未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

犬からうつる病気もあるんですね。今だから話せること。

2010-12-29 22:06:12 | ペット

知り合いからいただいたおもしろいダイコン

愛犬のムックが疥癬(かいせん)にかかり、動物病院の先生から「人間にもうつることがありますよ。痒いようなら一度病院で診てもらったらいかがですか!」との助言をいただきました。実は私たち夫婦もそのころから体中のあちこちが痒くてたまらなくなっていました。特に私の場合は、じんましん体質に疥癬でしたから相当ひどいものでした。そこで、それでそれぞれ違う皮膚科で診てもらうことにしました。私は評判の良い隣町=福山市神辺町のU皮膚科へ行きました。さすがに評判のよい病院だけあって、待合には座りきれないほどの人でいっぱいでした。結局、1時間ほど待たされて診察室へ。この先生、ひとあたりが良くて人気がある理由がわかるような気がします。「飼い犬が疥癬にかかって、病気がうつってしまいました。」「そうですか、どれどれと」皮膚の一部をカリカリとして取り顕微鏡で観察。「生きているダニそのものは見つけられませんでしたが、死んだ足の一部のようなものがありました。間違いなく疥癬でしょう!」との診断でした。
やっぱり!参ったなと思っていたら「大丈夫、2週間で直りますよ!」と、どこかで聞いたようなうれしいお言葉。
「この薬のやりかたが変っていましてね」と、乳液を一週間ごとに2回、首から下の全身に塗って、6時間後に洗い流すというものです。それから飲み薬と塗り薬も出します。一つは、朝と晩の2回、食事の後で、もう一つは寝る前に一錠、と三種類の薬を出しますとのこと。「それでは、車で待っていてください。」え?「待合ではなく駐車場?」これには少々ショックでした。他の患者さんにうつってはと、万が一の隔離ということでしょうか!看護婦さんが、車のNOと車種、色を聞きます。しばらく車で待機していると、事務の方がわざわざおつりと診察券を持ってきてくれました。
結果、この治療で、ほぼ2週間後には完治。とんだ目にあいました。

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「そば打ち」ってほんとに難しいですね!でもはまりそう!

2010-12-21 23:34:48 | ほのぼの

先生の話を聞くメンバー

日曜日に、井原市芳井町の生涯学習センターで開かれたそば打ち体験に参加しました。主催は私も今年から所属している「風の駅:いでたに」で、代表者は吉岡粛郎さん。この日は10名の参加でした。そば打ちの講師は、そば打ち検定四段の持ち主です。(すみません、お名前を聞き漏らしました)そば打ちに検定があるとは知りませんでしたが、初段から五段まであるそうで、最上位の五段の有段者は全国に13名しかいないそうです。その殆んどが北陸以北の方だとか。まず、この先生からお手本を見せていただきました。そば打ちで一番重要なのが水だそうで、そば粉の乾燥度で水の必要量を判断するのだそうです。粉を握って固まるようなら、少なめとか、ということですね。それにしても、その行程の繊細なこと。できたそばは、まさに芸術品といってもいいですね。
それからメンバーが、助言を受けながら作るわけですが、なかなかうまくいきません。そば粉500gに繋ぎの小麦粉200g、水は300gで、まず小麦粉をふるいにかけることから始めます。めいめいにできたそばを試食し、この日の体験を終了しました。お土産にそば粉を2口分=計4キロをいただきました。今年の年越し蕎麦は当然自前になりそうです。



できました。自信作。ほんとにおいしかったですよ。
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意外なところで意外な人物に出会った。

2010-12-14 20:32:26 | 美術館・博物館

天王寺公園のハト

日曜日、用事で大阪に行ったときのことです。本町で、「なんば」に行くため、地下鉄の中央線から、御堂筋線の電車に乗り換えたとき、ドアの前付近の車内に大原美術館の大原理事長が女性(秘書)の方と立ってこちらを見ていました。別に面識があるわけではありませんが、反射的に思わず軽く会釈をしてしまいました。理事長もすこし頭を下げられたようでした。
大原理事長は、大原美術館の理事長にして倉敷中央病院の理事長でもあり、最近まで倉敷商工会議所の会頭の要職についておられました。岡山県のみならず日本を代表する財界人のおひとりに違いありません。
 この大原理事長で思い出すのが、平成17年に井笠地域地場産業振興センターで開催された華鴒大塚美術館友の会の創立10周年で講演をしていただいたときのことです。あとの懇親会にも参加いただけるという日程で、講演のあと、合間の少しの時間を利用して華鴒大塚美術館をご覧になるということでした。
 当日の応援スタッフとして玄関付近にいた私は、理事長の運転手の方とお話をしていました。その車は、意外とクラシックでナビなどはついていませんでした。次に華鴒大塚美術館を訪ねられるというので、「すぐ近くですけど、場所はおわかりですか?」「何でしたらご案内しましょうか!」というと、「時間はまだありそうなので、それではお願いできますか!」とのことでした。それではと、ずうずうしくも後部座席に乗せていただいて美術館まで道順を案内しました。そのあとすぐにUターンして引き返しましたが、その途中で理事長から、運転手の方の携帯に電話が入ったようで、「君は、今どこにいるのかね?」という内容だったと思います。運転手の方は「はい、すぐに帰りますので」と恐縮して応えられていました。
 会場まで戻ると、理事長以下、面々が玄関先に今か今かとお待ちで、後部座席から出てきた私はとてもバツが悪かったことを、昨日のように思い出します。あとで聞くと、某衆議院議員の奥様が美術館までご案内する予定になっていたようです。これぞまさに、いらぬお世話ということでしたね。

