小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

不発弾処理

2009-05-13 18:09:35 | Weblog
GW明け台風1号騒ぎの後、父島は何故か素晴らしいお天気が続いている。昨日出港のオガマル、「GWがこの便だったら良かったのにね」と妻の一言だが、そう思う人もさぞ多かった事だろう。GW着発便明けの先便は、父島滞在中本当にお天気に恵まれた。

さて本日も本当に最高の空模様。このところ小笠原地方の天気予報は、珍しく雲マーク無しのお日様だけ。しかしそんな予報でも必ず雲が現れるのがここのお天気。所が今日の昼休みは、本当に快晴、いつものようにスイム&ランチを楽しみに訪れた前浜の上空は、珍しく雲一つ無い青空。小笠原のこんな空、久し振りだ。

そして今日もオガ高の体育の授業、ウインドのセールがコバルトブルーの海を気持ち良さそうに走っている、と言いたい所だが、今日は1年生の初ウインド。波打ち際でウインドの第一歩、セールアップを繰り返す見慣れた顔がいっぱい。ついこの前まで、小学校に隣接する中学の3年生としてよく顔を合わせていた連中だ。しばらく見ぬうちに、ずいぶんと大人ぽくになったな、なんて感心させられてしまったのは、歳のせいだろうか。

顔見知りの子に「どう?ウインド」と声をかけると「チョ~難しいス、でも楽しい」と笑顔で元気な答え。一夏を越え。2学期を迎える頃にはきっと上達している事だろう。

所で、今日の前浜何時に無く家族連れの姿が多い。実は我家のある奥村地区の住民には、朝8時から夕方の4時半まで不発弾処理の為避難勧告が出されていたのだ。一応福祉センターが避難場所に指定されていて、そこを利用した人も沢山いたことだろうが、せっかくの好天、避難方々お昼は前浜でと言う家族が、真夏のような陽射しを楽しんでいた。

綺麗な海を泳ぎ、ウインドの色取り取りのセールを眺めのんびりしていると、不発弾処理なんてピンとこないが、忘れかけた戦争の傷跡がまだまだ身近にあるんだと、改めて感じさせられた。

写真は今日の前浜、ウインド初体験のルーキー達。

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