ササゴイは以前(5月25日)の記事で紹介したことがあります。そのときは比較的遠かったので、もっと近くから撮れる場所に行ってきました。
近くから撮れたので図鑑(日本の野鳥590・平凡社・以下同じ)の記述と今回撮影したササゴイの色を比較してみました。<・・・>が図鑑の引用
<ササゴイの成鳥は背や肩羽、頬から首、胸、腹にかけては青灰色。虹彩は淡黄色、眼先と足は黄色。繁殖期には眼先が青い婚姻色になり足は赤くなる>
<喉からは白い縦線が走っている。翼は雨覆いと風切りが淡紺色で白色の羽縁があり笹の葉の形をしている>
冠羽を立てたササゴイ<額から後頭と頬線が青味のある黒色で冠羽も同色>
ところが明るい場所に出ると<額から後頭と頬線が青味のある黒色、雨覆いと風切りが淡紺色>という部分が緑がかって見えます。
特に雨覆いと風切りはどうみても緑灰色です。
背景が暗いと雨覆いがより緑色に見えますね。
もっと拡大してみると、やはり緑色がかった灰色です。野鳥の色を言語で表現するのは難しいということでしょう。