未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

平成30年9月17日(月・祝日) 徳島県鳴門市を訪ねて

2018-10-04 21:35:15 | 観光名所
久しぶりに四国は徳島県鳴門方面に出かけることにしました。瀬戸大橋、高松自動車道を経由して、2時間半後の11時半ごろ、目的地の鳴門の駐車場に到着しました。天気は一時、晴れ間ものぞいていましたが予報どおり、到着するころには完全に曇天となりました。
残念ながら撮影は期待できそうにもありません。

駐車場は、ほぼ満車でした。まず向かったのが、周辺で一番高いエスカヒル鳴門の展望台。とても長いエスカレータで到着です。展望台からの眺めは、素晴らしく、眼下に大鳴門橋が見えます。鳴門といえば、渦潮ですが、時間も見ごろの正午過ぎ、大小の観光船が何隻も海峡を周遊していました。
隣の展望台では、双眼鏡を持ったカメラマンが何かを待っているようです。聞くとタカの渡りを撮影するのだそうです。
鳴門は四国の東北端に位置し、淡路島を通じて、本州とつながっており、タカをはじめ多くの渡り鳥の主要ルートになっているのだそうです。



歩道から見る大鳴門橋


エスカヒル鳴門 上から見る大鳴門橋


千畳敷から見る大鳴門橋


海峡を周遊する観光船

うず潮は、橋の下部を歩いて近くまで行くこともできますが、こちらはすでに経験済み、一番の観光地、大塚国際美術館もすでに行ったことがあるので、今回はパスしました。

いろんな場所から大橋を撮影し、有名な「なると金時」使用の銘菓をお土産に買って、次にむかったのが、鳴門市ドイツ館です。
市内を走ること15分、前方の小高い丘にまさに中世のドイツ風の堂々たる建物の外観が姿を見せました。これは実に絵になる被写体です。
中に入ると1階は、ドイツ関連のお土産を売る店、2階(有料)が資料館です。松平健さん主演の映画「バルトの楽園」の映画チラシは見たことがありましたが詳しくは知りません。
今度鳴門に行く機会があったら是非、訪ねてみたいと思っていました。



鳴門市ドイツ館

第一次大戦中、俘虜となったドイツ兵1000人がこの鳴門市の坂東俘虜収容所に3年間収容されていました。収容所生活は、所長のとても人道的で寛容な扱いにより、けっして過酷なものではなく、できるだけ自主的な生活が認められ、、地元住民とも交流があったようです。
当時の収容所が模型で再現されていて、器用なドイツ兵が作った木工製品、その他、当時の生活の様子がわかる資料がたくさん陳列されていました。日本で最初に「交響曲第9番歓喜の歌」が演奏されたところで、人形による第九の演奏の様子も再現されており大勢の人が聞き入っていました。

最後にむかったのが、四国八十八カ所第1番札所霊山寺です。偶然、通りがかりに遭遇したのですが、お参りできてなんだか得をした気分になりました。「一番さん」の愛称で知られているそうです。外国人のお遍路さんも見かけました。
八十八カ所といえば、以前、紅葉の美しい第88番札所の大窪寺を訪ねたことがありました。
その時の想い出なのですが、ずっと後ろのほうで白衣をまとったわんちゃん(雑種の中型犬)がいました。その背中には、「同行二人+ワン」の文字がありました。けなげにもじっと座って主人を待つその姿を見て、感動してしまいました。



四国八十八カ所第1番札所霊山寺

あとは弘法大師の生誕地、香川の第75番札所善通寺、そして石段のきつかった第71番札所弥谷寺(いやだにじ)ぐらいでしょうか。
時間ができたら是非、訪ねてみたい、四国八十八カ所です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする