私は初老男である。
・・・前々回のUpが途中であることは、自覚している。
それを続けようと思っていたら、またぞろ「潔くない」事件が続発している。
まず
「阪急阪神ホテルズの食材問題」
報道によれば、どうやら会社幹部の言う通り「誤表示」の部分もあるらしい。
しかし、やはり一流ホテルの食に関することと考えれば「無自覚」をしか言えないだろう。
だいたい、ホテルのレストランと言うのはかなりの人数の調理人がいるはずだ。
その人達は、このことをどう思っていたのだろうか?
続いて
「米の偽装販売」
三瀧商事は2010年から今年9月まで、中国、米国産のコメ計791トンのほか、酒やみそなどに使われる加工用米を混入させたコメ4386トンを国産銘柄米などに偽装して販売したとされる。
米の偽装販売なんてのは、何十年も前から(食管法があった頃から)珍しくないのだが、この規模の大きさはやはり「無自覚」だろう。
さらにさらに
「生活保護費2.6億円不明 市職員聴取」
これも、たまにある事件ではあるが「2.6億円」てのはひどすぎる。
結局、みのもんた氏は番組を降板したが、やっぱり「潔さ」に欠ける感は否めない。
しかし、先に示した事件や「みずほ銀行事件」「プロ野球統一球問題」などなど、彼の「往生際の悪さ」など小さいことに思えてしまう事件の目白押しである。
人間は結局のところ「欲望」に勝てない。
これは歴史が証明している。
しかし、あえて言えば全世界の中で「日本人」が一番その「欲望」に打ち勝ってきた。
近隣のアジア諸国が未だ「著作権法」を成立できていないのも、その「欲望」を隠そうともしないが故である。
欧米人に見分けがつきにくい東アジアの民族であるが「日本人」だけは、見分けがつくという。
それはなぜか?
その行動に「欲望に負けない規律がある」からである。
「列に割り込まない・騒がない・お金をごまかさない」こんな私たちにとって当たり前のことが、東アジア諸国の国民たちは守ることができない。
そう「欲望」を隠そうともしないからだ。
いまや東アジアの諸国は、世界の嫌われ者になりつつある。
そして、その国民たちはそのことにあまり痛痒を感じている風がない。
かの国と日本との「差」はなんであるか?
それは「恥」の精神だと私は思う。
・・・・・・・しかし、今の日本で起きている「恥知らず」な事件の数々は「欲望を抑えられない」日本人の出現を意味してるのではないだろうか。
滝川クリステルが「お・も・て・な・し」と言って獲得したオリンピックであるが、その言葉が色あせるような状況になっている。
私は思う。
日本人には「これってマズイよな・・・」という心のブレーキがあったと。
様々な意味で「高度な成長」を続けてきた日本は、すでに「爛熟期」を迎えつつある。
そうした中でこうした「心のブレーキ」が甘くなってきてしまった。
もう一つの日本人の特徴である「組織における連帯感」が、その「これってマズイよな・・・」って感覚を「欲望を抑える」って感覚を忘れさせてしまった。
「潔さ」「これってマズイよな・・・」「恥」その感覚を取り戻すのは今しかない。
いま日本はその「岐路」に立たされている。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「これってマズイよな・・・」って感覚を忘れませんように。
May
人間が「一線を越える」ことなど実は簡単なことである。だからこそ「簡単」には越えてはいけないのだ。
・・・前々回のUpが途中であることは、自覚している。
それを続けようと思っていたら、またぞろ「潔くない」事件が続発している。
まず
「阪急阪神ホテルズの食材問題」
報道によれば、どうやら会社幹部の言う通り「誤表示」の部分もあるらしい。
しかし、やはり一流ホテルの食に関することと考えれば「無自覚」をしか言えないだろう。
だいたい、ホテルのレストランと言うのはかなりの人数の調理人がいるはずだ。
その人達は、このことをどう思っていたのだろうか?
続いて
「米の偽装販売」
三瀧商事は2010年から今年9月まで、中国、米国産のコメ計791トンのほか、酒やみそなどに使われる加工用米を混入させたコメ4386トンを国産銘柄米などに偽装して販売したとされる。
米の偽装販売なんてのは、何十年も前から(食管法があった頃から)珍しくないのだが、この規模の大きさはやはり「無自覚」だろう。
さらにさらに
「生活保護費2.6億円不明 市職員聴取」
これも、たまにある事件ではあるが「2.6億円」てのはひどすぎる。
結局、みのもんた氏は番組を降板したが、やっぱり「潔さ」に欠ける感は否めない。
しかし、先に示した事件や「みずほ銀行事件」「プロ野球統一球問題」などなど、彼の「往生際の悪さ」など小さいことに思えてしまう事件の目白押しである。
人間は結局のところ「欲望」に勝てない。
これは歴史が証明している。
しかし、あえて言えば全世界の中で「日本人」が一番その「欲望」に打ち勝ってきた。
近隣のアジア諸国が未だ「著作権法」を成立できていないのも、その「欲望」を隠そうともしないが故である。
欧米人に見分けがつきにくい東アジアの民族であるが「日本人」だけは、見分けがつくという。
それはなぜか?
その行動に「欲望に負けない規律がある」からである。
「列に割り込まない・騒がない・お金をごまかさない」こんな私たちにとって当たり前のことが、東アジア諸国の国民たちは守ることができない。
そう「欲望」を隠そうともしないからだ。
いまや東アジアの諸国は、世界の嫌われ者になりつつある。
そして、その国民たちはそのことにあまり痛痒を感じている風がない。
かの国と日本との「差」はなんであるか?
それは「恥」の精神だと私は思う。
・・・・・・・しかし、今の日本で起きている「恥知らず」な事件の数々は「欲望を抑えられない」日本人の出現を意味してるのではないだろうか。
滝川クリステルが「お・も・て・な・し」と言って獲得したオリンピックであるが、その言葉が色あせるような状況になっている。
私は思う。
日本人には「これってマズイよな・・・」という心のブレーキがあったと。
様々な意味で「高度な成長」を続けてきた日本は、すでに「爛熟期」を迎えつつある。
そうした中でこうした「心のブレーキ」が甘くなってきてしまった。
もう一つの日本人の特徴である「組織における連帯感」が、その「これってマズイよな・・・」って感覚を「欲望を抑える」って感覚を忘れさせてしまった。
「潔さ」「これってマズイよな・・・」「恥」その感覚を取り戻すのは今しかない。
いま日本はその「岐路」に立たされている。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「これってマズイよな・・・」って感覚を忘れませんように。
May
人間が「一線を越える」ことなど実は簡単なことである。だからこそ「簡単」には越えてはいけないのだ。