完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

久しぶりに読んだ本   ~「やめれば」大橋巨泉著~

2009年03月01日 | 
私は中年である。

まあ、本当にUpするのが「億劫」になって10日ぶりになる。

Upするネタは山ほどあるのだがブログよりもやりたいこと、やらねばならぬことあるのでこうしたことになってしまう。

しかし、まだ「閉じて」しまうのは惜しい気がして「たまに」Upしようと思う。


と言うことで、久しぶりに本の紹介をしようと思う。

       
           大橋巨泉著 「やめたら」

                          である。

かなり昔だが、著者が司会で「こんなものいらない!」と言うテレビ番組があったのを覚えている人もいるだろう。

非常に面白かったと記憶している。

今回のこの本は、それの「最新活字版」といった感じだ。

31編に渡って現在の「こんなものいらない!(やめたら)」をつづっているのだが、とくに「和製英語」「地デジ」「世襲政治家」「北朝鮮外交」「WBC」「クライマックスシリーズ」「他の日本式ゴルフ」「スポーツ中継」「バラエティ」等々が、とくにお勧めだ。

中でも「和製英語」「世襲政治家」「クライマックスシリーズ」「バラエティ」などは私がおぼろげながら感じていたことを、見事に活字化してくれている。

あまりに抽象的なお勧めになってしまうので、一つだけ私が以前にUpしたこととほとんど同じことを提案している「クライマックスシリーズ」のことを話しておこう。

以前の私の文章を07’11・8のUpを読んでもらうと分かるのだが、日本プロ野球における「クライマックスシリーズ」は、いうまで無くアメリカメジャーリーグの「プレイ・オフ」を意識して作られている。

メジャーリーグにおける「プレイ・オフ」と言うシステムは、広大なアメリカと言う国で30チーム以上のチームがあるからこそ「合理性」が発生するシステムなのだ。

対しての日本プロ野球は12チームしかない。その12チームの中の6チームが参加できると言うのはあまりに「ユル」く無いだろうか。その中でシーズン勝率5割をきったようなチームでも「日本一」になれる可能性があるのだ。

それはいくらなんでも「理不尽」だろう。

最低でも両リーグもう2チーム増やして2リーグ4地域制での「プレイ・オフ」にしないとその特性を生かせない。

単純に書いたが、巨泉氏の「やめたら」の中ではもっともっと分かりやすく興味深く印してある。


彼は現在75歳。

ほとんど私の父親と同じ歳だ。

そうした「戦中派」でありながら、私と同じ感覚で物を考えることが出来るその「感性」の豊かさには瞠目するばかりだ。

是非、一読をお勧めする。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「頭」をやわらかくして「感性」を磨いて物を考えられますように。

                                 may

この本なんかは「今読んでおかないといけない」タイプの典型ですな。
コメント
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