未熟なカメラマン さてものひとりごと

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ジャージー牛に癒されて  岡山県真庭市・ひるぜんジャージーランド

2021-07-20 18:24:10 | 動物
訪問日:令和3年7月11日(日)
コロナが落ち着いてきたので、数か月ぶりに遠出をしました。といっても行きは、県北・真庭市の蒜山(ひるぜん)高原です。ジャージー牛の大きな瞳に癒されたいと思ったのです。梅雨の合間の久しぶりに良い天気でした。午後から曇りとなっていたので、早く家を出たいと思っていましたが、結局いつもの時間、10時頃の出発となりました。
近くのコンビニで、食料とおやつを調達しいざ出発です。目的地までの所要時間は約2時間。岡山道・高梁市の賀陽ICから米子道の蒜山ICを目指します。

蒜山ICで降りると、毎回立ち寄るのが道の駅「風の家」です。トイレ休憩を兼ねて新鮮な野菜を買い求めます。大きなひるぜん大根が100円で販売されていました。一番の収穫は旬のトウモロコシと蒜山おこわでした。
買い物を終えると、いよいよジャージーランドですが、その前にカメラの被写体を求めて、ハーブ園のハービルに寄っていくことにしました。途中、うっかりして道に迷ってしまいましたが、到着すると、第一駐車場は満車状態。ここでこのような光景を見るのは初めてのことでした。
どうやらラベンダー摘み取り体験が行われていたようです。テラスから見るひるぜん三座、ジャージーランドらしき山裾の草原も見えます。ラベンダーは見ごろ過ぎなのでしょうか、あの独特の清楚な香りが一面に漂っています。しばし散策したのち、休憩がてらランチをとっていくことにしました。



駐車場から石段を上ると、入園口(チケット売り場)が見えてきます


寄せ植えのプランターがお出迎えです。


ハンギングバスケット、球根ベゴニアが美しい


テラスのプランター、眼下は駐車場


エキナセアに群れるチョウ


体験交流施設として、設置された、通称「香りの館」。1階には香りのグッズを扱うショップやハーブ、山菜を気軽に楽しめるレストランがあり、2階には体験施設としてリース工房があります。

蒜山ハーブガーデンハービル 岡山県真庭市蒜山西茅部1480-64
敷地総面積3ha。約1万株の西日本最大級のラベンダー畑や、 約200種のハーブを植えたハーブガーデン、地元の山菜や山野草を植えた山の幸公園、約3千株のガクアジサイが咲き誇る紫陽花園等が造設され、様々なハーブや植物を観賞することができます。
HPより)

ラベンダーの摘み取り体験

約100本のラベンダーが、500円


ラベンダー畑は、一面いい香りで包まれています


ハーブガーデンの中に、色のきれいなアジサイが一輪咲いていました


時折、涼しい風が吹いて気持ちいい


ブルーベリー畑前からラベンダー畑を見る


さらに丘をのぼりと、眼下に広大な景色が広がります


上の方はコキアが、大きく育っていました 秋の紅葉は見ごろかも
コキアは別名、ホウキグサ、ホウキギともいわれ草ボウキを作るのに利用されるとか


ハーブ園にバラが一輪咲いていました


テラスで美しい夏の雲を見ました

ひるぜんジャージーランド
ハービルからひるぜんジャージーランドにやってきました。所要時間10分ほどです


青い空に入道雲らしき雲が印象的でした


牧場のずっと遠いところに牛たちが見えました


かわいい牛が見えました

何とか近くに来るように「おおい!」とか「おいで!」と、大きな声で呼びましたがなかなか近くに来てくれません!
そのうち、加勢が増えてにぎやかになってくると、何と徐々にこちらにやってくるではありませんか。



牛も同じく人間が好きなんですね!きっと


一頭一頭、顔が違うんですね


ついに囲いのそばまでやって来てくれました。何とかわいい、ジャージー牛の瞳、癒されます


大いに喜ぶ観光客です

蒜山酪農育成牧場では現在約500頭のジャージー種(交雑種を含む)を飼育をしています。このうち、約300頭がジャージー牛肉用(オスの去勢・メス・交雑種)で、約200頭が搾乳素牛(将来乳を搾るメス牛)です。このジャージー牛たちは蒜山酪農農業協同組合員の牧場で産まれた生後2~3週令前後の仔牛で、ここではその仔牛を引き取って飼育しています。


上から撮ると草原の高さがわかります


レストランのある施設

蒜山地域のジャージー牛について
日本で一般的な乳牛であるホルスタイン種に比べ、体も小さく生乳生産量は約3分の2程度と、牛乳の大量生産には向いていない品種であると言えます。その為、日本全国の乳牛頭数はホルスタイン種134万頭対し、ジャージー種は約1万頭しかいません。
蒜山地域では、昭和30年頃よりジャージー牛の育成に取り組み、今では日本最大規模のジャージー牛飼育地域となっています。 全国約1万頭のジャージー牛の内、およそ2千頭は蒜山地域で飼育されていおり、これは全国のジャージー牛の、実に5頭に1頭は蒜山産という事になります。
しかし、そのミルクは乳脂肪分をはじめ、カルシウム、蛋白、乳糖、ビタミンなどの栄養成分がホルスタイン種より多く、濃厚な風味とコクを味わうことができます。
(蒜山酪農農業協同組合HPより)


その真庭市の最北に位置する蒜山高原は約450~500mの標高に位置しており、冷涼な気候が特徴です。「弁当忘れても傘忘れるな…」と言われるほど年間降雨量が多く、冬期は沢山の積雪があります。

蒜山ホースパーク
ひりぜんジャージーランドの隣にあるのが、蒜山ホースパーク


餌やり体験ができます


カットされた人参をやりますが、口に近づけると口を開き大きな歯を見せるので、小さなこどもたちは、一瞬恐怖を感じます


こちらはクラブハウス


屋内馬場の馬たち サラブレッドでしょうか


こちらでも餌やり体験ができます

いつもなら、ここから奥大山を目指すのですが、この日は早々に引き上げることにしました。


帰りに三木ヶ原の白樺の丘に寄りました。


こちらは、お土産を求めて寄った蒜山サービスエリア(上り)

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愛媛県松山市の観光名所を訪ねて その3 石手寺と道後温泉

2021-07-08 08:02:49 | 観光名所
その1 とべ動物園のホッキョクグマピースに会いに行ってきました。
その2 現存12天守・松山城は江戸時代最後の城郭建築だった!

訪問日:令和3年3月14日
松山城から、道後温泉方面に向かいました。温泉までの距離は3kmほどでしたが、その前に石手寺を訪ねることにしました。石手寺はさらに西方面に1km行ったところにあります。

(石手寺 四国八十八箇所第51番札所)

私は四国の観光名所を訪ねたら、できるだけ四国八十八箇所を訪ねることにしています。この石手寺、国宝や重要文化財をいくつも持つ由緒あるお寺ということで、楽しみにしていました。
道路わきに無料の駐車場を見つけました。何と駐車場の前に、聖域と書かれた看板があり、白くて真新しい石像群がこちら向きに並び、にらみをきかせています。近年設置されたものようですが、真新しいところにどこか違和感を感じました。



「聖域 不可入場」と書かれたプレート 「世界一立体曼荼羅」は、大日曼荼羅石像群 で- 境外道路脇に、東寺講堂の立体曼荼羅を模した石像群が2018年設置されました





参道を進むと、両側に仲見世のような土産物屋が並んでいますが、ほとんど店は閉じらひっそりとしていました。初詣の参拝者数は県内随一とありますから、そのときは随分賑わうことでしょう。
仲見世を過ぎると、正面に姿を現すのが、国宝の二王門(仁王門)です。しかしここでも何か違和感がありました。まるで大学のキャンパスにあるような、白くて大きな立て看板がいくつも立っているではありませんか。寺院というと心落ち着く安らぎの場で、静かにお参りしたいものですが、これはどうでしょう。どこか雑然としています。



