未熟なカメラマン さてものひとりごと

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伊予の小京都・大洲を訪ねて その1

2012-05-30 20:25:20 | 古い町並み

大洲散策の起点は、大洲まちの駅「あさもや」 駐車場、観光案内所があります。

5月27日の日曜日、愛媛県大洲市を訪ねました。数年前、内子までは行ったことがあったのですが、そのとき時間が足りなくて、目と鼻の先の大洲を訪ねることができず、引き返したことがずっと気になっていました。ところが、先日、日本の近代の名建築を紹介するテレビの番組で、大洲市の臥龍山荘を取り上げていました。その番組を見ていると、どうしても行きたくなってしまいました。前日の土曜日、翌日の天気をチェックすると、夏日の好天の予報でした。これは行かなくては、と当日の朝、8時頃自宅を出発しました。
ナビを、観光協会のある、大洲まちの駅「あさもや」にセットすると、所要時間は3時間半と出ました。時間通りだと、11時半到着の予定でしたが、途中2回トイレ休憩を入れ、車の流れに合わせて進むと、11時頃到着しました。正味、2時間半ぐらいでしょうか。
大洲まちの駅「あさもや」の観光駐車場は、ほぼ満車でしたが、なんとか停めることができました。観光協会で、散策マップを手に入れ、見どころを聞いて、いざ散策開始です。

まず、「おはなはん通り」を訪ねます。その昔、朝の連続テレビ小説で爆発的に人気のあったあの「おはなはん」です。この大洲が舞台だったようです。通りは、それほど距離のあるものではありませんし、白壁の町並みが特に続くわけでもありませんが、通りが当時のまま残っており、雰囲気だけは感じ取ることができます。道の片側には、水路があり、小さな魚が泳いでいました。さて、この「おはなはん」の物語、作者の母(はな)の本当の舞台は、徳島市だったそうですが、戦争で古い町並みが失われ、大洲にロケ地の舞台を移したそうです。樫山文枝が木に登って、夫となる軍人役の、高橋幸治を上から覗き見る、というシーンは、よく覚えています。何と視聴率は、50%という驚異的な数字だったとか。
(つづく)



おはなはん通りは、「あさもや」からすぐのところ。
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とっとり花回廊から蒜山高原へ

2012-05-24 21:47:35 | 公園
5月13日(日)、蒜山高原に若葉を求めて、自宅を出発しましたが、湯原温泉あたりで考え直し、久しぶりに「とっとり花回廊」を見て、帰りに大山桝水高原から、大山環状道路経由で蒜山を通って帰るコースに変更しました。
「とっとり花回廊」は実に10年ぶりぐらいでしょうか、確か3度目の訪問です。駐車場は、ほぼ満車に近い状態で、想像以上に賑わいを見せていました。驚いたのが場内放送、韓国語のアナウンスでした。その前後に日本語で放送されていたかどうかは、記憶にありません。どこか、海外の公園に来たような錯覚を覚えます。鳥取空港~ソウル便が出ているので、そちらからの観光客を意識しているのでしょうか。しかし、韓国語、ことばのひびきがいいですね。

入園券を買い求め、入園口を入ると、ちょうど、園内を一周する、フラワートレインが間もなく出発するところでした。せっかくなので、乗ってみることにしました、初めての体験です。所要時間は20分、料金は300円でした。幅員の狭い遊歩道を、巧みに進んでいきます。車内アナウンスもあるので、わかりやすいですね。このあと、回廊を一周することにしました。その距離、実に1キロメートル。屋根つきの全天候型です。床が木材なので、ソフトで非常に歩きやすいです。最初に見えてくるのが、碁盤の目のように見える水上花壇です。これはアイデアですね。以前、食べた箱弁当を連想してしまいました。植えられているのは主にリビングストーンデージー、昨年の5月に行った、大分の「くじゅう花公園」のリビングストーンデージーの丘を思い起こします。さらに回廊を進むと、クレマチスギャラリーというクレマチスが展示されているエリアが見えてきました。早速、回廊を出ると、なんとその出口に黄色の藤の花。初めてみましたが、実は藤の仲間ではなく、マメ科の植物だそうです。そして、その向こうにいろんな種類のクレマチス、色、形、大きさ、よくこれだけ集めたものと感心しました。(国内有数と紹介されている)私も数種類育てていますが、冬を越し、まるで枯れてしまっているように見える細い軸から新芽を出す、その生命力にはいつも感心します。



