小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

台風19号接近

2007-10-20 16:23:06 | Weblog
今日は土曜日、小学校はお休みだが、早くもオガマルの出航日。

まずは扇浦まで妻と早朝ジョグ、例の海の上に立って掃除する人、今日もやっている。パドルボードと言うらしい。遠くから見ていると何となくこっけいに見えてしまうのだが、やるとなかなか難しいらしい。

朝食を済ませ慌ただしく荷役の仕事へ。豊漁が続いているようで、鮮魚を積む冷蔵コンテナは、ほぼ満杯。しかし台風19号の接近で、しばらく漁どころではないかも。

昨日も書いたが、埼玉県の公立高校の修学旅行に合わせ、オガマルは通常より一日早い出航だが、今回はこの日程結果的に大正解。明日の出航だったらおそらく無理だっただろう。

来週小笠原小学校の6年生は母島移動教室。天候を気にする担任の先生に「来週お天気どうかな?」と聞かれ「下にちょこっと熱低がありますけど」なんてのん気に答えていたのだが、昨夜の天気予報を見てビックリ。熱低から変わった台風19号が明日には上陸しそうな勢い。これだから小笠原は油断できない。

一般客乗船の前に、桟橋に重そうな荷物とずらり並んだ300人を越える高校生たちが名残惜しそうにオガマルに乗り込み、南洋踊りに小笠原太鼓に送られ、オガマル出航。それぞれに、お世話になったツアーやガイドさんの名前を書いた布切れを振りながら、大声で叫びながら岸壁を離れて行った。彼ら彼女らに父島はどのように映ったのだろうか。きっと何人かは、何時かリピーターになってくれるのではと期待している。

帰りのオガマル、かなり揺れるだろうけど、ボンボヤージュ!

さてオガマル出航の後は、皆それぞれに台風養生。僕は例のウインドの道具一式を学校の裏に運だ後、小学校の飛びそうな物を倉庫に収納。と言っても、出勤していた先生がほとんど済ませてくれていたので、あっと言う間に終了。

そして今こうしてブログを投稿しているのだが、たった今、防災小笠原の台風情報が我家の受信機から流れてきた。明日小笠原に最接近、明朝8時には避難所を開設との事。明日は一日缶詰めになりそう。乾ききった島の草木には良いお湿りになりそうだが、台風直撃はちょっと勘弁。

写真は本日OFFの妻が久し振りにウェザーに上り(勿論自転車で、相変わらず元気です)撮ったもの。台風、近づいている感じだ。

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