野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



現在、海遊館では「ぎゅぎゅっとキュート」という小さな魚の特別展示コーナーがあります。

オオウミウマというタツノオトシゴの仲間

オオウミウマの拡大

人気のクマノミは、小さ過ぎてなかなかピントが合いません。

左のクマノミにピントがきましたが、それでも甘いですね。

チンアナゴとニシキアナゴ

こちらも小さくてピントがきません。

ハリセンボンの幼魚は「ぎゅぎゅっとキュート」な仲間よりの比較的大きいのでピントがきました。

ハリセンボンが笑顔となっているように見えませんか?



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西郷隆盛(1828〜1877年)の従弟(父親同士が兄弟)だった大山巌(1842〜1916年)の次男、大山柏(1889〜1969年)の随筆に隆盛の嫡男・西郷寅太郎授爵のことが出ていましたので枚岡山展望台からの眺望と一緒に紹介しましょう。

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」には隆盛の最初の妻として須賀(ドラマでは橋本愛)、次が1859年に奄美大島で娶った愛加那(1837〜1902年・二階堂 ふみ)、三人目が1865年に薩摩に戻って結婚した正妻イト(1843〜1922年・黒木 華)が登場しています。

隆盛は、愛加那とイトとの間にそれぞれ子供を作っていますが、愛加奈との間の庶子が西郷菊次郎(1861〜1928年・2代目京都府市長)、正妻イトとの間の嫡男が西郷寅太郎(1866〜1919年)です。寅太郎はドイツに13年間滞在してドイツ士官学校を卒業、1892年(寅太郎・数え年27歳)帰国して陸軍士官となった人物。・・・花園ラグビー場

帰国から10年後の1902年・明治35年(寅太郎・数え年37歳)、父の維新時の功績で嫡男寅太郎は侯爵に列せられ、体面を維持するための金一封(5万円)が下賜されることとなりますが、ある宮内省関係者から異論が出ています。

その異論とは「西郷は子孫に資産を残していません。寅太郎も陸軍給与だけで倹しく暮らしており、5万円の御下賜金では到底侯爵の体面を維持できない故、今少し爵位を低くして戴きませんと体面維持は困難かと」と言上したこと。・・・あべのハルカス(高さ300m)は、枚岡山展望台より高い

しかし明治天皇はこの言上を聞くや否や「さすれば爵位はそのままで下賜金を倍にしてつかわせ」と即答、前例を破って寅太郎侯爵に限って10万円が支給されています。明治天皇が大西郷の功績を高く評価していた証拠でしょう。・・・南港コスモタワー

当時、西郷寅太郎一家は間口4間(約7m)くらいの粗末な二階家に母親(イト・当時60歳)と同居していましたが、授爵のことが新聞報道された翌朝、上品な老紳士が贅沢な2頭曳の馬車で西郷家を訪問しています。・・・あべのハルカスのアップ

玄関も無い粗末な家で質素な未亡人(イト)が慎ましやかに挨拶すると「これで私も安心仕りました。まるで肩の荷を一時に下したような晴れ晴れとした気持ちになりました。本当に心からお祝い申し上げます」と丁寧に言上したといいます。・・・大阪梅田方向

その紳士こそ、34年前に西郷隆盛の奔走によって命を救われた恩義を忘れなかった、徳川15代将軍徳川慶喜(当時66歳・実は前日に寅太郎と同時に公爵を授爵)その人だったのでした。・・・左の白いビルは阪急百貨店中央がグランフロント

参考文献:金星の追憶 回顧八十年 大山 柏著



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生駒山の麓にある枚岡山展望台から西側に広がる大阪平野のパノラマです。

コスモタワーのある咲洲方向、右端に通天閣(高さ108m・HITACHIのマーク)が写っていました。

中央やや左の黒いビルは北浜タワー(209m)、その右は関電本社、フェスティバルタワー(199m)など中之島の超高層ビル群です。

大阪ビジネスパークとその背後の梅田の超高層ビル群です。

梅田の超高層タワーマンション群、左にHEPFIVEの観覧車も見えています。

左のビル群が梅田、右側にある緑地は鶴見緑地公園でしょう。

望遠レンズで拡大すると鶴見緑地の「いのちの塔」が何とか判るので間違いないでしょう。

さらにその右側(北)には大阪メトロ「大日駅」近くにある3本のタワーマンションも見えていました。

こちらは大阪平野の南側、羽曳野市方向ですが、超高層ビルは少ないようです。



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ある天気の良い日、大阪港の入り口で釣り人の手前でジャンプするボラを見つけました。

釣り人とジャンプするボラが同じフレームに入った写真は少ないかも知れません。

そこで少し時間をかけ、ジャンプしたボラが釣り人と同じ大きさとなるシーンを狙ってみました。

左端に釣り人が入るようにフレームを決め、ボラがジャンプした瞬間を狙いますが、やはり釣り人の方が大きく写ります。

下の写真のボラは釣り針に掛かった訳ではありません。たまたま釣り人がリールを巻く瞬間にジャンプしただけ。

大阪港に入る大型船が通過すると、その前でもボラがジャンプ

釣り人のすぐ横でボラがジャンプしましたが、これでは小さく写ってしまいます。

このフレームで尻尾を巻いていなければ、釣り人と同じくらいの大きさに写っていたかも。

釣り人の足下でジャンプするボラはどうしても小さく写ってしまいますね。



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6月と7月は渡り鳥が渡来してこない閑散期です。そこで生駒山散歩をしようと枚岡神社のある枚岡まで電車で移動、枚岡展望台まで行ってきました。・・・枚岡駅の裏は海抜86mくらい(地理院地図)

枚岡神社の左手にある登山道を登る途中、アジサイが咲いていました。

右手のなるかわ園地の方向が枚岡展望台

色付きはじめたアジサイが眼を楽しませてくれましたが、登山道はかなりの急勾配でした。

登山道で見かけた模様の美しいチョウはクロヒカゲ(たまたま持参していたマクロレンズで撮影)

もうじき枚岡公園展望台

約1時間かけて到着しました。標高は286m(地理院地図)。NETで検索すると260mとあるのでそちらが正解でしょう。

枚岡神社の裏手にある小高い丘のようになっていて、大阪平野が一望できます。展望台の素通窓越しに、大阪平野を見ると額縁に入った写真のようです。

枚岡山展望台からの風景という案内看板があり、ここから見える高層ビル群の場所を教えてくれました。



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入館券の発売をオンライン限定WEB時間指定券として、時間あたりの入館人数を制限している海遊館に行ってきました。

入館制限のせいでコロナ騒動前はいつも混雑していた海遊館がかなり空いていました。

従って、太平洋水槽の人気者ジンベイザマを、ゆっくりと見ることができました。

マスク姿の子供がチラホラ

ジンベイザメの眼は小さい

イトマキエイの眼は、左右から突き出た角のような部分の先端に付いているようです。

イカの水槽

水槽の中が暗くて、なかなかピントが合いません。

イワシの回遊水槽もなかなかピントが合いませんでした。



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海遊館では魚だけでなく海に住む鳥の展示もしています。

こちらはチドリ目ウミスズメ科のエトピリカ(全長39cm)。北海道東部の小島で10数つがいが繁殖している珍しい鳥です。・・・眼の虹彩は濃い茶色

エトピリカの仲間には、目の上に角状の黒い突起があり腹部が白いツノメドリ(全長38cm)が知られていますが、海遊館にはいません。

ペンギンの仲間ではコウテイペンギン(130cm)、オウサマペンギン(95cm)に次いで3番目に大きい。ジェンツーペンギン(91cm)・・・眼の虹彩は灰茶色

ジェンツーペンギンはペンギンの仲間で最も泳ぐのが速く、最高時速は時速35kmに達するとか。

オウサマペンギン(別名キングペンギン)の遊泳速度は、平均時速8.4キロメートルとゆっくり。眼の虹彩は灰色

同属のコウテイペンギンと比較してより深く潜水する傾向があり、水深220メートル以上まで潜水することがあり、最深潜水記録は344.4メートルまで平均7 - 8分の潜水を行うそうです。

イワトビペンギン(全長58cm)は、他のペンギンのようによちよちと歩かず、(スズメのように)両足を揃えて飛び跳ねながら移動するので「岩飛びペンギン」とされたようです。・・・虹彩は薄い茶色

イワトビペンギンは、飛び跳ねるようなしぐさや、鮮やかな飾り羽で人気があり多くの水族館で飼育されていますが、ペンギンの中ではやや攻撃的な種類とか。



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公式HP<オンライン限定販売のWEB時間指定券を事前にお買い求めください>に従って、WEB指定券を購入、6月第1週に海遊館に行ってきました。・・・海遊館の見学は太平洋を一周するルートとなっています。

最初のトンネル水槽

エスカレーターロビー

コロナ前には混雑していた記念写真撮影ポイントも空いていました。

アシカへの餌遣りシーンも混雑なしで見ることができます。

海遊館の水槽は暗いので、中を泳ぐ魚をちゃんと撮影するのはテクニックが必要です。・・・アマゾン水槽の魚

魚は常に動いているのでシャッタースピードを落とて撮影するとブレてしまいます。・・・アロワナとピラルク(下)

またシャッタースピードを上げると、ISO感度が上がってザラついた写真となります。・・・大河アマゾンならでは巨大な淡水魚

狙った魚の動きに合わせてカメラを流しながら撮影すれば良いのですが、カメラと魚の動きがシンクロしないとやはりブレてしまいますね。・・・ピラニア水槽



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6月1日より営業再開している海遊館に行ってきました。

海遊館HPには<大阪府が緊急事態宣言の区域から解除されたことを受け、府の定める感染拡大にかかる標準的対策に対応した準備を整え、2020年6月1日(月)より、時間あたりの入館人数を制限して営業を再開します>とあり

<営業時間は当面の間、11時~18時(最終入館17時)までの営業とさせていただきます。(従来は10:00~20:00)>

<お客様同士が1~2mほど離れてご観覧いただけるよう、入館券はオンライン限定で購入できるWEB時間指定券のみ販売し、時間あたりの入館人数を制限させていただきます>

<年間パスポートを持っている方は、事前にWEB時間指定券(年間パスポート用)をご予約ください。入館の際は、WEB時間指定券(年間パスポート用)と年間パスポートをあわせてご提示ください>

<65才以上のお客様にはシニア料金(2,200円)がございますが、一旦、WEB時間指定券をご購入いただき、お手数ですが海遊館入口の改札にてお申し出ください>

<チケット画面とあわせて年齢を確認できる証明書(運転免許証や保険証など)をご提示いただきますと、差額(200円)を現金で返金させていただきます>

<2歳以下のお子様は、入館人数の制限に含めておりません。また再入館のお手続きが人と人の接触の機会となってしまうことから、再入館制度を休止いたします>ということを確認してからWEBチケット購入し、入館しました。



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近所の干潟に渡来したオオソリハシシギ(右・全長39cm)とキアシシギ(左手前・25cm)です

アメリカの図鑑には、3種のオオソリハシシギ(Barーteilled GodwitとAsiatic GodwitとMarbled Godwit)が記載されています。

このうち日本へ渡来するのはBarーteilled Godwit(全長37~41cm)で、成鳥の夏羽(繁殖羽)は写真のように褐色、幼鳥や冬羽(非繁殖羽)は褐色がかなり薄く、モノトーンに近い色になります。クチバシの長さは7.5~10.8cm(メス)

繁殖地はアラスカからシベリア北部沿岸の東西に長い地域で、越冬地は東南アジア、オーストラリア、ニュージーランド。このオオソリハシシギは、これから繁殖地に向けての渡りを続けるのでしょう。・・・向こうは、繁殖地カムチャッカ半島に渡る途中に渡来したメダイチドリ

Asiatic Godwit(全長34~36cm)の繁殖地は、ロシアの中部からモンゴル北部辺り、越冬地はBarーteilled Godwitと同じ地域のようです。・・・向こうにメダイチドリ2羽とハマシギ1羽

北アメリカに生息するMarbled Godwit(全長42~48cm)は、夏羽と冬羽の差が無く、全身が薄い褐色で、翼の裏側も褐色です。チュウシャクシギ(全長42cm)とすれ違い

アメリカの図鑑でMarbled Godwitの写真を見ると、日本のオオソリハシシギよりクチバシが長く(メス・8.8~13cm)、その反りも大きいようです。

Marbled Godwitの繁殖地は、カナダ南部からアメリカ北部。越冬地はアメリカ南部から中米の沿岸なので、日本に渡来することは無いでしょう。

スカンジナビア半島や西ロシア北部で繁殖するオオソリハシシギ(Barーteilled Godwit)には、腰部と翼の裏側が白い亜種(コシジロオオソリハシシギ)がいて希に大阪でも観察されています。・・・翼の裏側がAsiatic Godwitのように白くありません。



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野鳥の飛び出し写真はいろいろ掲載しましたが、ボラの飛び出しを大きく写した写真はまだありません。

そこで、近くの海でその飛び出し大写しに挑戦してみました。

とりあえず、どこから飛び出すのかが判らないボラの飛び出しをじっと待ちます。

そのためには忍耐力が必要です。

そして飛び出したら、できるだけ素早くシャッターを切ります。

空中静止した状態を撮影したいので、シャッタースピードは1/2500秒としておきました。

晴天だったのでISO感度は250。これなら画面がざらつくことはありません。

野生の魚が水面下から空中にジャンプするのを大きく写すのは大変でしたが、何とか撮影することができました。

撮影スキルも少し必要ですが、最も必要なのは忍耐力ということが判りました。



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バードリサーチニュースの記事からコチドリ(全長16cm)の生態を紹介しましょう。<・・・>が引用部分

<コチドリは、基本的には一夫一妻。雄は(東南アジアから)3月頃に渡来し,すぐになわばり形成をはじめ、4月中旬-6月下旬に産卵する。雌雄ともに抱卵と抱雛を行う.同じ雌雄で複数年繁殖することもある>

<2017年に,長野県千曲川中流域からGPSで渡り経路を調べた研究から(Kasahara et al. 2020),秋の渡りは,日本の繁殖地を出発した後,中国や台湾を経由してフィリピンに南下し,ルソン島,ミンドロ島,ミンダナオ島と,広い範囲で越冬していることがわかった>

<春の渡りは,秋の渡りを逆になぞるように台湾や中国を経由して日本に戻った。繁殖地から越冬地に到着するまでの期間は32-136日で移動距離は3108-4226㎞だった>

<(越冬地などの)非繁殖期に最もよく利用された環境は水田で、コチドリの水田への依存度の高さは,気候変化や農地転換などで水田が減少すると,個体の生存率の低下などを通して個体群に大きな負の影響を与える可能性を示唆している>

<2020年3月現在,コチドリは,幸いにも,まだ日本の環境省やIUCNのレッドリストでは危惧種に指定される状況にはない>

<しかし,本種の将来的な減少リスクを軽減し,日本における個体群を維持していくためには,繁殖地としての日本の河川の砂礫地を維持することと同時に,渡り経路上や越冬地における水田の維持が重要であり,関係する国々との連携が求められる>

コチドリと良く似たシロチドリ(体長17cm)は、急速に渡来数が減少していて環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種です。

ところが環境書の2018年春の渡来数調査によれは、シロチドリ528羽に対してコチドリは382羽、日本への渡来数はコチドリの方が少ないのです。



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少し前の写真ですが、近所の干潟の上を飛行するシギチドリの紹介です。

大きいのはハマシギ、小型はトウネン

メダイチドリの飛行

メダイチドリの群れの中に小型のトウネンが2羽

下の写真もメダイチドリとトウネン3羽

メダイチドリが着地に向けて低空飛行

さらに高度を下げ

自然が破壊されつつある大阪市内では、もうじきシギチドリの群れをみることができなるのでしょう。



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コチドリのいる砂浜の沖では、ときどきボラが海面から飛び出しています。そこでその瞬間を撮影してみることにしましたが、これが至難の技。

海の中からボラがジャンプする場所が全く特定できません。

しかし、何とか頭部を出す場面から連続撮影することができました。

尻尾の付け根までジャンプ

全身が水面から出ました

推進力となる尻尾を空中でも大きく振って

こちらは別のボラジャンプを背面から

ボラが何故ジャンプするかという理由はよく判っていないようです。・・・着水



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近所の干潟でよく見かけるコチドリ(スズメよりやや大きい全長16cm)が左足で踏み切って飛び出す写真です。

昨日の記事で紹介したコサギ(全長61cm)よりずっと小さいので動きも俊敏、その飛び出しを狙うのは大変です。

うまく目にキャッチライトが入っていますが、ピントは微妙ですね。

これもピントが甘い。コチドリの翼の裏側は白。

羽ばたいた左の翼にピントがきました。

羽ばたいた翼を持ち上げる途中、今度は左足にピントが来ているようです。

翼を上に持ち上げていたので、コチドリと地面との高度が下がっています。

次の瞬間思い切り羽ばたいて高度を上げてゆきます。が、写真はピンボケに。

高度を確保して、波打ち際まで移動してきました。ここからは海面の上空飛行です。

 



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