完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

選挙終わるUp   ~東京選挙区と新潟選挙区~

2007年07月29日 | 時事ネタ
私は中年である。

・・・やっぱり、私の予想が当たった。

アジアカップ3位決定戦で、日本は韓国にPK戦で5-6で競り負けた。

あれほどギリギリのところでゴールを割れない試合は、どうやっても勝てない。
一つ一つのプレーを分析すれば、悪かったところが見つかるのは当然だが、
こうした時は、本当に「何をやっても」点が入らないものだ。

ましてや、相手は「韓国」。アジアの中で、韓国が一番負けてはいけない国。
それが「日本」なのだから。

相手が1人少ないとか、監督・コーチが退席処分になったとかは、私の
提唱する「勝負の流れ」の中では、何の意味もなさない。

今大会は「負の流れ」を初めから背負った大会だったようだ。

安倍ゾウリの「美しい国」と同じ位「抽象的」で意味の分からないことを
言っているとは百も承知だが結局、私の予想が当たったことが私自身の
「流れ論」に自信を深めざるを得ない。

まあ、オシムを替えるって事だけはやめた方がいいと思うけど。


さて、本題に入ろう。選挙が終わった。ほぼ思った通りの「自民大敗」だった。

結果については、様々な人たちが様々な分析をしているので、わたしが
Upすべきことなど無いのだろうけれど、気になった部分を極絞って
Upすることにする。

その私の選んだのは2箇所。「東京」と「新潟」である。

「東京選挙区店員5」じゃなくて「定員5」だが、ここは今の「日本全体」を
象徴している。まあ、日本の人口の1割が住んでいるっていうからねぇ。
当然といえば当然なんだけど。

まず「民主党」が早々に2議席当選を確実にして、安倍ゾウリの自民党に
「No!」を突きつけた。

そして、その自民党を支えている「公明党」が「政治と関係なく支持する人たち」
の後押しで1議席を取る。なんか変な話・・・。

「無所属候補のエース」川田龍平氏が4番目に当選。ある意味これも
「政治」とは関係ない理由で当選しているように見える。

最後に「例の」丸川珠代氏が当選。同じ自民党の現職重鎮「保坂三蔵氏」を
「蹴落として」の1議席確保・・・。

今回の選挙の「すべて」を凝縮したような結果だ。

特に「3年間選挙に投票していなく、納税しているかも疑わしいタレント候補」を
重鎮議員を落として当選させる都民性・・・。ちょっと私のような地方住民者には
理解できない。そんな詐欺師みたいな人に投票する人が7万人もいるんだ?
・・・だからこそ「東京」って気もするけど。

そして「新潟定員2」

結局自民1民主1で議席を分け合ったが、全国の2人区はすべてこの構図で
収まった。

開戦前に唯一「民主2」と独占していたのが新潟だったのだが、実はこれには
からくりがある。

民主県連他が絶大な応援をした「越後の暴れん坊、黒岩宇洋」は、自民党議員が
任期途中で死去したための「補欠選挙」で当選していたから、この改選時に
2議席独占のように見えたのだ。

つまり、同じ民主党議員の森ゆうこ議員と黒岩議員は直接選挙で闘ったことが
無い。

新潟県はここ数年政治の流れが劇的変わってきているが、例の「田中○栄」を
持ち出すまでも無く「保守地盤」が盤石なところだ。

定員2のうちの1を抑えることは、それほどむずかしくないはずなのだ。

結果として、民主党新潟県連からの応援は皆無。「孤立無援」の状態であった
森ゆうこ氏が僅差ながら「組織票」を持っていた黒岩氏を破って当選。

テレビでも中継された森氏の当選現場には、新潟選挙区で民主党衆議院議員
菊田真紀子氏や西村智奈美氏が、県連幹部に言われたらしく祝福に来ていたが
壇上に上げさせることを、森氏もスタッフも許さなかった。(まあ、気持ちは
よくわかるわなぁ。今ごろ遅いんだよ!)

いろんな事情があるだろうが、同じ民主党で片方に全く何の支援もしない
というのはまずいよねぇ。(なんかフカ~イ訳がありそう・・・)

「選挙で勝つ!」ということは、本当に難しいことなのだろうとつくづく思う。

民主党の戦略、執行体制が必ずしもうまくいっていないことを、日本全国に
知らしめることになった選挙区だったろう。

これだけの「自民惨敗」の結果がでても「首相続投」と言っている安倍ゾウリだが、
まあ、自分の任命した大臣達のあれだけの「失言・失態」に「責任が無い」とか言う
人だから、当然首相である私にも「責任がない」って開き直ることは予想できた
けどね。

まあ、このまま安倍ゾウリにしておくと、次の衆議院選挙の時にヒドイ影響が
でると思うけどなぁ。自民党も「箍(タガ)」が緩んだものだ。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが「政治通」になって、政治に必要なものは「議員・政党
たちの緊張感なのだってことに気が付きますように。
                          
                           may

また予想しますね。今後一年、いや10ヶ月のうちに「衆議院議員選挙」が
行われます。ほぼまちがいないな。










コメント (2)
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