街角でデジカメで写真を撮っていると時々、「ボクノ写真ヲ撮ッテ！」と少年が寄ってくることがあります。その場所は公園であったり、人の集まるイベント会場であったり、路上であったりいろいろ。お母さんと一緒のときもあるし、少年達だけのこともあります。屈託のない笑顔なので2～3枚とって液晶画面で見せてあげるととても嬉しそうにうなずいて「アリガトウ！」と言ってくれます。
先日も統一広場近くで写真を撮っていると
「ボクノ写真ヲ撮ッテ！」
「エ？ナンデ？」
「ボク、一人デ撮ッテ欲シインダ。」
「ドコデ？」
「ココデイイヨ。」～少年がポーズを取ったのはなんの変哲もない通りの片隅。
「ハイ、撮ッタヨ。」
「ジャア、次ハ僕ガ撮ッテアゲル、オ姉チャン、一人デ。」～と、カメラを貸せ、というジェスチャー。
あ～、そういういうことだったんだ～、そんな子供だましの手に乗りません！アッカンベーをして得意のランで逃げ去りました。人通りの多いところでよかったです。力づくでなくてよかったです。相手が子供でよかったです。でも要注意、要注意。
家に帰ってポリスマンのマイダーリンに報告。「14歳未満ノ子供ハ逮捕サレナイカラネ。親ガ取ッテコイ、ト言ッテイルカモシレナイヨ。14～18歳未満デモ罰ハ半分ニナルノサ。」～4月上旬に起きた幼女誘拐殺人事件の犯人は17歳でした、1ケ月ほどその後の経過で新聞を賑わしていました。少年犯罪の行方、罪と罰はどうなるのでしょう。
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