小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ベタ凪

2015-08-02 07:14:06 | Weblog
僕の記憶では、例年の父島、内地が梅雨真っ盛りの頃、夏の強い日差しとベタ凪の海というのが定番だったと思うのだが・・・

今年は雨期が終わっても南風が吹き続け、そして相次ぐ台風の発生、そのためか本当に凪の海という日が無かった。

昨日この夏初めてやって来ました、ベタ凪、透明度抜群の海、そして青い空。

完全OFFだった僕は、まず朝一、日の出サップ。5時30分扇浦を漕ぎ出し沖へ向かう。グーフィーのサーフポイント‘松’へ差し掛かる頃背後の山並みからお日様が顔を出す。とたんに日差しの熱とパドリングで汗が背中を伝う、気持ちの良い汗だ。

鏡のような海面と透明度抜群の海に誘われ、いつもの折り返し赤ブイを越え野羊山先端のドーナツ岩の内側を抜け岩を時計回りに回る。しかし、べったりだった海面がこの辺だけ大潮の潮の動き出しなのか、潮波が立っていてボードが思うように進まない。急にブレーキが掛かったようになり、危うく沈するところだった。このあたりだけは必死にパドリング、この時ばかりは気持ちの良い汗と言うわけには行かなかった。

海はやはり怖い、どんなに凪いでいても油断は禁物、良い勉強になった。


パドリングを終え、7時前の扇浦、静かだ。






その後は弁当持参で桟橋でのムロ釣。前日からコマセ2ブロックを購入、コマセは程よく解けており、気合を入れての久しぶりのムロ釣。

途中昼時は前浜スイムにランチ、適度にクールダウンと気分転換をして頑張ったのだが、なんと釣果はムロ3本。

特に午後からは、地元の釣キチもビックリするほどの透明度、底まで透々で泳ぎまわるお魚も色とりどり、まるで水族館状態、ムロ釣りには最高のコンディションと思われたのだが、なかなか思うようには行きません。また次回に期待。


昼の前浜、夏です!




そしてこちらはオマケ。サビキの針を散々切り、コマセ袋に穴をあけたと思われる犯人。

おそらく‘ソウシハギ’

結構なサイズで、よく1.5号のハリスで上がった。サビキのハリスもバカにできない。




お仕置きをしてリリース。


ところで南の海上には台風13号、ベタ凪も続きそうに無い。