ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

日本・日本語への情熱

2017-09-08 | ルーマニア・わたしの日常





Ce minunata!!
Din eleva mea de limba japoneza.

13歳のアディナちゃんは、日本に興味を持ち始め、自分で日本語を勉強し始めました。彼女が始めたのは、まず平仮名を覚えること。5週間でほぼ、平仮名をマスター。ノートにぎっしり書き込まれた平仮名、そして関連する単語や会話文など、ネットから拾ってメモ。



それを見たご両親が、「これは先生を探さなくてはならない。」と、リサーチ。お父さんが、ラン仲間の仕事の同僚だったことから~「ヒロコという日本人がいるよ。ASE大学で日本語を教えている。」と紹介してもらい、早速レッスンスタート。



彼女の学習欲は尽きず、文法本の始まりのほうのレッスン「これは赤い花です。」などでは満足しそうになかったので、いきなり動詞から入りました。

学校で使う身近な会話例として、「トイレに行って、いいですか。」、ここから、「~に行って、いいですか。」

ルーマニア語では、この会話の場合、「~に」に当てはまるのは、「la」と「in」がありますが、日本語では「~に」。「~へ」を使う場合もあるけれど、なるべくシンプルに、「~に」だけを使って。

「フランスに行って、いいですか。」~「はい、どうぞ、どうぞ。」
フランスは一番行ってみたい国だそうです。やっぱり花の都、パリ!

そして、ここから「動詞+て」形のヴァリエーションです。つまり、「~て、いいですか。」
「水を飲んで、いいですか。」~「はい、どうぞ。」
「ウォッカを飲んで、いいですか。」~「いいえ、いけません。」 

彼女の表現してみたい動詞をルーマニア語で言ってもらい、一つずつ日本語に直して、辞書形(=辞書に載っている形)と「~て」形を教えました。

「先生、『泣く』は何と言いますか?」~「泣く、泣いて。」~「先生、泣いていいですか。」~「はい、どうぞ。」
「先生、『殺す』は何と言いますか?」~「殺す、殺して。」~「先生、殺していいですか。」~「いいえ、いけません。」

いろいろな動詞を思いついて、表現はどんどん広がり、次々とローマ字でノートに書いていきます。これらを平仮名表記にするのが、宿題。毎回10ページ以上に渡るレッスンです。



彼女の夢は、「いつか日本へ行ってみたい」。お父さんも、革命直後の数年間、ナショナル(松下電器)・ルーマニアに勤めていたこともあり、家族で日本ファン。(パナソニックと名前を変えてから、2000年代の初めのころに、残念ながら、パナソニックはルーマニアを撤退しています。)



一番上のイラストは、アディナちゃんが宿題のついでに1時間ほどで書き上げたもの。小さなフィギュアは、日本からの取り寄せ~アニメ「ヘタリア The Beautiful World」より。



「ヘタリア」って何?、私も初めて知りました、こちらから。


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2 Comments

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Unknown (アイロンマン)
2017-09-09 17:16:29
アディナちゃんの向学心、すごいですね!
負けないように頑張ろう。
アニメはギブアップです!笑
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アイロンマンさんへ (マドモワゼル・ヒロコより)
2017-09-10 23:53:42
先週のレッスンでも、一通り体の部位の名称(目、耳、膝、足首、など)を教えていたら、「まつ毛は何というの?」「眉毛は?」と、どんどん細かくなっていきました==。

ルーマニア語で私の知らない名称がたくさん出てきたので、私もメモして覚えるところです=
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