最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

利用者や家族から「所さんと会えて良かった」と言われることが一番嬉しい

2019年10月10日 14時15分42秒 | メディカルはこだて
第71号のトピックスニュースは「利用者や家族から『所さんと会えて良かった』と言われることが一番嬉しい」。

ケアマネジャー(介護支援専門員)がケアプラン(居宅サービス計画)を作成し、それに基づき介護サービスの提供が確保されるよう各サービス事業所との連絡調整を行っているのが居宅介護支援事業所で、函館には同事業所は100カ所以上ある。株式会社輝(かがやき)は、代表の所輝美さんが居宅介護支援事業所の運営を目的に平成28年5月に設立。同年7月「サポートえん」(函館市西桔梗町)がオープンした。
函館生まれの所さんは函館東高校(現市立函館高校)の卒業後は就職が内定していたが、地元を離れる可能性が高いことから親が猛反対。卒業間近になって進学をすることになった。「子どもが好きだったので、保育士の資格を取得できる大学を選択。卒業後は保育士として4年間働きました」。その後結婚し子育てが一段落した34歳で、保育士として再就職を希望したが、「正社員での採用は少なく悩んでいた時、知人からの勧めもあって介護職を目指すことにしました」。
平成7年特別養護老人ホームの函館共愛会愛泉寮の介護職員となった。3年後に介護福祉士、5年後にはケアマネジャーの資格をそれぞれ取得、15年特別養護老人ホームみなみかやべ荘にケアマネジャー兼介護職として移動した。17年愛泉寮に戻り、その翌年には居宅介護支援事業所入舟へ移る。法人間の移動はケアマネジャーとしての姿勢や物事の捉え方、支援の仕方など大きな転機となった。


サポートえんの所輝美さん(株式会社輝代表取締役)

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