リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春来たりなば工事の季節

2019年01月25日 | 日々の風の吹くまま
1月24日(木曜日)。曇りのち晴れ間。何かぱっとしないけど、ロッキーの向こうは猛烈寒波だそうだから、文句は言えないかな。先週から5番アベニューで続いていた工事が、今日は角を曲がって6番ストリートの我が家の下あたり。市が光ファイバーを埋設しているようで、細い溝を掘るだけだからイライラするほどの騒音でないのが幸い。(低層階ではうるさいかもしれないけど。)

ニューウェスト市はいずれ市内全域に光ファイバー網を張り巡らせる方針で、我が家のあるマンションは建てたときに光ファイバー回線を導入済みだけど、周囲のオフィスビルがテナント誘致の条件を良くするために接続を申請したんだろうな。夏に2階から4階まで全てをまっさらにした向かいのオフィスビルは現在テナントを募集中だし、市としてはITビジネスを誘致したいところだし・・・。

川べりのダウンタウン地区では最大手の開発業者が43階と53階のタワーを建てることになっていて、すでに杭打ち工事の段階に入ったらしい。あの衝撃音は気にしないではいられないやかましさだけど、現場はそれほど近くないし、毎日長時間聞こえるわけじゃないのが幸い。主に振動式の杭打ち機を使って、特にうるさい衝撃式の機械はどうしても必要な部分だけにしているそうだけど、市役所にはやんやの苦情電話がかかって来て、業者共々対応に苦慮しているらしい。現場はタワーマンションが林立している地区で、3年前にも同じ業者がタワー2棟の建設を始めたときに想定外の杭打ち工事が必要になって、市役所では苦情の電話が鳴りっぱなしだったとか。地下駐車場の掘削を始めたら草分け時代の波止場の遺構に遭遇したためだそうけど、元々地盤が固いとは言えない川岸に40階超のタワーを建てようというのがそもそも無理なんじゃないかな。

夜にオフィスから川の方を見ると、夜間工事の照明が煌々と輝いていて、この照明にも苦情が殺到しているらしい。短期間で杭打ち工事を終わらせるべく夜11時まで作業をしているんだそうだけど、昼間は杭打ちの騒音や振動、夜は目が眩むような照明じゃあ近くに住む人たちはたまったもんじゃないな。それにしても53階建て!ワタシは高いところに上るのは大好きだけど、人間が蟻のように見えるような高さには住みたくないなあ。でも、我が家の視界にガラス張りのタワーが侵入して来ても、遮る川向こうの景観はつまんない産業団地だから、まあいいや。