完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

新春、矢先にスッキリ。     ~昨年末に気になっていたこと~

2014年01月04日 | Weblog
私は初老男である。


正月3ヶ日も終わったが土日が続くので、今日明日も休みである。


なんとか、このブログUpすることで「日常」を取り戻さねば。


と言うことで、新年最初のUpである。



昨年末の忘年会でのこと。


私は酒の勢いで不用意に発言してしまった。



      「私は『強い男』と『弱い女』は見たことがない」



本音である。


現実に私は「強い男」など見たことがない。


聡明な貴兄は理解していただけると思うが、当然「体力」とかの話をしているのではない。


「精神力」「持久力」「生命力」「打たれ強さ」などを比べたら、どう考えても女性の方が格段に強い。


これは与えられた本能から言っても当然のことなのだ。


子どもを産み育てていくという「使命」を負っている女性が強いのは。



しかし、この発言が職場の女性たちの顰蹙をかった。


若手の女性から特に反論された。


そして、つい「あなたも五〇になれば分かるよ」と言ってしまった。



・・・繰り返すが、本音である。


これを家人に話すと「それは良くない」と言われた。


特に「五〇になれば・・・というのは、ずるい」と窘められた。


私が八〇を過ぎた父親が言ったことに腹を立てたのと同じことだという。




昨年人事異動で新しい職場になり、人数も倍近くになったので飲み会の流れにノリにくくなった。


平均年齢も下がったので、つい自分でも「若いつもり」になって飲んでしまっている。


これが基本的にマズイことに気が付いた。


そうである。


私は初老であり、一般的には「管理職」になっていておかしくない歳だ。


その初老男であれば「渋く飲む」を覚えなければならない。


それが出来なくて、先の発言になった。


結局その発言のことが、年を越しても気になっていたのだ。



しかし、昨日そのことに少しばかり安心させてくれることがあった。



それは・・・。


箱根駅伝の中継の間に流されたCMの「大人エレベーター」の中にあった。



妻夫木聡がそれぞれの年齢の「大人」とビールを飲みながら対談するという毎年恒例のCMである。



仲代 達矢との対談の最後で



     妻夫木  「女は強いですよね」

     仲代   「ああ、男ほど弱くないですよ」


詳しいセリフは違ったかもしれない。


しかし、言っていたのはこうした内容だった。


やっぱり、大体の男はそのことを分かっている。


そして、本当は女性たちも分かっているけれど、「酔っ払いの初老男」には言われたくなかっただけではないだろうか・・・。


最近はかなり状況は変わってきたが、私が思うに男が弱いことが分かっていたから母親(女性)は、男の子に「強くなりなさい」とか「泣いちゃいけない」とか言い含めて育てたのであろう。


私自身、飲み会での発言で新年を迎えてもこんな風にグズグスしているのが「弱い」証拠だ。


たしか、女性はこんなことを悩んでブログにUpしないだろう。


まあ、新春を迎えて少しでも気分が楽になったのは「縁起がいい」ってことにしておこう。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんの今年一年のご多幸をお祈りします。



         May


・・・実は、その飲み会で「男は自分が父親である実感を持ちにくい」とか「男が浮気をするのは、生物学的な本能だ」とかまで言っちゃったのである。そうした中で、ブログ記事のことなど気休めにならないなぁ。

コメント
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