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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



リッツバリでの最終日には、ホテルの部屋でビールを飲みながら、のんびり過ごしたが、高級リゾートホテルに宿泊するのであれば、こういう過ごし方が正解なのであろう。



このバリ島で飲むビールはビンタンビールである。



ビンタンとは、インドネシア語で「星」のことらしいので、ビールのラベルにはサッポロビールのビンにあるマークと良く似た赤い星のマークが描かれている。



19世紀から1950年までオランダの植民地であったインドネシアでは、オランダに本社のあるハイネケン社が1929年からハイネケンビールの販売を始めている。



その後インドネシアが独立し、会社が一時国営化されたあとに現在のビンタンビール会社が出来たためにビンタンビールはハイネケンビールの味に良く似ているらしい。



最初の日、インドネシアを代表する熱帯のビールがどうしても飲みたかったので、わざわざタクシーで30分かけて街まで出てビールをまとめて買って来た。



このビールは、バリ島のスーパーではどこでも売っているありふれたビールであるが、ウブドにはそのビール会社が経営しているスーパーまであったのにはビックリした。

スーパーの棚



ウブドでは、フォーシーズンズホテルの快適なラウンジで、谷の向こうの熱帯雨林を見ながらビールを飲む機会があったが、忘れられないリッチなひと時であった。



熱帯のバリ島で飲むビンタンビールの味わいは、辛口であるが苦味が少なくスッキリとした喉越しで、ほのかな甘味があるが、缶に貼ってあるシールの意味が良く判らない。



当然、よく冷やして飲むと一段と美味いのであるが、アルコール度数5%という割には酔いの回りが弱く、2,3本飲んでも日本のビールのように酔うことがないのはどういう訳であろうか。

ジンバランのシーフードレストラン



最終日に行ったジンバランのシーフードレストランでもビンタンビールを注文して、インド洋に沈む夕日を見ながら食事をしたが、辛いインドネシア料理に良く合う美味いビールであった。


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