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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



コジュケイの写真と一緒に日本野鳥歳時記(大橋弘一著)の文章を紹介しましょう。<コジュケイは小型のキジの仲間で、中国南東部に分布する留鳥です>

<本来の日本には分布せず、大正時代に愛知県、神奈川県などで狩猟用に放鳥され、自然に増えて各地に広がった外来種です>

<東北南部から四国、九州までの太平洋側の積雪の少ない地域に生息していて、伊豆諸島、小笠原諸島、佐渡などの離島にも見られます>

<市街地の公園などでも暮らしていて繁殖期には良く通る声で鳴き、姿は見えなくても鳴き声で存在をしることが出来ます>

<コジュケイが日本で放鳥されてから約100年ですが、日本の生態系にすっかりなじんだようです>

<生物多様性を損ねるものとして外来種の害が知られるようになっていますが、移入から100年以上を経たものは問題視されない傾向にあるようです>

<日本の場合、明治時代以前に放鳥されたものは移入の経緯が不明な場合が多く、原則的に在来種として扱われています>

<現在、害のある侵略的外来種の鳥としてはガビチョウ、ソウシチョウなど「かご抜け」で野生化したものが指定されています>

<コジュケイは、移入であることははっきりしていますが、在来の生態系に与える影響がどの程度か良く判っていません>・・・在来生態系への影響が判らないほど小さいということかも。

 



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