3月初めの東御苑 （３） 福寿草、曙馬酔木、庭梅、侘助椿、藪椿、檀香梅等

皇居東御苑の本丸広場の茶畑のそばでは「フクジュソウ」（福寿草）が
背丈が大きくなって咲いていました。
咲き始めの頃が好きなのですが、いつも見落としていて
今回やっと咲いている場所が分かったので
早春に来た時は見過ごさないようにしたいと思いました。

「アセビ」（馬酔木）も東御苑内のあちこちで咲いていて
大好きな「アケボノアセビ」（曙馬酔木）が沢山咲いているのを見ることができました。

本丸休憩所のそばでは「ニワウメ」（庭梅）が可憐な花を咲かせていました。

写真を載せる順序が今回は違ってしまっているのですが
二の丸雑木林を歩いていて陽だまりで小さなスミレを見つけました。
今年初めて見たスミレです。

二の丸雑木林の中で「ヤブツバキ」（藪椿）が咲いているのを見ました。
枝が垂れて赤い花が咲いていてちょっと素敵な姿でした。

日本庭園の築山へ登る途中に咲いている侘助椿「タロウカジャ」（太郎冠者）

階段の反対側にも侘助椿の「スキヤ」（数寄屋）が咲いていました。
両方とも大好きなので、この時期は必ず見に寄ります。

築山の上から日本庭園を眺めて撮りました。奥の方には二の丸雑木林が見えます。

もう少し歩いた先からも撮ってみると雑木林はまだ緑が見られませんでしたが
もうすぐ芽吹きが始まるようになると思います。

築山を降りて来て諏訪の茶屋のそばに行くと「ダンコウバイ」（檀香梅）の花が今にも開きそうでした。
『ダンコウバイ』は別名「ウコンバナ」鬱金花、山地の木々で最も早く花を付け、
黄色い花が枯れた木々の中で目立って見えるそうです。

撮影日　３月２日