小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

痛恨の極み

2018-04-01 06:08:51 | Weblog
父島に直接の影響は無くなったようだが、はるか南にある台風3号のいたずらか、強い北東の風が吹き荒れる中、完全OFFだった昨日の土曜日、凝りもせずに青灯での餌釣り。

北東の風は青灯では左からのサイドとなる。正面からの南風よりはましだが、白兎がピョンピョン飛び跳ねる中、風の弱まるすきを狙って何とかキャスト。こんな日に釣りをするのは本当にあほな僕くらいのものだ。

しかしなぜか一投目から浮は沈み、オジサンが上がった。その後もギンダイ、ダツと外道ではあるが順調に浮は反応、ちょっぴり期待も。

そんな矢先、強風でエサを入れていたザルが飛ばされた。10メートルほど先に転がっているそのザルを取りに向かった瞬間、ガタガタと嫌な物音、見ると僕のタックルが海へ落ちかけている。慌てて引き返したが寸でのところ、ロッドは僕の指先数10センチの所で海中へ。

強風にあおられたのか、あるいは魚がヒットしたのか定かではないが、いずれにしても僕の餌釣りの大事なタックル、ダイワの4号竿とペンのリールその他浮に仕掛け諸々は一瞬にして海の藻屑と消えた。

しばし茫然自失、やがて気を取り直し飛ばされたザルを回収に、数百円のザルと引き換えに数万円のタックル一式を失ってしまった。

さてどうする、餌はまだほとんど残っているし、悩んだ挙句いったん自宅へ戻り、ムロ釣りに使っているダイワの3号竿とリールを準備、釣りを続行。

自宅にいた妻は「こんな風の中、止めたら。人に迷惑かけないでよ」と呆れていたが・・・・

強風の中意地で続行した釣り、夕方まで頑張ったがクーラーボックスは空。釣果は六目10匹、オジサン3、ブダイ3、ギンダイ1、ダツ1、赤ヒメジ1、アカバ1、以上。

この島へ移住して50歳を過ぎてから始めた釣り、釣りの経験の浅い僕への天からの警鐘と受け止め、この痛恨の極みを忘れることなく、これからも釣りを楽しんでいきたい。

それにしても、お高い授業料でした。

取り敢えず、これからはムロ狙いのサビキ釣りかな・・・・


今日は写真は無し!!!