未熟なカメラマン さてものひとりごと

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星の郷  岡山県美星町の「天の川まつり」

2011-08-17 21:35:59 | まつり

「東北の美しい景色が元通りになります様に」

 このところの猛暑でなかなか撮影に出かける気力がなく、近場で何かいい情報でもないかなと思っていたところ、美星町の「天の川まつり」が13日の夜、開催されるというので、久しぶりに行ってみることにしました。午後7時前に自宅を出発。会場付近には、約15分で着きました。案の定、目的地の駐車場は満車、指示に従い、ぐるっと、迂回して「ふれあいセンター」の運動場に停めることになりました。
この臨時駐車場から、会場へ続く坂道の歩道の両側には、びっしりと灯ろうが並べられ、今日のまつりの雰囲気を盛り上げています。そして会場(星の郷青空市場)横の道路(進入禁止)には、ずらりと白い紙製の灯ろう、が並べられ、まさに天の川のよう。時間的にまだ早やかったため、灯ろうに書かれた願い事を見ながら歩きました。やはり東日本大震災の復興を願うものが多く見受けられました。
 後日の新聞によりますと、灯ろう、の数は2600個以上とのことでしたので、なかなかのものです。
 それから催し会場の方へ行ってみると、とても多くの人で賑わっていました。B級グルメや金魚すくいなど、出店もたくさんあってにぎやかです。例年、まつりに来る人が9000人、美星町の人口が5000人弱ですので、町の倍近い人で埋まるわけですが、いずれにしても美星町最大のイベントに違いありません。
 そうこうしているうちに、一段と明るく照らされた舞台で開会式が始まっているようで、覗いてみることにしました。ちょうど市長が挨拶をしているところでした。その中のお話で、「専門家が選ぶ星空の美しい町ランキングで、美星町が全国で第2位に選ばれた」というのがありました。私もテレビの番組で紹介されていたそのランキングをたまたま見ていて感動したことを覚えています。ジャガー横田夫妻がわざわざ美星町まで来て紹介していましたが、そのときは残念ながら雨でした。あとはお決まりのご主人にチョップ。

また数日前の地元の新聞に、倉敷科学センターの学芸員が、13日午前4時すぎ、真夏の夜空を彩るベルセウス座流星群の尾を引く流星の姿を、この美星町で撮影したという記事が第一面に載っていました。
TVドラマ「坂の上の雲」のロケ地に選ばれるなど、最近話題にことかかない美星町です。



天の川に見たてられた灯ろう じっと見ていると浮かんでいるように見えます。

 さて、日が暮れてきたので、先ほどの灯とう、を撮影するため道路に戻りました。少し傾斜があり、少しカーブを描くこの道路に灯る、ろうそくの明かりは、なかなか味わいがあります。どこにカメラを向けても、人がいないことはありませんので、撮影はなかなかの根気を要します。じーっと眺めていると、灯ろうがまるで浮かんでいるような錯覚を覚えます。いったい何枚撮影したことでしょう。
 撮影のあと、もう一度、会場を一回りして帰ることにしました。大きな歌声が聞こえてきたので、最初にそちらへ行ってみると、若い男女のライブでした。ボーカルの女性の歌唱力はたいしたものです。その音量に対抗するように、子ども神楽のお囃子が聞こえてきました。静かな山間に、普段はあり得ない雑踏。近所の住宅の前につながれていたワンちゃんも落ち着きがありません。
すいていたら、徳山牧場のジェラードでもと思いましたが、これがいっぱいの人で断念しました。
 イベントの行事としては、灯ろうが集められ、神主さんに拝まれたあと燃やされます。
と同時に、花火が上がってフィーナーレ、私の場合は、灯ろうの撮影が目的でしたので、待つことなく美星町をあとにしました。

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町おこし、大成功

2008-08-14 22:57:49 | まつり


 今年も岡山県高梁市川上町のマンガ絵ぶたまつりを見に行ってきました。もとはと云えば川上町とマンガとはなんの縁もゆかりもありませんでしたが、竹下内閣のときのふるさと創生基金で、マンガに着目し「ふれあい漫画館」を郷土資料館の一室にオープンしたのがその始まりでした。
以来、いろいろな企画でその構想はますます拡大し、あの漫画家の富永一朗氏を講師に迎え協力を得ながら、ついには、平成6年に吉備川上ふれあい漫画美術館が落成しました。
 このマンガ絵ぶたは、あの「青森ねぶた」を模しておりその高さは4メートもあります。今年は9基が参加しまつりを大いに盛り上げました。その製作には2か月を要しその苦労も大変なものだと思いますが、見物客は地元の人を含め、12,000人と年々増え続け、この高齢化と過疎に悩む山あいの田舎町を活気づけています。

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切実な願い・・かも!

2008-08-11 22:01:33 | まつり


 日曜日に星の郷、美星町の「天の川まつり」に行ってきました。この祭りの呼びものは何といっても、地上に並べられた灯ろうです。
 ひとりひとりの願いが書かれたこの灯ろう、徐々に暗くなってくると、その明かりはだんだん明るさを増し、幻想的で幽玄な世界を創り上げます。
 地上に並べられたこの灯ろう、まるで川に浮かんで流れているように見えます。
 
 上の画像はテントの下で行われていた「絵柄灯ろうコンテスト」。なかなか味のある絵柄ですね。美人になりたいとありますが、実際はなかなかの美人ではと思ったりもします。
 美星町天の川まつり
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第35回 上下かかしまつり

2007-10-11 22:02:55 | まつり
10月6日(土)、三連休の初日、荘原の備北丘陵公園に行く途中、上下の町並みを訪ねました。
ちょうど、上下かかしまつりが開催されていました。
ちょっと気に入ったいくつかをご紹介しましょう!!

第35回上下かかしまつり
○開催日 10月6日(土)~10月28日(日)
○会場  かかしの部(四季の里)・屋敷の部(上下商店街とJR矢野駅前)
○規定  昔懐かしいかかし、テレビアニメのヒーロー、おとぎ話の主人公、政治、
      今年話題になった人などアイデアに富んだかかしを募集します。

「祝石見銀山世界遺産登録」「銀山街道上下宿」下本町有志

石見銀山龍源寺間歩と書かれた、左のかかしはスイッチを押すとノミで石を打つすぐれものです。
審査委員から、「お~」と感嘆の声があがりました。

今年話題になった人 柔道の谷選手親子「ママでも金」は笑えます。両備信用組合作


背水の陣 福田総理 
「福田康夫でござりまする」「”よう福田屋!」「”けっこうキャラ立ってるよ”」
備後一ノ宮ほらふき保存会 小川旭美会員一同作

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