参道に仲見世が続く


国宝二王門 大学のキャンパスのような立て看板が目立ち残念


阿弥陀堂 阿弥陀堂です。恋愛成就のパワー玉があります


重要文化財の三重塔は残念ながら修復中でした




巨大なわらじ 真言宗のお寺で見かける巨大なわらじ お仁王様が裸足で立っているのを見て、かわいそうだとわらじを編み、奉納したのがはじまりだと言われています。

二王門をくぐり境内に入ると何かお経のような声が聞こえてきます。これもテープの繰り返しの再生のようです。重要文化財の三重塔は修復中で、緑のネットがかかっておりこれまた残念でした。
とある方のブログによりますと、八十八か寺の中でも「我が道を行くお寺」の三本の指に入るとか。駆け込み寺(住み込み可)、こども食堂もやって共感できる部分もありますが、クセのあるお寺には間違いないようです。
本堂にお参りし、石手寺をあとにしました。そして、本日最終目的地、道後温泉にやってきました。



塀の上をゆっくり歩くネコ

(日本最古の湯と言われる道後温泉)

道後温泉に戻ってきました。中心部から少し離れた駐車場に車を駐め、大きなホテルが立ち並ぶ景観の中を、とりあえず本館を目指し、歩きました。今回は日帰りだったので湯に浸かることはありませんでしたがシンボルの重要文化財に指定されている本館だけはカメラに納めておきたかったのです。






ホテルの前の植え込みにピンクの馬酔木を見つけました


重要文化財の本館 道後温泉本館は2019(平成31)年1月15日より7年間、2期に分けて保存修理工事が行われる予定です。


別角度から


火の鳥がなぜか建物に合っていると思いました

しかし、残念ながら本館は保存修理ための工事が行われており、後ろ半分が大屋根に覆われていました。
今回、気になった点がひとつ。手塚治虫の「火の鳥」がところどころに見えるのです。確か前回訪ねた時は、なかったと思うのですが、何か意味があるのでしょうか。
次にアーケード街(道後ハイカラ通り)で土産物を物色したのち、近年できたという外湯の“飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)”と“椿の湯”を訪ねました。



外湯の“飛鳥乃湯泉 保存修理工事に入る道後温泉本館に代わって、新たな道後の顔となるのが2017年12月にグランドオープンした道後温泉別館「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」です。


お庭の一角にかわいい人形をみつけました


椿の湯 飛鳥乃湯泉オープンに伴って3カ月をかけて改装工事を行い、新しく生まれ変わりました。


大屋根に覆われた本館(後ろ部分)


道ばたに銀葉アカシア(ミモザ)が咲いていました


昔懐かしい温泉旅館がありました

(圓満寺 えんまんじ)



そして、最後に訪ねたのが、本館から歩いて5分ほどの圓満寺(えんまんじ)です。
小さなお寺ですが、近年パワースポットとして、またフォトジェニックなスポットとしても人気があります。
奥に見えるのが本堂で、手前右手に見えるのが仏堂です。この仏堂には「湯の大地蔵尊」と呼ばれるお地蔵様が鎮座しています。
そして仏堂の周りには、カラフルな“お結び玉”がたくさん結びつけられています。このお結び玉は、お地蔵様が左手に持っている湯玉をモチーフにしているのだそうです。
この色とりどりのお結び玉は、地元の人たちがちりめんなどの和服地で手作りしています。



仏堂 湯の大地蔵尊


お結び玉がカラフルで絶好の被写体です


(谷本蒲鉾店)

圓満寺を楽しみ、本館まで戻ってきました。その本館の目の前にあるのが、「谷本蒲鉾店」
です。どうやら揚げたてのじゃこが食べられるようです。この幟に魅せられて、いただいてみることにしました。注文したのが“じゃこカツ”です。あまりの暑さにやけどしそうでしたが誠に美味。こうして本日の松山市の日帰り旅を終え帰途につくことにしました。



広いガーデンスペースでできたてのじゃこをいただきました

最後までご覧いただきありがとうございました。
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