野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



6月、7月は大阪に渡り鳥がほとんど渡来しません。そこでこの4月に渡来したオオソリハシシギの写真を紹介しましょう。

4月20日の朝、近所の公園の干潟に渡来したオオソリハシシギ2羽です。

オオソリハシシギは繁殖地(アラスカ、シベリア)から越冬地(ニュージーランド、オーストラリアなど)まで10日以上、1万キロを越える無着陸飛行をする鳥として知られています。

南の越冬地から北の繁殖地に渡る春も、1万キロを越える無着陸飛行をするオオソリハシシギは多いようですが、日本などアジアの東岸を中継地とするものもいます。

春に旅鳥として日本に渡来するオオソリハシシギは、秋に渡来するものよりも多い傾向にあるようです。・・・ゴカイをキャッチ

環境省の2019年の全国シギチドリ一斉調査記録によれば、渡来地47地点の渡来数は春912に対し秋313、秋は春の34%でした。・・・ゴカイを呑み込むところ。

春に中継地に立ち寄るオオソリハシシギも、秋には越冬地に直行するものが多いということでしょう。・・・右はチュウシャクシギ

ニューズウイーク日本版に<スウェーデン・ルンド大学の研究チームは2010年5月に「オオソリハシシギは長距離の飛行中、毎時、体重の0.41%しか消費しない」ことを算出>・・・オオソリハシシギに挟まれている中央はオバシギ

<オオソリハシシギが1万キロ以上もの長距離を飛行し続けることができる理由として「オオソリハシシギは、他の種の鳥に比べて、エネルギー消費が異常に少ない」点を指摘している>という記事がありました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )