ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

日本語ガイドツアーに出発する彼女へ

2017-09-28 | ルーマニア・わたしの日常

(一番の名所の一つ、シナイアのペレシュ城、秋の始めに訪れた時の一枚)

日本語堪能で、日本語通訳もされているルーマニア女性の友人が、観光会社に就職し、日本人団体観光客を引率して初めてのガイドツアーに出ることになりました。各地の観光名所で、説明するべき事柄がいっぱい~会社から資料を渡され、これ、全部間違いなく言えるかしら、と不安な彼女。

私も人と接する似たような仕事をしていたことがあるので、初めてのガイドツアーに向かうときのちょっと不安な気持ち、判ります!

ルーマニアの歴史や地理や観光案内など、たくさんの資料があると思いますが、それらを正確にお客様に伝えることよりも、もっと大事なことは、お客様に楽しく旅をしてもらうこと。ルーマニアに行って、楽しかったな、と思ってもらえること。


(観光名所、ブラン城、ドラキュラ城としていつも賑わっています)

そして、楽しいという雰囲気を作るのは、通訳ガイドのお仕事です。観光案内を正確に全部話そうと思うと、緊張して笑顔が無くなることもあります。これは、本末転倒。それに、お客様が「聞く」だけになってしまっては、楽しい雰囲気は作れません。

お客様と、できるだけたくさん、会話をしてあげてほしいです。ヨーロッパ方面でも、フランスやイタリアではなく、ルーマニアやブルガリアまで足を延ばそうというお客様は、たいへん、旅行がお好きな方々ばかり。いろんな所へ既に言っておられると思われます。旅自慢の方々が多いので、つまり、お客様自身が、お話し好きな方が多いと思われます。

「会話」はすなわち、通訳ガイドとお客様をつなぐ一番の手段。「観光案内」だけでは一方通行になりがちなので、お客様からもいろんな話を聞き出してあげてほしいです。

「あのガイドさん、日本語でいろいろ説明してくれた。」よりも、「あのガイドさん、説明もしてくれたし、私たちといろんな会話もしてくれて、すごく日本語が上手だった。」が、一番印象に残ると思います。


(雪のブラショフ、トゥンパ山からの眺め、今年4月22日の予想外の市街地積雪)

初めてのガイドツアーが終わったら、ぜひ、彼女から、話を聞いてみたいものです、どんな苦労話が飛び出すやら~♪


追記:
「ヨーロッパからのお客様は、ヨーロッパの歴史を良く知っている人も多いので、ルーマニアの歴史を説明するとき、間違ったことを言っては大変。おまけに細かく質問が来るかも。でも、日本人のお客様は、ヨーロッパの歴史にそこまで詳しくない人が多いので、一通りを説明すればいいから、ちょっと気が楽。」とも、言っていました、彼女。楽しいガイド旅行となりますよう。


ランニング部門⇔⇔⇔海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑



最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アイロンマン)
2017-09-29 08:09:58
確かに、海外へ行ってガイドさんに説明してもらってもその内容はすぐに忘れてしまうけど、説明と関係ない会話をしたことはすごく印象に残るね!
返信する
アイロンマンさんへ (マドモワゼル・ヒロコより)
2017-09-29 13:26:17
ですよね=。

だから、楽しい旅というのは、やっぱり人とのふれあいなのです。素晴らしい世界遺産をめぐるときでも、一緒にいた人たちとの楽しい雰囲気のほうが、印象に残ると思います。
返信する

post a comment