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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



大阪市内に渡来したハマシギです。

まだ、これほど多くのシギの仲間が大阪に渡来してきているのを知らない人が多いのではないでしょうか。

シギとチドリは、似ていて古くからよく知られていました。

江戸時代、チドリ格子というデザインが成立して今も続いていますが、その元となったのがハマシギ等の飛行姿でしょう。

かつては、こういう光景がありふれたものだったはず。

ところが近年、こういう野鳥の飛行姿を見ることができなくなってきました。

江戸時代、デザインを仕事にしている人々は、野鳥の姿を見てチドリ格子を考案しました。

デザインに影響するこうした自然が消滅すれば、日本人のデザイン力も衰退するということ。

大阪市内に残る野鳥の楽園は、何とか後生に残したいものです。



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近所の公園に行くと、いろいろな野鳥を近くから見ることができます。・・・ホオジロ

ホオジロは留鳥として全国各地に分布する野鳥です。

江戸時代には「ほほじろ」と呼ばれていたようです。

オオジロは、眼の下の頬に当たる部分が白ので室町時代以降「ほほじろ」(頬白鳥)と呼ばれていたようです。 

こちらは留鳥のイソヒヨドリ。イソヒヨドリは安土桃山時代には「いそつぐみ」と呼ばれ、江戸時代中期以降からイソヒヨドリとなったようです。

イソヒヨドリ♂の成鳥は、頭部から喉の部分がもっと青くなるので、これは若い♂でしょう。

留鳥のカワラヒワ。翼の裏側の黄色が鮮やかですね。

 

これも留鳥のハクセキレイ。セキレイの仲間は尾羽根の外側部が白いことが知られていますが、肉眼で観察するのはちょっと困難でしょう。

冬鳥として大阪市内に渡来する猛禽類のチュウヒです。



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