完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

今年も行ってきました。     ~野沢温泉スキー場の今~

2015年02月09日 | Weblog
私は初老男である。


気がつけば2月も1週間がが過ぎてしまった。


ブログの更新が滞るのはいつものことであるが、こんなに「おいしい」ネタが多かった1月に
ほとんど何もしなかった。


ISのことなどは、あまりにツッコみどころが多すぎてまとまりがつかない。ってのが本音。


いつか宗教と政治・軍事・暴力についてはUpすることもあるだろう・・・。



と言うことで今年も行ってきました。


年に一度の「不良初老男たちの宴」野沢温泉スキーツアーである。


今年は雪が多くて、コンディションは心配していなかったのであるが・・・・。


甘かった。


雪が多ければコンディションがいいというような単純なものではないことは、こと野沢温泉のような規模の大きなスキー場には当てはまらない。


と言うか、そうしたコンディションの時は、はるか昔にしか経験していないので忘れていたのだ。


初日の日曜日は、強い風とガス(霧)に悩まされた。


麓では大したことがなくても、山頂は強烈の横風と雪・ガスに攻められて、ほとんど雪面が見えない。


更に買ったばかりのゴーグルが、凍ってしまって使い物にならない。


こんな時はおとなしく宿に帰るべきなのだろうが・・・。


そうしたわけにもいかないのが「年に一度の遊び」と言う奴なんだな。



滑っていて思う。


ボーダーのレベルは、ここ数年でかなり上がったようだ。


数年前までゲレンデの真ん中で、座り込んでいるボーダーが多くてゲンナリしたっけ。


ボーダーのターンとスキーヤーのターンのトレースは全く違うので、ボードをやったことのない私には、ボーダーと一緒に滑るのはとても「怖い」のである。


ボーダーたちはスキーヤーのことをどう思っているのだろう・・・・?




野沢温泉スキー場は、例年にも増して「外国人客」が多かった。


聴くところによると「オーストラリア人」が、多いそうだ。


勿論中国・韓国・台湾の東アジアの人もかなりいる。


月曜日になると、まるで自分たちの方が外国にいるような錯覚さえ感じたからね。


小さな金髪の女の子が、そりを引いてはしゃいでいたので笑顔で小さく手を振ったら怪訝な顔をされちまった。



野沢温泉の山頂付近は、特に「バック・カントリー」を滑っている人が多い。


外国人の人たちが増えてからは、一気に増えた感がある。


30年来のスキーヤーとして「バック・カントリー」を滑る人たちに忠告しておこう。、


たしかにバックカントリーには、得も言われぬ魅力がある。


それは分かるがゲレンデを上手に滑ることと、バックカントリーを滑ることは「全くの別物」と思った方がよい。


しかも、まったく「予期せぬ状況」に陥る確率が「非常」に高い。


その「予期せぬ状況」に、備えている人を野沢でも「ほとんど」見なかった。


まあ、野沢温泉スキー場は規模が大きくて「遭難」なんてことにはなりにくいけどね。


ちょっとしてことで、完全な「雪山登山の遭難状態」と同じ状況になることを理解しておいた方がよい。


・・・特にボーダーの諸君。たしかにボードは新雪の中を滑るのにはうってつけなアイテムだけれど、動けなくなったときにボードはスキー以上に厄介な代物だということを、忘れないことだ。



野沢温泉は私たちが男女20人で押しかけてきた30年前から、ちょっとくたびれた男4人の今年まで、変わらぬ雄大さと優しさで迎えてくれた。


毎年、このスキーツアーを終わればもうすぐ「春」が来る。


・・・もうちょっとかな?


今回も最後までお付き合い頂きありがとう。これを読んでいる皆さんも、春の訪れを感じる行事を持ちますように。



          May



締めの一言には場違いかもしれないけれど、外国人客が増えているからと言って、たった一泊の客でも20年以上来ている日本人客も大切にしてほしいなぁ・・・。
コメント
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