ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

サン・ジョルジュ・ハーフマラソン

2007-07-28 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


昨年に続いて2度目の参加、ブカレストから北方へ約200キロ、スフィントゥ・ギョルゲ(=サン・ジョルジュ、は英語式の発音)という街でのハーフマラソン。ハリギタ地方の小さな街ですが、街をあげてゴミと野良犬を排除、とてもきれいな街並みを誇っています。

ハリギタ地方はハンガリー人が多く住んでいることから、ハンガリー語(マギャル)スピーカーも多く、看板にはルーマニア語とハンガリー語が併記されています。マラソン大会でいただいたチラシもハンガリー語。これはまったく判りません??
 
距離的には約200キロですがルーマニアの国鉄事情により直通電車で3時間半以上かかります、というわけで前日入り。宿舎は主催者手配のハイスクール。夏休み中の高校の空き教室にベットを並べ、宿泊所として開放されています。昨年泊まったハイスクールはルーマニア式の高校。今年の宿はハンガリー式の高校。書いてある文字、これもわかりません??
 


写真は高校内廊下のキャビネット。数々の賞状(=ディプロマ)・メダルとカップ、写真、高校生達の栄光の軌跡です。
 


レースは当日受付のみ、参加費5レイ(=約250円、保険代と諸経費に充当、とのこと)、それと宿泊費の15レイを一緒に支払ってナンバーカードをもらいます。写真は受付テーブルの前に下げられた完走者メダル。

コースは街の中心部を使っての周回コース、周りは丘に囲まれていますがここらあたりはフラット。昨年の7キロ余のコースを3周回するハーフマラソンからコース変更、3.5キロ余のコースを6周回となっていました。



・・・出走前にコース説明があったのですがルーマニア語とハンガリー語、どっちみち判らないのでよく聞いておらず、スタートしてから「あれ、折り返し点、昨年よりもずっと手前?」、と思っていたらスタート地点に戻ってきて1周回約16分余り、「ああ、これを6周するんだ。」と納得。
 
とまあ、のんびりスタートしたハーフマラソン。今日の目標は「目一杯走らないこと。」、順位に気をとられずにペース走に徹すること。というのは来週に46キロスーパーマラソンを予定していて、今日、全力で走ってしまうと疲れが残るだろうからです。
 
う~ん、でも二十歳代前半の若いランナーが飛び出していきました、すらりと脚も長く、一緒のチームなのか男性ランナーとしゃべりながら1キロ4分半のペースです。わたしにとってこれ以上速く走ることは出来ません、今日の目標は1時間35分。昨年、身体の動くままに走り始め後半失速、1時間32分で走り終えたものの疲れが残ってしまいました。
 
1周回を終え、脚は動きます。スロースタートしたので呼吸も楽です。2周目に入ったところで若いランナーに追いついてしまいました、しばらく追走、でも、体が動いてしまいます、前へ出てしまいました。前へ出たところで、意外と彼女の呼吸が荒いことを確認、しゃべりながら走っていた男性ランナーも3周回目に入る前にどこかへ消えてしまい、前に私、後ろに若い彼女、そのまま3周回目を終えました。
 
4周回目に入った直後、距離的には道中半ば、10キロあまり、勝負どころを感じた私は少しだけスピードアップ。これで彼女が付いてくれば私に勝機はありません、目標は1キロ4分半よりも速く走らないことなのです。ほどなくして彼女の気配を感じなくなり、安心して自分のペースで走ることが出来るようになりました。
 
折り返しのあるコースなので後続との差を確認できます、5周回目で独走態勢を確認したわたしは、少し足も重たくなってきた6周目をクーリングダウンに徹しました。1時間36分、来週の46キロマラソンに向けていい練習が出来たようです。


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