最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

岩場の頂上がスリリングな目国内岳

2012年09月01日 05時04分43秒 | 山歩き・散歩・温泉
気温の上がらない7月下旬の週末。早朝には小雨も降った。
ニセコの山を登る日は曇天で登山口へ着くころには雲を抜け出しているというパターンが多いので今回もそれを期待して出発。
ニセコパノラマライン(道々66号線、ニセコ町から岩内町までの区間)の神仙沼駐車場を過ぎて、しばらく進むとT字路がありそこを新見温泉方向に左折する(道道268号の岩内蘭越線)。
新見峠を超えると右側に駐車場がある。駐車場に着いても濃い霧は晴れないが、西の空が微かに明るくなってきたようだ。
白樺山か目国内岳(めくんないだけ)のどちらを登るか悩んでいたが西方の晴れる確率に期待して目国内岳にした。

登山道には1合目ごとにそれを記した木札が下げられている。

1合目

道の両側は根曲がり竹がびっしりで、6月最盛期の週末には大勢の山菜採りの人がやってくる。
4号目を過ぎると前目国内岳(980㍍)に到着する。

前目国内岳頂上

通常はここで目国内岳が姿を見せてくれるが、まわりはすべて灰色だ。
前目国内岳からはいったん下る。
6号目から大きな岩が多い。「岩ノ門」を過ぎる。

岩ノ門

7合目になると雲が薄くなり頂上が見えた。

雲が晴れて見えた頂上

近いようでまだ遠い。頂上に近づくと大きな岩がいくつも積み重なっているのがよくかわる。
頂上部分は大きな岩の塊(かたまり)が前後に2つある。

頂上部分は大きな岩の塊だ

手前の岩塊を矢印に従って登って行く。足を上げる動作がきつい。
後部の岩塊が見える。見上げると岩の隙間に突き刺さったような山頂の標識がある。
ちょっと怖い場所をゆっくりと過ぎて最後の登りを頑張ると頂上だ。

目国内岳頂上

足許を見ると岩の上にいることがよくわかり非常に落ち着かない。

下を見ると落ち着かない

頂上には7~8人の若者グループとカップルがいた。
どうにか腰を落ち着けてゆっくりと水を飲む。
目国内岳だけからはパンケメクンナイ湿原を経由して岩内岳や雷電山への縦走路がある。
見渡す限りの雲海を眺めているのは気持ちがいい。

南方に広がる雲海

下山後はホテル甘露の森の温泉で汗を流した。


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