築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

特に変わりなく・・・

2020-05-28 08:34:39 | Weblog
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が解除になって2日・・
今週から、一昨日から、または今日からと徐々に営業を再開されている
お得意様も増えてきましたが、やはり人の出足というのは早々は戻らないようで
市場の中の買い出し人の出足も宣言解除前と比べ特には何も変化が無く・・・

ただ何故かセリ場の相場の方はなぜか高くて、今日出た三陸塩釜の旋網本マグロも
ニュージーランド産の天然インドも値段出ておりました。
値があまり高くなかったと感じたのは沖縄産のデッカイ本マグロと
八丈島の小さいキハダくらい・・・
メバチは近海、輸入含めて本当に物が無く、バチの状況は今、本当に厳しいですね~

塩釜の旋網も本数は前回ほど多くはなく、魚体は相変わらず大きいんですが
漁場は前回とは違う場所と聞きました。
前回はヤケが多かったのでいちおう気になる魚は尻尾のみを念入りにチェックしましたが、
前回のような身のねっとり感が無くどうにも水っぽく・・私には感じました。
たとえ焼けてなくても水っぽいと色持ちが良くないので、魚体も大きく
売れ口もこんな状態。。

そしていざセリでは相場が高いとなれば今日はパスです。
沖縄は・・・・脂はありそうなんですが色が怖いんですよね~~
特に台湾系統の沖縄産本マグロは中が(色)化けるものが多いので
ハズすと本当にダメージが大きいんです・・・・
今の売れ口ではちょっと・・・怖いなぁ(^^;;)
もちろん「これは間違いない!」というマグロもありますので、
沖縄のマグロ買うときは確実性重視でいきます(笑)

赤身として仕入れた八丈島のキハダは物は良かったです!!
バチが無いだけに・・・助かります(笑)





というわけでこんなです(^^;;)
明日も頑張りまーす!!