秋が深まるとシベリアなどの繁殖地から近所の公園に渡来してくる小型の猛禽類ハイタカ(全長♂32cm、♀39cm)です。
葦原に生息するオオジュリンなどの野鳥を狙ってやってくるようです。
ハイタカはオオタカとよく似ていますが、体が小さいこと、白い眉斑が細いことから識別できます。
オオタカでは、体下面の暗灰色横斑は本数が多く細くて、体下面がもっと白っぽく見えます。・・・ハイタカの飛び出し
距離が遠かったのでこれ以上大きく出来ませんが、ススキの群生の前を飛行するハイタカは美しい。
背の色が薄い茶色なので♀の若鳥かも知れません。
池の水面上を飛行
最長初列風切の暗色横斑はハイタカでは(先端部を含め)5~7本(下の写真では6本)なのにたいし、オオタカでは7~8 本、従ってこの個体はハイタカに間違いなしでしょう。
翼の裏面の鷹斑(たかふ)がきれいですね。