土曜日、姫路城を訪ねたときのことです。バスの駐車している大手門駐車場前の横断歩道で大勢の人が信号が変わるのを待っていました。かなり待ちましたが信号はいっこうに変わりません。そうすると前の方で、「ボタンを押してなかったからだ!」というような声と、ざわめきが聞こえてきました。
この信号は交差点ではなく、横断歩道専用の信号なのでボタンを押さない限り信号は変わらないのです。後ろの人は誰かが押しているだろうと、そんなことも気にしません。それにしても不思議なのは、道路の反対側の人も待っている人がいることでした。
よく見ると反対側に「押しボタン式」と大きく書いてあります。同じように気がつかない人が多いのでしょうね。