見たこともないクレマチス


花の丘の背後に広がる大山

次に回廊に戻って、展望喫茶で食事をすることにしました。大きくとられた窓から、園内の景色も見え、なかなか爽快です。このあと再び、回廊に戻り、花の丘をめざします。花の丘は丘陵地となっています。現在、植えられている花はポピーです。この丘の一番のウリは、背後に大山が見え、花と大山がツーショットで見ることができることです。この日は春霞がかかり今ひとつすっきりしないお天気でしたが、ポピーの花が風にそよぎ、多くの人が記念撮影をしていました。
このあと、中央にあるガラス張りのドームを見たあと、園内を散策しながら歩いて出口に向かいました。こちらには、バラ園もありますが、まだほとんど咲いていません。でももう半月もすると、華やかな季節を迎えることになることでしょう。
 この「とっとり花回廊」、日本最大級の花の公園だそうです。広さを基準としているのでしょうか。

さて、「とっとり花回廊」を見た後、桝水高原に向かいました。大山に向かって延びる、一直線の道路。桝水高原は、大山の裾野にある高原です。黒と白の二匹のヤギがゆったりと草を食んでいました。休む暇もなく、大山環状道路を、蒜山方面に進みます。ヘアピンカーブの連続で道の両側には、新緑のブナの林が続きます。秋には、とてもきれいに紅葉するブナですが、新緑も素敵です。途中、写真を撮ろうと思いますは、道路が狭いのでなかなか駐車ができません。そうこうするうちに、大山を仰ぐ、一番のビュースポット「鍵掛峠」の展望台に到着しました。何とか車を停めて眺める大山とブナの原生林。緑一色のブナの原生林を上から見る、誠に爽快な気分です。

そして最後の目的地、蒜山の「ひるぜんジャージーランド」に向かいます。すでに時刻は午後3時を過ぎていました。少し陽が西に傾き、ゆったり横たわるジャージー牛です。牛の大きな瞳を見ていると心が優しくなる気がします。このあと、蒜山ICから帰路につきました。何とか明るいうちに着けそうです。



鍵掛峠は、一番のビュースポット


ジャージー牛の大きな瞳に癒される
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神戸南京町からメリケンパークへ

2012-05-19 00:07:33 | 観光名所
GWの5月4日(金)神戸南京町に行ってきました。たまには、都会の空気を味わってみようと思い、マイカーでは初めて訪ねました。高速道路は比較的空いており、順調に進むと思われましたが、玉島~倉敷間で事故があり、渋滞で30分ほど時間をロスしてしまいました。昨年はマイカーで、阿蘇まで行きましたが、都会は駐車場の関係でとても苦手です。事前に入念に停められそうな駐車場を確認してから出発しました。お天気は曇り空の今ひとつで、たまに雲の切れ間から日が射すという感じでした。
なんとか、目的の駐車場(メリケンパーク駐車場)に車を停めることができ一安心です。メリケンパーク前歩道橋と書かれた陸橋を渡り、まずは南京町を目指します。


通りをいくつか横断すると、いかにも中国式の門(海榮門・かいえいもん)が見えてきました。門をくぐると、そこは別世界、まさに中華街です。100軒もの店が軒を連ねています。急に人通りが増え中央の広場付近までくると、ものすごい人で、容易に前に進めません。人気店には、数十人の長い列ができていました。一番驚いたのが、小さな発砲スチロールの器を持った人が、立ったまま食べていることです。
折角なので、人気店でおいしいものを食べてみたいと、私も若者の列に並ぶことにしました。お店の名前は覚えていませんが、フカヒレ麺とショウロンポウを注文しました。量が少ない分、値段も安くてどちらも300円でした。たまたま、屋台の後ろ側にあるお店のテーブル席がひとつ空いていて、運よく坐ることができました。台湾や香港には以前行ったことがありましたが、このようなスタイルは初めて、まさにカルチャーショックでした。



南京町は若者で溢れかえっていました。

このあと、神戸港に向かいました。途中公園のようなところを抜けると赤いお馴染みのポートタワーが見えてきました。タワーといえば、最近、なにかと話題の多い東京のスカイツリーですが、タワー効果というのでしょうか、東京タワーや、大阪の通天閣も入場者が増えていると聞きます。なんと、このポートタワーも例外ではありませんでした。入場券を購入し登りのエレベーターへ続くらせん状の階段には、ずらりと列ができていました。何回目かでやっとエレベーターに乗ることができました。展望階からの眺めはさすがに素晴らしいものです。海だけでなく、すぐ背後に迫る六甲の山並み、山の緑とビル群の白とのコントラストが特に際立ち、それらに雲の切れ間からところどころ射す、太陽の光で浮かび上がる様は、何ともいえません。


ポートタワーから見る町の風景も素敵です。

ポートタワーから、久しぶりにMOZAICも訪ねてみることにしました。途中、左手に、クルーズの船をみながら、見かけた二人の大道芸、場所はそれぞれ違いますが、一人は、サドルがとても高い位置にある自転車や、風船を扱う外国人。流ちょうな日本語でかなり笑いを取っていました。もう一人は、顔を灰色に塗った、ロボットのような動きもする日本人。そして観衆の中には、紙幣を入れる人もありました。これには、当の本人もびっくり。


大道芸を見るのも楽しい。

MOZICは、大勢の若者でにぎわっていました。衣料・雑貨類、お土産の店、レストランなど、いろんな店が入っています。ここから見る、カワサキワールドや、神戸メリケンパークオリエンタルホテルは、どこかしゃれていて、また、入ったり出たりするクルーズ船、などを見ているのもなかなか楽しいものです。2階のバイキングのお店でお腹を見たし、神戸をあとにしました。 


モザイク~見るポートタワー。鯉のぼりがあがっていました。見えますか?

詳しい画像は→こちら(未熟なカメラマンホームページ)
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瀬戸の花嫁・川舟流し(岡山県倉敷市)

2012-05-15 23:09:47 | 古い町並み

倉敷の古い町並み GWともなるとご覧のような人出です。

GWの5月3日、倉敷で毎年この期間中に開催されている「ハートランド倉敷」のメインイベント「瀬戸の花嫁・川舟流し」を見に行ってきました。チボリ公園跡地にできたアウトレットモールなどの大型商業施設のため、駐車場がとても混んでいると聞き、少し離れた、倉敷中央病院の有料駐車場に停めて会場に向かいました。
商店街に入ると、かわいいバトン姿の小さな女の子が集まって、どことなくざわざわした感じでしたが、手に入れたパンフレットを見ると、まもなくこの商店街をパレードするとあり、これへの参加者なのでしょう。せっかくなので時間まで待って見ていくことにしました。倉敷小町を先頭に、倉敷市消防局、市内の各中学校のブラスバンド部など、相当な数の行進です。楽器でも、笛程度ならどうということはないのですが、ドラムや鉄琴など重いものを肩から前に提げて行進する女子中学生の姿を見ると、ちょっとかわいそうになりました。パレードが終わり、えびす通りのアーケードを抜け、本通りに出ると、一気に古い町並みが開けてきます。

近年、道路が改修されてとてもきれいになりました。GWの期間中に加えて、今年はアウトレットモールにやってきたとみられる若い人の姿も多くあり、近年にない人出です。それでも、森田酒造までやってくると、電柱はまだ地中化しておらず、道もぐっと狭くなります。吉井旅館や、提灯屋、畳屋など古い店が郷愁を感じさせてくれます。手作りの本格的な帽子のお店、倉敷汎布を売る店、懐かしい倉敷のセピア色の写真を売る店など、いくら時間があっても足りません。