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評判の良い病院にはそれなりの理由がある。

2010-12-07 20:22:07 | ペット


愛犬のムック(ミニチュアプードル)が10月ごろから、足首をなめたり掻きむしったり、とても痒がるようになりました、あまりにも体中も掻きむしるので掻いたところの毛が抜けて悲惨な状態になってきました。この犬種は本来、毛が抜けずとても管理が楽なのですが、このときばかりはコロコロが離せませんでした。さすがになんとかしなければと、行きつけの動物病院に連れて行ったところ、食物アレルギーでしょうと、餌の状況を聞かれ、きまったドッグフード以外には絶対与えないようにと注意を受けて、かゆみ止めの飲み薬と、スプレー式の消毒液をもらいました。しかし病状はいっこうに回復する気配もなく、毛は抜け放題、以前のかわいい姿はどこにもありません。そのうちに独特の体臭も出るようになり、皮膚も赤くなって熱をもっている感じです。この先、どうなるんだろうととても不安な毎日を過ごしていました。それでも、足の爪は伸びます。行きつけのペット美容室に予約の電話を入れ、このような状態でもお願いできるか相談したとき「それはもしかしたら疥癬(かいせん)じゃないですか?」「親切な病院があるので、一度診てもらったらどうでしょう!」と金光のとある病院を紹介してもらいました。
会社をいつもより早めに出て、病院に向かいます。診療時間は午後7時まででしたが、滑り込みセーフで何とか間に合いました。先客が終わるのを待って診てもらうと、間違いなく疥癬との診断でした。血液検査をし、カメラで動画まで見せてもらいました。なんとそこには動いているダニがおり、ぞっとしました。今、飲んでいるステロイド剤は逆効果なので、徐々に止めて(一度に止めるとよくないそうです)とか新しい薬のやり方など詳しい説明をきいていると、時刻はもう8時を過ぎていました。
「完治には2ヶ月半ほどかかりますが大丈夫。直りますよ!」と言われ、そのときこの女性獣医師が正直、女神のように思えました。過去、動物病院にはいろいろ行きましたが、このような病院もあるんだなとほっとし、そして不安もいっぺんに解消。遠かったけど来て良かったとつくづく思いました。
わたしも最近、かゆいというと疥癬は人にもうつるので、注意が必要とのこと。皮膚科で一度見てもらった方がいいといわれました。(つづく)

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築190年の庄屋を改修した素敵なお店

2010-12-07 00:02:00 | 食事


 土曜日の夕方、家族で矢掛町の「松の茶屋」という豆腐・懐石料理のお店に初めて行ってきました。190年前の庄屋を約2年かけて改修したそうで、門を入ると前庭がありその奥にどっしりとした大きな母屋があります。二階建ての土蔵も何棟かあり、照明が適度に配置されていてとても趣きがあります。当日はなんと100名以上の予約があったそうです。この日のためにかねてより予約していたものですが、広間の隅の席がとれて、眺めるお庭の灯りに照らされたモミジがとても美しく印象的でした。もちろん、お料理もなかなかのもので楽しいひと時もあっという間に過ぎました。

 担当の方をひとめ見てびっくり。娘の同級生のお母さんでした。当初からお勤めになっているようで、お運びも手馴れたものです。ちょうど3年目に入ったところだそうです。この方の末の娘さんが、以前、京都の宮川町で芸妓をされていたことがあり、京都に行ったとき、人の紹介で写真を撮らせてもらったことがありました。そのときの写したのが上の写真です。撮ったものをご両親にお送りしたところ、お礼の電話をいただきました。今、どうされているのかとお聞きしたら、結婚されて神戸にお住まいだそうです。何とお相手がそのお母さんぐらいの年配の方で、結婚するのは年上の方と覚悟はしていたものの、あまりにも年上だったので、少々ショックだったとか。この娘さん、どうしても舞妓になりたいというので、許したとのことでしたが、この娘さんが笛の名手で、師匠の師匠が人間国宝だそうです。今はもう引退されていますが、京都から声がかかっており、子育てが落ち着いたらお座敷にもまた出てみたいとのことでした。

 帰りにぜひ、滝と水車を見て帰ってくださいということでしたので、そちらに廻ってみると滝が流れ、大きな水車が廻っていました。ライトアップされた竹藪と灯りはとても素晴らしいものでしたが、残念ながらカメラを持参していなかったことが悔やまれます。このお店を運営しているのが、真備町にある会社だそうです。最近、美星町鬼ヶ嶽温泉・鬼の湯荘あとを買い取ったそうで(今は整地されている)来年の秋には、新しくお店をオープンされるとか。国の名勝ともなっているあのあたりの紅葉は特に素晴らしく、料理と温泉、そしてゆくゆくは宿泊もできるような施設にされるそうです。オープンが待たれますね。

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