私は初老男である。
こんなことは信じたくないのだが・・・。
私の好きな作家「色川武大」別名「阿佐田哲也」が言っていた。
「人間、不調の波は『最低3カ月』は続く」
勘弁してほしい。
ここ一カ月ほど「不調」である。
今が最低で「底を打った」と思いたいのに、武大先生はまだまだこの状態が続くとおっしゃる。
とにかく、今は頭を下げて耐えるしかないのか・・・。
さて、もう説明する必要はないと思うが
「プロ野球で使用されている統一球が今季から公表のないまま飛ぶように変更されていた」
私は初老男である中では珍しく「野球をやったことのない」男の子であった。
これは私の世代としては「かなりの変人」である。
昔から「ひねくれて」いたのだ。
まあ、単純の大勢でやるスポーツに子どもの頃から苦手としていた。
そのころから、自分の失敗を人が思う以上に自分自身が許せなかった。
心のせま~い私は、失敗した仲間を表面上は励ましながら心の中で罵倒していた。
だから、自分がミスしたときに仲間も心の中で私をコキオロシているとおもった。
それに耐えられなかった。
野球と言う競技は特に、まさにその象徴的なスポーツだ。
だから、数回やっただけでもうやる気が失せた。
しかし、プロ野球では伝説の「王・長嶋」をリアルタイムで体験した世代なのだ。
・・・いい時代だったなぁ~~~。
話が持って回ったが、今回の「統一球問題」は、前々から私が言っていたことを再確認することになった。
そして、この問題の後ろには、さらに問題になっている「体罰問題」が隠れているように思える。
今回の事件で不思議なのは・・・。
選手が「大騒ぎ」をしないこと
だ。
この問題によって一番「不利益」を被ったはずの「選手会」は、私の目から見ると「何事もなかったかのように」交流戦を終わり、ペナントレース後半戦を戦っている。
これこそは少年野球から高校野球、大学野球・ノンプロ野球を続けてきた選手たちが「体罰」を受けて「指導者の言うこと」を「おとなしく聞いてきた」ことの表れに見える。
その成立自体が「なんとなく」「いい加減」であり、数年前には1リーグ制にしなければ衰退は免れないところまで行った競技ならではの状況だ。
このブログでどこかに書いた覚えがあるのだが、日本のプロ野球はアメリカのメジャーリーグのような地域と企業・選手が一体となった形で出来上がったのではない。
ある1球団が昭和9年にできて、その球団が名実ともに「盟主」となり君臨し日本式の「プロ野球」を「繁栄」させてきた。
現在でも、ある1球団のオーナー・監督の発言力は強いと聞く。
そのオーナーが選手会にむかって「たかが選手が・・・」と発言したのを私は忘れない。
何よりもまず、不利益を被っていた選手たちがストさえ辞さずにこの問題を正さねば、日本プロ野球機構は一向に改善しないだろう。
自分の名前の入ったボールでゲームが行われていることに、何の痛痒も誇りも感じない人間が「コミッショナー」という「天下り」さきでふんぞり返って高い給料をもらっていることに、選手会は黙っている。
「上の人」の「体罰」に慣れている選手たちの行動らしいねぇ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも日本のプロ野球が「正しい形」で発展することに貢献しますように。
May
この問題の調査する「第三者委員会」のメンバーの桑田真澄が入ったというニュースが入ってきたが、あんまりきたいできないなぁ。なんだかんだ言ったって、結局彼はプロ野球選手だったんだからねぇ。
こんなことは信じたくないのだが・・・。
私の好きな作家「色川武大」別名「阿佐田哲也」が言っていた。
「人間、不調の波は『最低3カ月』は続く」
勘弁してほしい。
ここ一カ月ほど「不調」である。
今が最低で「底を打った」と思いたいのに、武大先生はまだまだこの状態が続くとおっしゃる。
とにかく、今は頭を下げて耐えるしかないのか・・・。
さて、もう説明する必要はないと思うが
「プロ野球で使用されている統一球が今季から公表のないまま飛ぶように変更されていた」
私は初老男である中では珍しく「野球をやったことのない」男の子であった。
これは私の世代としては「かなりの変人」である。
昔から「ひねくれて」いたのだ。
まあ、単純の大勢でやるスポーツに子どもの頃から苦手としていた。
そのころから、自分の失敗を人が思う以上に自分自身が許せなかった。
心のせま~い私は、失敗した仲間を表面上は励ましながら心の中で罵倒していた。
だから、自分がミスしたときに仲間も心の中で私をコキオロシているとおもった。
それに耐えられなかった。
野球と言う競技は特に、まさにその象徴的なスポーツだ。
だから、数回やっただけでもうやる気が失せた。
しかし、プロ野球では伝説の「王・長嶋」をリアルタイムで体験した世代なのだ。
・・・いい時代だったなぁ~~~。
話が持って回ったが、今回の「統一球問題」は、前々から私が言っていたことを再確認することになった。
そして、この問題の後ろには、さらに問題になっている「体罰問題」が隠れているように思える。
今回の事件で不思議なのは・・・。
選手が「大騒ぎ」をしないこと
だ。
この問題によって一番「不利益」を被ったはずの「選手会」は、私の目から見ると「何事もなかったかのように」交流戦を終わり、ペナントレース後半戦を戦っている。
これこそは少年野球から高校野球、大学野球・ノンプロ野球を続けてきた選手たちが「体罰」を受けて「指導者の言うこと」を「おとなしく聞いてきた」ことの表れに見える。
その成立自体が「なんとなく」「いい加減」であり、数年前には1リーグ制にしなければ衰退は免れないところまで行った競技ならではの状況だ。
このブログでどこかに書いた覚えがあるのだが、日本のプロ野球はアメリカのメジャーリーグのような地域と企業・選手が一体となった形で出来上がったのではない。
ある1球団が昭和9年にできて、その球団が名実ともに「盟主」となり君臨し日本式の「プロ野球」を「繁栄」させてきた。
現在でも、ある1球団のオーナー・監督の発言力は強いと聞く。
そのオーナーが選手会にむかって「たかが選手が・・・」と発言したのを私は忘れない。
何よりもまず、不利益を被っていた選手たちがストさえ辞さずにこの問題を正さねば、日本プロ野球機構は一向に改善しないだろう。
自分の名前の入ったボールでゲームが行われていることに、何の痛痒も誇りも感じない人間が「コミッショナー」という「天下り」さきでふんぞり返って高い給料をもらっていることに、選手会は黙っている。
「上の人」の「体罰」に慣れている選手たちの行動らしいねぇ。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも日本のプロ野球が「正しい形」で発展することに貢献しますように。
May
この問題の調査する「第三者委員会」のメンバーの桑田真澄が入ったというニュースが入ってきたが、あんまりきたいできないなぁ。なんだかんだ言ったって、結局彼はプロ野球選手だったんだからねぇ。