そろそろ、川舟流しの時間が近づいて来たので、美観地区へ向かいました。路地に入っても白壁の蔵が続いています。美観地区の中橋付近までやってくると、相当な人垣です。倉敷川の川べりには、びっしりとカメラマンが陣取っています。前回(一昨年)来たときは、いい位置を取ろうと30分以上前から場所取りをし、随分気合も入っていましたが、今日はその気力もなく2列目後方からの撮影です。川舟流しの始まる5分前でも、菅笠でゆっくり川舟を楽しむ人がいました。(乗船ひとり300円)大観衆の注目の中で、これまた貴重な体験です。
すると間もなく、「瀬戸の花嫁・川舟流し」が始まりました。倉敷川を約20分かけて往復します。柳の緑がさわやかで、一年で一番いい季節かもしれません。白無垢姿の花嫁が、長持ち唄の歌い手と尺八の奏者とともに、ゆっくり進みます。



美しい花嫁が舟に乗って倉敷川を下ります。

船頭さんの絶妙の竿さばき、無駄な動きは一切ありません。花嫁は少し横座りで、顔はじっと動かしません。したがって撮影のチャンスは、一度、10秒ぐらいしかありません。それでも、何枚撮ったことか。せっかくいい角度で撮っても、目を閉じている場合があります。それにしても今年の花嫁役の女性は、なんと美しいことか。来た甲斐がありました。

瀬戸の花嫁・川舟流しが終わると、美観地区を一周、かわいい倉敷小町の三人が、ビラを配ったり、記念撮影に応じたりと、大変忙しくしていました。
次に倉敷天領太鼓川舟流しがあるというので、こちらも見て帰ることにしました。狭い川舟に若い男性が5人ほど乗っています。軽快な横笛の音色、リズミカルな太鼓の音、初めてききましたが、なかなかノリのいい曲です。



倉敷天領太鼓も素晴らしい。

川舟を堪能したあと、食事をして帰ることにしました。そして再び、本町へ。商店街にあった、カレーの人気店か、本町の町並みにあった蕎麦屋にしようか、迷いましたが、結局、そばの店にすることにしました。時間も15時を過ぎているので相席ですがすぐに座ることができました。私も手打ちそばを趣味でやっているので、参考までにお店のそばの味も気になるわけです。ざるそばを注文しましたが、味はなかなかのものでした。食べ終わったあと、どこのそば粉を使っているのか気になり、レジの店員さん(アルバイト?)に聞いたところ、遠慮がちに主人に尋ねてくれました。この主人、忙しいからかどうかわかりませんが、とにかく機嫌が悪いことこのうえなし。帰ってこのお店の評判をブログで確認してみると、結構手厳しいことがたくさん書いてありました。ものは言い方、店員さんにもお客さんにも気持ちのいい対応をしてもらいたい、味はいいのに惜しいことだと思いました。

詳しい画像はこちらでご覧ください→こちら
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日本の有名なチューリップ畑 世羅高原農場(広島県世羅郡)

2012-05-11 23:00:00 | 観光名所
GW期間中の4月28日、天気が良かったので、世羅高原農場のチューリップ畑を見に行ってきました。井原からだと通常は、府中市内を抜けて行くのですが、あの信号の多さを考えると、どうも億劫になり、少し遠回りですが、笠岡ICから尾道自動車道を通るルートにしました。終点の世羅ICを降りると、世羅高原農場まで12キロ。事前にHPで調べた情報によると、約7割程度開花しているようで、まずまず期待もできそうです。
前回行ったときは、開花が大幅に遅れて、通常の入場料金700円が、幾分安くなっていたのを記憶しています。やはり事前にしっかり確認しておかないといけませんね。到着すると、1000台収容の駐車場は、ほぼ満車に近い状態でしたが何とか停めることができました。観光バスも多いですね。大阪、神戸方面からのツアーバスも多くみられ、「世羅高原花めぐり」と書かれたプレートが見えました。巨大農場が点在する世羅高原。チューリップのほか、菊桃、芝桜、ユリやヒマワリ、ラベンダー、ポピー、コスモス、ダリア、など春から秋まで四季を通じ花々が咲き乱れます。
この世羅高原農場のチューリップ、300種、70万本あるそうで、おそらく中国・四国地区で最大規模だと思いますが、日本全国にはどのようなチューリップ畑があるのでしょうか。気になって少し調べてみました。



