したではありませんか。こうして、改めてその写真を見ると、確かに現代でも通用するイケメン武士に間違いはありません。
どうぞ、「江戸時代 イケメン」で検索しご確認ください。
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「特捜最前線」を見て勘違いがわかったこと!

2013-10-28 22:15:31 | TVドラマ

愛犬ムック 我が家のわんぱく息子です。

先日、テレビの録画で「特捜最前線」という番組を観ました。とにかく手当り次第に録画しているものですから、ピンとこなかったのですが、ドラマの中で流れる曲やエンディングテーマを聞いて、過去の人気ドラマの続編ということがわかり、とても懐かしく思いました。
そこで、エンディングの曲「私だけの十字架」をもう一度聴いてみたくなり、ネットで探すと、大変な勘違いがわかりました。あの曲を歌っているのは、「クロード・チアリ」だと思い込んでいたのです。私たち夫婦ともそう思っていました。他にもそう思っていた方も多いのではないかと思います。ギターと外国人らしいあの声質、「クロード・チアリ」と信じて疑いませんでした。

しかし、実際歌っていたのは、「F.チリアーノ(Fausto Cigliano)」というイタリア・ナポリ出身の歌手。名前も、チリアとチアリ、どこか、似ていると思いませんか。しかし日本人ではあのような哀愁を帯びた歌声は出せないでしょう。完璧ではない日本語が生み出す、幻のイントネーションの不思議。それはどこか、「つぐない」を歌う「テレサ・テン」や、「雨の御堂筋」を歌う「欧陽菲菲」にも似ています。「クロード・チアリ」は、映画音楽「夜霧の忍びあい」などで有名なフランス・ニース出身のギタリストです。

YouTubeで「特捜最前線」を検索すると有名な、ギタリストが次々と出て、結局1時間近くも連続して見てしまいました。私もご多分に漏れず学生時代からギターに興味を持ち、独学で勉強したこともありました。今、完全に弾けるのは、「禁じられた遊び」だけになってしまいましたが、久しぶりに聴くプロのギタリストの音色に酔いしれてしまいました。

さて今回の番組に登場する警察犬、とてもよく訓練されていて感心しました。特にゴールデンレトリバーの警察犬。犬好きの私にはその健気な様子がたまりません。あっという間に終わる番組ですが、犬を相手に作り上げられる番組、相当な苦労があったのだろうと思います。

またまた話がそれますが、積水ハウスのCM「家に帰れば積水ハウス」で登場するゴールデンレトリバー、うる!となるくらい感動しますね。飼い主の主人と小さい頃から一緒に生活し、大人になった主人が帰宅するのをじっと待つ犬。足音で主人がわかるのでしょう。玄関先にそっと迎えに出る犬、何とも云えないシーンですよね。積水ハウスのこのシリーズ、短い時間で描き上げる見事なストーリーにはいつも感心させられます。そしてBGM「村上ゆき」の素晴らしい歌声、つい口ずさむ美しい曲です。
我が家の愛犬は、プードルのムックといいますが、会社から帰り車庫に車を入れていると、その様子を、室内から伺い、車を施錠する「ぴ!」という音で、間違いないと確信を持ち、玄関先まで迎えに出てくれるのは同じですが、うれしさのあまり感極まって、ワンワンと吠えまくり、くるくるとその場で回り出します。これはこれでかわいいのですが、先ほどのCMの様子とは随分違います。これも育て方が悪いのでしょうか。それともただ単に犬種の違いなのでしょうか?

さて話は戻りますが、今回の番組で、一番不可解に思ったのが、工場内での拳銃の撃ち合いシーンです。敵・味方とはいえ警察同士で、あんなに撃ち合う必要があったのでしょうか?しかもこのシーンは結構続きました。それから建物内で距離も近いのに、あれほど撃っても弾がほとんど当たらないというのも不思議。花火のように飛び交う銃口からの火花、そしてとどめは、悪役の刑事が車のトランクから手榴弾のように爆弾をとり出して火を付け投げるシーン。こんなことが現実に起こったら日本全国、大騒ぎになることでしょう。しかしその昔、「西部警察」という番組があって、渡哲也が、サングラスを掛け煙草をくわえながら、やくざを相手にマシンガンをぶっぱなす、という、さらにさらに上を行くアクション主体の番組もありましたね。通常、現実にはあり得ない、とわかっていても、これがテレビドラマの世界。刑事ドラマにアクションシーンは必要なのでしょうが、今回少し度が過ぎるような気がしました。

登場人物、配役は、それぞれ個性があって良かったと思います。続編があるなら、もう少し人間ドラマをメインに作り上げて欲しいと思いました。そうすれば、エンディング曲がさらに生きてくると思うのです。

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思えばチャングムからだった!

2013-07-01 23:14:30 | TVドラマ

Mygarden アジサイ 本文とは関係ありません。

最近、思うこと

(思えばチャングムからだった。)

あー、眠い。最近睡眠時間が足りなくて、寝不足状態が続いています。その原因はというと、韓流の時代劇にまたまたはまってしまったからです。今、見ているのがNHK総合テレビで放送されている「同伊(トンイ)」です。実は、毎週日曜日夜の11時から放送されているのですが、次の1週間が待てなくて、ついついレンタルショップで借りてしまいます。レンタル料も、1枚(2話)100円ですから、そう負担にもなりません。しかし、同じことを考える人がいるのでしょうか、貸出中が多くてなかなかその続きを見ることができないのです。お店の店員さんに、「なかなか戻ってきませんね!」と不満めいたことをいうと「人気商品ですので、すみません」との返事。せっかくなので、何か他のものを探すわけです。そうだ、NHKのBSで今やっている後番組。確か日本語のタイトルだったか?とはっきり思い出せず、借りたのが、「根の深い木」というもの。あとで確認するとまったく違うものでしたが、1・2話見ると、もうはまってしまいます。  

