大阪市内の公園の池に咲くハスを撮していると、ミツバチが飛来してきました。
ミツバチはゆっくりと飛行するので、比較的簡単に撮影することができます。
背後の白蓮の花の前を飛ぶミツバチを真横から撮ると面白い構図となりました。
坂本(京都学園大学)教授の「はち博士のミツバチコラム」によれば<ミツバチは花蜜ではなく花粉を求めてハスを訪れている>とか。・・・折角なのでもっと近くから撮影。
<栄養の面から言えば、蜜はエネルギー源となる炭水化物で、タンパク質や核酸は含まれません>・・・蓮の花の中心付近にアブ?もいますね。
<一方、花粉には生殖や子育てに必要な栄養素(タンパク質や核酸)が含まれています>・・・真横からの写真をもう一枚。
<従ってミツバチ達は、仲間を増やすために必要なタンパク質や核酸を求めて花粉集めをする>ということだそうです。・・・ミツバチの足には黄色い花粉の塊が見えます。
<女王蜂の食べ物ローヤルゼリーや幼虫の餌(蜂乳)は、花粉と(ハス以外の花からの)蜜を原料にして働き蜂が生産します>・・・これも真横から
坂本教授は<ハスは過剰に生産した花粉を受粉の返礼としミツバチに与えていることとなり、自然の妙に感嘆せざるを得ません>と書いています・・・花粉を一杯足に付けて飛ぶミツバチでした。