小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

台風とオガマル

2018-07-29 05:43:34 | Weblog
このブログ投稿中の現在、台風12号が内地で猛威を振るっているようだが、大きな被害が出ないことを祈るばかりだ。

さてその台風12号、27日(金)午後には父島最接近、一時は直撃もと言う事で島内全域万全の養生でその接近に備えていたのだが・・・

僕はいつもの自転車出勤は止め徒歩での出勤、幸い小学校に到着するまで降雨は無く、持参した折りたたみ傘のお世話にならずに無事出勤。その後激しい雨が降ったり止んだりはあったが風のほうはそれほどでもない。

その後も小康状態は続き、台風が最接近しているはずの午後から夕方にかけても風雨は一向に強まることもなく、いつの間にか台風は通過してしまった。

当初の予想より島の東側のかなり離れたところを通過したようで、主に島の西側に広がる集落地帯には影響が少なかったようだ。チョッピリ拍子抜けと言った感はあったが、被害が無いに越したことはない。ラッキーだった。

所で25日(水)オガマル着発運航の日、まだ台風にはなっていなかったがのちに台風になるであろう低気圧のその後の動きと、28日(土)のオガマルの運行が島では大きな話題になっていた。

島の人々の大方の予想は、島を直撃した後勢力を保ちながらオガマルの航路を北上して行くであろう台風とオガマルの運行日時と航路がもろにぶつかり、間違いなく次ぎ便は欠航、と言うものだった。もしそうなれば25日の船で来島し28日の船で帰る予定の観光客の皆さんの帰りの足が無くなってしまう。

27日竹芝出港予定の船の運航決定は26日との事、その船で帰る予定の観光客の皆さん、25日父島到着と同時にその船でとんぼ返りするか次便の運航にかけるか、苦渋の決断を迫られることになったしまった。

次便が欠航になった場合旅行日程の延長はとても無理、と言う事でやむなくとんぼ返りした観光客の皆さんも結構いらしたようである。

そしてなんと27日竹芝出港のオガマルは「エッ来るの!」と島民がビックリした決定、途中海況が悪ければ引き返す、という条件付きでの運行となった。

そのオガマル、昨日28日予定より一時間半遅れたとは言うものの400名を超える乗船客とともに12時30分二見港に無事入港、そして予定通り3時30分、東京竹芝へ向け出港して行った。

メデタシメデタシ!

それにしてもこの時期の小笠原への旅は本当にハイリスク、せめてハイリターンがあればよいのだが・・・・

それは人それぞれ。

オガマルの今後の順調な運航を祈るばかりだ。



昨日、岸壁のオガマル