「イ・サン」のあと、時間がとられるので韓流の時代劇はこれで最後にしよう、と思いながら、たまたま「トンイ」にチャンネルが合ってしまい、第1話、あの子役の名演技についつい感動して、またもや見ることになってしまったのです。この韓流の時代劇ドラマ、思えば、ご多分にもれず「チャングム」からでした。「朱蒙」「風の国」「推奴(チュノ)」「海神(ヘシン)」「チェオクの剣」「ファンジニ」と続きます。こうして見ると自分でも随分みたな、と思いますが、これで本当に、最後にしたいと思うのです。

(惜しいシャッターチャンス)
日常の生活の中で、突然、素晴らしいシャッターチャンスに恵まれることがあります。私の場合、いつもカメラは車の中に所持していますので、そういうチャンスがあれば写せるはずなのですが、なかなかそうはいかない場合も多いのです。
先日も、倉敷に出張で、車を走らせていたときのことです。矢掛町の水田が一面に広がる田園地帯で、細い農道に列を成して登校する小学生の姿がありました。遠目に見ると、まるで田植えが終わったばかりの水田の中を歩いているようにも見え、大きなランドセルを背負った小学生が、とても印象に残りました。これは、いいかもと思いましたが、まさに朝の通勤時間帯で、しかも国道、車を停める場所もなく、とても残念に思いました。一列に登校するかわいい小学生の姿は、とても絵になっていたと思うのです。

次は、いつかの週末、これまた矢掛地区を車で走っていると、流れ橋の中ほどで、川面を眺める二人の若い女性の姿がありました。午後の陽が逆光ぎみに射し、川面がぎらぎらと反射して見えました。これも印象深いシーン、一瞬どこかに停めてその後ろ姿を撮らせてもらいたいと思いましたが、後ろには車の列が、停める場所を探していると、車はもうだいぶ進んでいました。すると、もうその場所に戻る気力もなくなっていました。残るのはただただ残念な気持ち。あのカット、今、思いだしても絵になっていたと思うのです。

最後は、出雲方面から米子自動車道に入ったころです。夕方でしたが、雨が上がり、夕陽が大山を照らしていました。そして背後には雲の間から真っ青な空が広がり、まさにこれこそ伯耆富士といわれる大山が黄金色に輝いて、とても神々しく見えました。どこかに停めて写したいと思いましたが、そこは高速道路。そういうわけにはいきません。しかし実際に停めて撮っている人がいたから、たまりません。かつて一度も見たことのないような、それはとても美しい大山でした。 

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思えばチャングムからだった!

2011-01-31 23:36:19 | TVドラマ

1月21日、お茶のおけいこの茶菓子

韓国の時代劇ドラマは本当におもしろいですね~。NHKハイビジョンで金曜日の夜に放送されている「イ・サン」。毎回見るのをとても楽しみにしています。
夜10時から、ノーカット・字幕版で2話続けて放映されていますが、さすがに2話続けてともなると少し疲れますね。登場人物は、ほとんど変らないのに次から次に難題が降りかかってきます。味方が敵となり、またくっついたり離れたり、でもそれでいて新鮮ですから不思議です。大体が憎々しい仇役がいて、それに打ち勝つストーリー。ただこれだけですが、やり込めるところが見ている側の快感なのでしょうね。それで60話とか70話と続くのですからすごいと思います。そしてもうひとつのテーマが愛。ラブストーリーでもありますね。それにしても韓国の女優さんは美しい。いかなるシーンでも完璧メイクですから驚きです。それから、感心するのがドラマの始まり、配役の紹介の部分ですが、例えばNHKの大河ドラマですと延々と続き、早く本編を見たいと思いながら時間が過ぎるのを、ただ耐えて待っているばかりですが、韓国の時代劇ドラマですと、紹介は主要な人物のみであっという間に終わります。これはいいですね。ただ、本編で亡くなった人が、変わることなくずっとそのままというのは、少しどうかとも思います。
ドラマの中に、喜劇的な役をする人たちがいて、とかく固くなりやすい物語をやわらげています。でもそのシーンが長いと少しだれてきますから、加減が難しいですね。それから韓国時代劇ドラマでいつも残念に思うのが、兵隊の隊列を組んでの移動シーン。駆けていく場合が多いのですが、たぶんエキストラなのでしょう。まるで運動会のようでどれも迫力が感じられません。
しかし、男性の衣装は華やかですね。傘のような帽子には羽のようなものまで付いています。
この放送で一番すごいと思う役者さんは、前国王の王妃役の人です。仇役ですが素晴らしい演技をします。例えば媚びるときの笑顔、恫喝するときの顔、泣いて詫びる時の顔など、シーンに応じて変幻自在。いつも感心して見ています。

それからDVDのレンタルで最近見始めたのが、「チュノ」こちらは、もう少し娯楽的ですね。戦うシーンがメインで、日本の時代劇でいうところのチャンバラ劇のようなもの。少し違うのが、蹴りなどの足技があってとても迫力があることです。この物語、最初の出だしは、まるで西部劇のようでした。でも韓国の昔の刀はどのような形をしていたのでしょう。中国のものとも違うのでしょうが、中には日本刀かと思えるようなものも登場します。現在、4巻(8話まで見ました。)レンタル料、2枚で160円というのが有難いです。それにしてもずらりと並ぶ韓流のDVD。圧巻です。
韓国の時代劇ドラマ、思えば「チャングムの誓い」を、チャンネルを廻しているとき偶然見かけたのが最初でした。以来、「チュモン」「風の国」など時代劇ドラマを専門に見てきました。これからも目が離せない韓国の時代劇ドラマです。

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