完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

チェーン店の限界Up   ~マニュアルを越えるもの~

2007年09月24日 | Weblog
私は中年である。

福田氏が自民党総裁になったと言う。

明日、総理大臣になると言う。

親子二代の総理大臣は史上初だと言う。

昔の「三角大福中」とか「安竹宮」とかの頃は政治がおもしろかったけど、
今は本当に役者がたりないなぁ・・・。

だから「政争」も迫力がない。なんだか良く分からない総裁選だったな。

「派閥政治」に戻ったという人が多いが「コイズミ総理」の時のような独裁的な
政治は非常に危い。

派閥のバランスをとることで「国民の声を代弁する議員」の意見をそれなりに
取り入れる政治のほうが余程「正しい政治」に思える。

福田氏はある意味「コイズミ・安倍」と続いた「独裁的政治」の揺り返しが
生んだ総理大臣になるだろう。

最近通勤時間が長くなったため、様々なチェーン店に入る機会が増えた。

「いらっしゃいませ~、こんばんわ~」などと、大きな声を上げている店員が
たくさんいる。

来た人間の方を見るわけでなく、作業を続けながらの大声である。

あれは「おまえが入ってきたのは知ってるゾ」という風に聞こえるのは
私だけだろうか・・・。

だから、感情の抑揚が感じられない。機械的に言っているだけなのだ。

恐ろしいもので、本人がどう考えているか知らないが見る人が見れば、
言葉一つにその人の意識を感じ取れるのだ。(っていうか私はそういう風に
人の言葉を聞いている)

しかし、その店々によって違いがある。

やはりそれも「経営者」の感性の問題だろうなぁ。


よく思うのだが、ファーストフードのチェーン店は「どこに行っても
同じ味」を提供するのが基本となのだろう。(少なくとも国内では)

そうすると、その調理従事者は確かに食べ物を作っているが作っている
人間の個性をほとんど調理に介在することを許されない事を意味する。

果たしてそれは「調理人」と呼べるのだろうか?


ある人が私に言った。

「親に言われて、やれって事だけやってるのは『農業従事者』で『農業者』
 じゃねえんだ。それじゃ本当の農業のおもしろさはわかんねぇぜ」
・・・私はまだ「農業従事者」でしかない。

決してファーストフード店で働いている人を批判しているわけではない。

調理と言うものに対する自分の「感覚」の話をしているだけだ。

チェーン店の調理品には「ホンの少し」工夫すればもっともっとおいしく
なるんじゃないかって品が多い。

だからファーストフードに「おいしさ」を求めて入ることは私は少ない。

ちょっとした「個性」さえも発揮できないのは悲しすぎる・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「ちょっとの個性」で良いから仕事に発揮できます
ように。

                         may

「ちょっとの個性」っていえば「チキンラーメン」に、なにかちょっと
足りないと思っていた。その何かが最近分かった。
「ガーリックパウダー」を少し振って「ラー油」をたらしてごらん。
全然違ったチキンラーメンになるから!








コメント
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