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最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

函館市長方針、中林副市長続投へ。病院経営再建に対応

2016年12月11日 07時59分14秒 | 函館・道南情報
北海道新聞12月9日付の記事は下記の通り。



函館市の工藤寿樹市長は、来年5月に4年任期の折り返しを迎える中林重雄副市長(67)を、来春以降も続投させる方針を決めた。中林氏は、任期2年を残し退任する意向だったが、工藤市長は、赤字が続く市立函館病院の経営再建などの課題対応のため、中林氏に翻意を促したとみられる。
市立函館病院は2014年度以降、3期連続の赤字が見込まれている。工藤市長は、行政経験の長い中林氏を続投させ、引き続き病院局を担当させるのが得策と判断したようだ。中林氏は世代交代を図るため、来春で退任する意向を周囲にもらしていた。
中林氏は、工藤市長初当選後の2011年5月に、片岡格氏(62)とともに副市長に選任され、現在2期目。


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自治労が道に町立松前病院医師増員求め署名提出

2016年12月03日 20時35分14秒 | 函館・道南情報
北海道新聞11月30日付の記事は下記の通り。



自治労は29日、札幌市内の道議会庁舎を訪れ、松前町の町立松前病院の医師増員を求めて町内で集めた署名4059筆を提出した。
同病院は院長や医師の辞職が相次ぎ、診療体制の縮小に直面している。署名は髙橋はるみ知事宛ての「町立松前病院の医療機能の充実と医師が働きやすい環境を求める署名」で、医師増員に向け道が関係機関に働き掛けるよう要請。自治労などでつくる署名実行委が19〜28日に同町内を回って集めた。
署名は29日開会の定例道議会に合わせ、道保健福祉部の粟井是臣・地域医療推進局長に手渡した。自治労は「地域住民の声が届いたと強く感じた。道として取り組んでいただけると確信している」としている。




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市立函館病院の本年度収支は9~10億円の赤字見通し

2016年12月02日 16時27分40秒 | 函館・道南情報
2016年11月30日の北海道新聞の記事から。



函館市病院局は29日、市立函館病院の2016年度収支が当初予算で見込んだ500万円の黒字には及ばず、前年度並みの9~10億円の赤字となる見通しを示した。入院患者数が予算目標を下回ったことが主な要因。14年度以来3期連続の赤字となることが確実となった。
市議会民生常任委員会で市病院局が上半期(4~9月)の事業実績を報告し、見通しを示した。
市病院局によると、上半期の1日平均の入院患者数は408.1人で、目標とした471人より62.9人少なく、前年同期の425.1人より17人少なかった。
函館病院では改築工事などで14年に入院を制限した結果、1日平均の入院患者は467人(予算目標486人)にとどまり、同年度決算で赤字に転落。15年度上半期もいったん離れた患者が戻らず425人だったが、15年度下半期に470人近くに回復したため、16年度の目標を471人に設定した。
だが、本年度に入り、医師の退職や交代などが相次いだ。診療科によっては体制の縮小を余儀なくされた結果、上半期は患者数が目標に達しなかった。15年度からは精神科の医師が1人体制に減少し、入院患者の受け入れを停止していることも影響しているという。
病院局は今後の対策について、精神科は18年度をめどに医師を増やし、入院患者の受け入れを再開させる方針。ほかの診療科でも、医師の確保に向けて大学の医局に協力を求めていくとしている。

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5年がかりで作り上げた「森の丘のcafe 青い空」

2016年11月28日 20時47分10秒 | 函館・道南情報
昨年5月、仁山にオープンした手作りログハウスのカフェ「森の丘のcafe 青い空」(七飯町仁山)を訪れた。
場所は函館からは「蕎麦小屋」の先を左折し、案内の幟(のぼり)を目印に進んでいくと辿り着くことができる。
店はオーナーの藤田正男さんが別荘として5年がかりで作り上げたログハウス。



屋根にそびえる白い塔は、かつて訪れたドイツのノイシュヴァンシュタイン城をイメージして作ったもの。
普段は藤田麻弓さんと紗耶可さん姉妹が店を切り盛りしている。
紗耶可さんはmy&Jennie(マイ&ジェニー)というインストゥルメンタルユニット(歌のない楽曲・演奏)で、カホンを担当し、札幌や小樽を中心に演奏活動を行っていて、オリジナルシングルCDも発表している。


1階の暖炉

暖炉はの火はやさしい暖かさだ。
室内の「手作り感」は心地よい。
窓の外では野鳥が餌を催促していた。


2階


サイフォン式で淹れる美味しいコーヒー(有機栽培)にはメイプルクッキーが付いてきた。

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2千個の電球でライトアップする「五稜星の夢」

2016年11月25日 09時36分42秒 | 函館・道南情報
国特別史跡の五稜郭跡周囲を約2千個の電球でライトアップする「五稜星の夢(ほしのゆめ)」の準備作業が23日、行われた。
1989年にスタートした「五稜星の夢」イルミネーションは電球によって五稜星形を浮かび上がらせるもので、市民らでつくる実行委が企画、ほぼ毎年開催されてきた。
橋の側面やオンコの木にも4年ぶりに電球が取り付けられた。
最低気温が氷点下7度の昨日は点灯のリハーサルが行われた。



実際の点灯は12月1日から来年2月28日まで。
時間は午後5時から午後8時まで。


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町立松前病院の医師確保を求め署名活動

2016年11月21日 07時38分10秒 | 函館・道南情報
北海道新聞11月17日付の記事は下記の通り。



院長や医師の辞職が相次ぎ、診療体制を縮小している町立松前病院を巡り、自治労などは医療充実や医師増員を道に求める署名を町内で集める。町内全域を19、20の両日に集中的に回り、集めた署名を髙橋はるみ知事に提出する。
自治労道本部、同渡島地方本部、同松前町職員労組連合会などでつくる署名実行委が主催。19、20の両日には200人が2人1組で、町内全域を回る。目標は5千人という。
著名は髙橋はるみ知事宛ての「町立松前病院の充実と医師が働きやすい環境を求める著名」。医師の負担が増える中、①同病院の医療機能の充実②医師が働きやすい環境づくりのために医師を増員する③これらの実現のために医療関係機関などに働き掛けるーことを道に求める。
実行委は「行政や病院が医師確保に努める中、自治体に働く側として大変な現状を何とかしなければと思い、署名に取り組むことにした。地域住民の声を道に届けたい」と話している。





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「星の駅」の最新号が発刊

2016年10月22日 16時48分34秒 | 函館・道南情報
西堀滋樹さんが発行人の「言葉」と「本」を主題としているエッセイ誌「book 星の駅」の最新号が発行された。



2012年から年2回発行している同誌は今回が第8号となる。
今回の特集テーマは「あの本のこと」。
思い出に残る本のこと、その本にまつわる出来事やその本が自分に与えた影響などについて、函館や近郊に在住する11人が、それぞれ思い入れのある1冊を紹介し、その本の思い出などを書き記している。

今号では、私も11人の1人として、「「死にゆく妻との旅路」のことを書いた。
月刊誌「新潮45」の2000年11月号と12月号に掲載後、大幅に加筆して2003年、壮絶なる愛の実話として出版されたのが「死にゆく妻との旅路」(清水久典著、新潮文庫)だ。著者の清水久典さんは1947年石川県生まれ。中学卒業後、縫製会社に勤務。高度成長期を縫製業一筋に生きる。やがて、清水さんは自分の工場を経営するまでになったが、中国製の安価な製品の登場によって経営は逼迫。さらに友人の保証人になったときから、人生の歯車は大きく狂い始めた。借金を背負うようになり、そして自己破産寸前まで追い詰められたとき、妻の末期がんを知らされる・・・

「book 星の駅」はA6判26ページ、1冊100円。函館市地域交流まちづくりセンター内のカフェドリップドロップ(末広町)、シネマアイリス(本町)などで販売している。





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秋の交通安全運動で

2016年09月26日 06時53分43秒 | 函館・道南情報
昨日は朝起きてから「きょうは何かいいことがありそう」という予感がしていました。
市内石川町の交差点で信号待ちをしていると、揃いのジャンパーを着用した町内会の人が交通安全のチラシを配っていました。
チラシと一緒に渡されたのは、石川町で採れたばかりのニンジンとジャガイモ。

昨日の山登りの後半はずっと雲の中。
下山して山を見上げると、すっかり晴れていました。


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町立松前病院の独法化検討。町長、中断を正式表明。

2016年09月18日 03時41分01秒 | 函館・道南情報
北海道新聞9月13日付の記事は下記の通り。



松前町の石山英雄町長は12日、同日開会した定例町議会の行政報告で、町立松前病院(100床)の地方行政法人化(独法化)の検討中断を正式表明した。石山町長は4月の町長選で、同病院の独法化検討を公約に掲げて再選されたが、院長が7月末に退職したことなどを理由に「検討継続は難しい」と述べた。これに伴い、町は、独法化実現に向けて町立病院事務局に派遣されていた道職員の任期を、来年3月末から今月15日に短縮する。
石山町長は独法化検討の再開時期について「新院長の下、一定の方向性が見えた段階で再検討する」と述べるにとどめた。老朽化した町立病院の改築は町総合計画(2008~17年度)に基づき、関係機関と協議を急ぐ考えを示した。
一般質問では、議員が前院長の後任選考の遅れや常勤医の4人体制への縮小について「リーダーの資質が問われている。事態を招いた責任を給与減給などでとるべきだ」などと追求。石山町長は「心配している町民におわびする。早期に(新しい)体制を確立するのが責任の取り方だ」とし、常勤医確保を急ぐ考えを強調した。
また、国から求められている「新公立病院改革プラン」は、提出期限の本年度内の策定計画には変わりはないとした。福原英夫、工藤松子両氏への答弁。
定例会はこの日、地域振興費など計2億4766万5千円を追加、総額52億9692万3千円とする本年度一般会計補正予算案など議案10案を可決した。会期は20日まで。



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市、遺族に和解金1千万円。市立函館病院で手術中に女性死亡。

2016年09月17日 10時26分28秒 | 函館・道南情報
2016年8月26日の北海道新聞の記事から。



函館市の市立函館病院(木村純院長、668床)で昨年9月、渡島管内七飯町の60代女性が肺がんの手術中に大量出血して死亡する医療事故が起き、同市が遺族に和解金1千万円を支払う示談が成立していたことが25日、分かった。同病院は和解金について「一般的な手術の仕方で、対応に問題はなかったが、結果として患者が死亡したことには責任があると判断した」としている。
同病院によると、女性は昨年9月11日、胸部に開けた小さな穴から内視鏡を入れ、がんを切除する「胸腔鏡手術」を受けた。担当した外科医が切除したがんを体外に取り出す際に大量に出血したため、メスで胸部を切開して止血措置をしたが、同日中に死亡。死因は出血性ショックだった。
同病院の調査では、患者の胸の動脈がもろくなっており、手術器具などが当たった際に傷ついて出血したという。市と遺族が協議し今年7月、示談が成立した。市は9月1日開会予定の定例市議会に、和解金を盛り込んだ本年度病院事業会計 補正予算 案を提出。可決されれば10月31日に支払う。



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