クリーンアップ・ブカレスト～ゴミ箱編

ひところは道路をゴミ箱さながらに何でも足元に投げ捨てていたというブカレスト市民。自然に帰るひまわりのタネの殻やりんごの芯ならいざ知らず、タバコの吸殻・空き袋、紙くず、たくさんのゴミが道端に落ちていても当たり前でした。



ＥＵ加盟前後から「コレデハ、イケナイ。」と市民を啓発、道路にも多くのゴミ箱が設置されるようになりました。ゴミ箱も景観に配慮したグリーン。ベンチもグリーンなので違和感が有りません。ちょっと落書きが気になりますが….。



車道に向けて、信号待ちのクルマ用にたくさんのゴミ箱。でも、こちらの車は左ハンドル。運転手さん一人だと、車の右外側に設置されたゴミ箱にゴミを捨てるのはちょっと難しいです。でも、ゴミ箱を見ると、ゴミをポイ捨てしてはいけない、とみんな思うようになるものです。



こちらの歩道には目立ったゴミは落ちていません。ゴミ箱を写真撮影している私に不思議そうにブカレスト市民が尋ねます。
「君、何ノ写真ヲ撮ッテイルノ？」
「ゴミ箱ヨ。オカゲデ、ビューテイフル・ブカレスト！」
～通行人もにっこり。街角が綺麗になって喜ばない人はいません。
　

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