築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

垣間見える(^^)

2020-05-11 09:55:56 | Weblog
ゴールデンウィークではない!?ゴールデンウィークも終わり
まだ緊急事態宣言は解除されておりませんが今日から少しずつ動くのかな?
と思った週明けの月曜日・・・
GW中も比較的「いつもの日程」で動いていた市場は特に連休明け感も無く
セリ場は沖縄産の魚体が大きい物を中心に、那智勝浦、銚子や塩釜といった所の
太平洋岸の天然本マグロと、今日はなぜか国産の養殖本マグロが多数。
メバチやキハダといった所は相変わらず少なく、天然インドも僅かでした。

今日のセリではっきりわかったのは、今の状況下で土井打った値段帯の魚が動くのか?
ということですね(笑)
セリは通常、高値が出そうなものから番号若く並んでいきますが、今日の私が居たところの
卸会社のセリ場は序盤の早い番号は浜値が需要より高いのだと思いますがほぼ値段が入らず。。
真ん中から後半にかけての値段帯ではいそれまで誰も手を挙げていなかったにもかかわらず
いっきに数店舗が値段を入れてけっか競り合う展開。
それをみれば今は特に「今日すぐに必要」という仲買さんが少なく、
「安ければしいれ買っておこう」もしくは「中間~安価な値段帯の注文」
なんだと思います。

品物で考えれば、コロナ以前を思えば今の相場でも十分に高くは無いと思えるんですが、
とにかく今の状況であてもないのに「とりあえず買ってお店に並べておく」が
非常に厳しいのか私も同じなのでよーくわかります。。。

なのでダンベ内もこんな状況に・・・・




なかなか確定している注文以外、仕入れられません(汗)


とにかく無駄が絶対に出せない状況で
「オモシロい魚」
で勝負できませんよね~~~


はやく終息しれくれることを願うしかないのかな??今は・・・ですね。

ガンバロ