西日本最大級の世羅高原農場


全国(規模別)2012年データ(さても調査、内容に責任は持てません)
第1位 150万本 五泉チューリップまつり(新潟県五泉市)3.5ha    
第2位 120万本 かみゆうべつチューリップ公園(北海道)7.0ha 120数種 
第3位  100万本 砺波チューリップ公園(富山県礪波市) 400種 
第4位  70万本 たんとうチューリップまつり(兵庫県豊岡市但東町)300種 
第4位  70万本 世羅高原農場(広島県世羅町) 6.0ha  300種 
第6位  53万本 佐倉チューリップフェスタ  (千葉県佐倉市) 108種類  
第7位  40万本 はむらチューリップまつり  (東京都羽村市)       
第8位  30万本 ハウステンボス(長崎県佐世保市)        50種 
第8位  30万本 一関館ヶ森アーク牧場(岩手県一関市藤沢町)        
第8位  30万本 国営ひたち海浜公園 (茨城県ひたちなか市) 100種以上 
第11位 24万本 姫路セントラルパーク(兵庫県姫路市)           
第12位 22万本 兵庫県立フラワーセンター(兵庫県加西市)         

(未確認  紫竹ガーデン (帯広市美栄町) 200種 200万本? とHPにあり)
となりました。第4位で、豊岡市但東と世羅高原農場が競っているようですが、いずれも西日本最大級とうたっても問題ないのではないでしょうか。チューリップは連作障害が出やすいので、替え地が必要となり、広大な用地を必要とします。
バスツアーの団体さん、農園の係の人に案内されて摘み取り体験場所へ行くようです。畑の中に入ってお互い写真を撮りあう人、じっくり構えて写真を撮るカメラマン、ベンチや木陰でお弁当を広げるファミリー、愛犬を連れた人も目立ちます。こういう人々の表情を観察するのも楽しいものです。
そして、この場所でいつも見るのが、シンセサイザーの生演奏。曲がなかなか景色にマッチしている感じがしていいものです。この方、日本はもちろん海外でも演奏されているようです。
こういう大規模なチューリップ畑でのおもしろい楽しみ方、アンマッチというのでしょうか、それともミスマッチ?というのでしょうか、つまり同品種、同色の中に、1本だけ紛れ込んでいる他品種、又は違う色。例えば真っ赤なチューリップ畑の中に、1本だけの黄色のチューリップがあったりします。最初、目印など、何か意図があってそうしているのかと思ったら、単なる手違いと、農園の方から教えてもらいました。球根を選別しているとき、ころころと転がって別のグループに混入してしまうこともよくあるそうです。



ミスマッチを探すのもなかなか楽しい

チューリップといえば、オランダ、オランダといえば風車、ということで、風車を設置いるところも多いようです。世羅高原農場の風車、もう少し本格的なものにしてほしいと思うのは私だけでしょうか。
また、チューリップ鑑賞の魅力は、そのスケールだけではありません。本数よりも、湖や川、背後に雪を頂く山々、西欧の建物などとの取り合わせ。そういった背景も合わせた全体での景観、規模は小さくとも、素直に「美しい」と思えるチューリップ畑こそ魅力的なのかもしれません。

帰りに、ミニ機関車のきなこ駅長がいる、せらワイナリーに寄ってみました。相変わらず受付で元気にお客さんの応対をしていました。中央の仮設ステージでは、安芸楽団によるコンサートが行われていました。ボーカルの方が、着物をアレンジしたような衣装で、なかなか恰好いいなと思いました。横笛が、私のグループ会社の総務部長にそっくりで、ひとりうけていました。演奏は素晴らしく、ポップ調にアレンジされた「影を慕いて」には感動さえ覚えました。
ワイン販売コーナーでは、試飲する人が多くいましたが運転する身、ここはぐっと我慢で、世羅高原をあとにしました。満足のいく楽しい一日でした。



人気者のきなこ駅長


安芸楽団の素晴らしい演奏
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