私は初老男である。
朝、ちょうどコンフェデのイタリア戦の前半終了で勤務時間になってしまい、いまBSの再放送で後半を見ている。
日本がブラジル戦の反省から、イタリアとの善戦を引き出した、と見る人が多いと思う。
私の見方から言えば、それは間違いだ。
昨年、日本がブラジル戦のまえにフランスと闘って勝利した試合を覚えている人も多いだろう。
日本は今、フランスやイタリア相手なら10回対戦すれば最低1回、もしかすると2回は勝てて、2~3回は引き分けることができるレベルに、すでになっているのだ。
ただ、ブラジルには見ての通りだった。
ブラジルに勝てなくて、イタリアにこれだけのゲームをできる。
それは、ブラジルをあわてさせることができなかった日本は、イタリアをあわてさせることはできるレベルだということだ。
説明はいらないだろう。
今日の試合を見れば一目瞭然・・・。
しかし、やはり「あわてさせること」はできても「勝ちきれる」レベルには、ちょっと足りない。
ホンの数センチ違えばゴールになったシュートが最低3本はあった。
しかし、その数センチは単純に「運が悪くて」決まらなかったわけではない。
その数センチを決める力が、今のザックジャパンには備わっていない。
その昔「ドーハの悲劇」という伝説があった。
ほんの数秒を守りきることができずにワールドカップに出場できなかった伝説だ。
その数秒を守りきる術を身に着けるために、日本代表は「4年」の時を必要とした。
日本代表が自国開催を除いてワールドカップの予選リーグを勝ち抜くまでに「8年」かかった。
今回の「数センチ」を決めきれるようになること。
それは見方によればワールドカップの決勝トーナメントの1回戦を勝ち抜くため、ワールドカップベスト4への道と言えるだろう。
果たしてその「数センチ」を確実に決めるのに「何年」必要になるのか・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、日本代表の成長を見逃しませんように。
May
あと、4時間ほどでコンフェデ杯の最後のメキシコ戦が始まる。
もしかしたら、このメキシコ戦でその数センチを詰めるきっかけがあるかもしれない・・・。
朝、ちょうどコンフェデのイタリア戦の前半終了で勤務時間になってしまい、いまBSの再放送で後半を見ている。
日本がブラジル戦の反省から、イタリアとの善戦を引き出した、と見る人が多いと思う。
私の見方から言えば、それは間違いだ。
昨年、日本がブラジル戦のまえにフランスと闘って勝利した試合を覚えている人も多いだろう。
日本は今、フランスやイタリア相手なら10回対戦すれば最低1回、もしかすると2回は勝てて、2~3回は引き分けることができるレベルに、すでになっているのだ。
ただ、ブラジルには見ての通りだった。
ブラジルに勝てなくて、イタリアにこれだけのゲームをできる。
それは、ブラジルをあわてさせることができなかった日本は、イタリアをあわてさせることはできるレベルだということだ。
説明はいらないだろう。
今日の試合を見れば一目瞭然・・・。
しかし、やはり「あわてさせること」はできても「勝ちきれる」レベルには、ちょっと足りない。
ホンの数センチ違えばゴールになったシュートが最低3本はあった。
しかし、その数センチは単純に「運が悪くて」決まらなかったわけではない。
その数センチを決める力が、今のザックジャパンには備わっていない。
その昔「ドーハの悲劇」という伝説があった。
ほんの数秒を守りきることができずにワールドカップに出場できなかった伝説だ。
その数秒を守りきる術を身に着けるために、日本代表は「4年」の時を必要とした。
日本代表が自国開催を除いてワールドカップの予選リーグを勝ち抜くまでに「8年」かかった。
今回の「数センチ」を決めきれるようになること。
それは見方によればワールドカップの決勝トーナメントの1回戦を勝ち抜くため、ワールドカップベスト4への道と言えるだろう。
果たしてその「数センチ」を確実に決めるのに「何年」必要になるのか・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、日本代表の成長を見逃しませんように。
May
あと、4時間ほどでコンフェデ杯の最後のメキシコ戦が始まる。
もしかしたら、このメキシコ戦でその数センチを詰めるきっかけがあるかもしれない・・・。